げんきくんのわくわく日記

グリーンコープひろしまの活動報告ブログです。
いろんな行事の報告、おすすめレシピ等々、
お伝えしていきます!

チョコレートワークショップ

2018-10-11 11:38:20 | 福山支部くらし委員会
2月6日、子どもキッチンひろば♡ゆめはっぴの方を講師にお招きして、パプア産カカオでチョコレート作りをしました

会場に入ったとたんカカオのいい香りが広がっており思わずにっこり
まず、カカオ豆を煎って、殻を剥き、すりつぶして「カカオニブ」にする工程を行いました



時間をかけて行くとカカオマスになるのですが、当日はそのカカオニブを出来上がったチョコの上にまぶしていただきました。
また、殻はお茶にしていただきました。ほんのりココアのような香りがしてとてもおいしかったです。カカオは捨てるところがないんですね

カカオニブからの工程を省いたココアバター(カカオバター)とカカオマスを使ってミルクチョコレートとビターチョコレートを作りました。



この状態で味見をしましたが、カカオの味のみで、なんだか薬のようでした。チョコレートの甘さは砂糖だけなんですね。
自分で作ると砂糖がどれだけ入っているかも良く分かります。
この行事では、同じく民衆交易のマスコバド糖を使いました

なめらかで香りのあるチョコレートにするためにコンチング(錬ることを繰り返す)を行います。温度を調整し、ココアバターの結晶を安定させる調温(テンパリング)も大切です。細かな温度調整が成功のカギ!!つややかなチョコレートになっていればテンパリングがうまくいった証拠です





コクのあるカカオの味に、上にまぶしたカカオニブは香ばしく、とても美味しかったです。すぐに食べられますが、冷蔵庫(野菜室)で2週間ほど熟成させるとさらに美味しくなるようですよ!(我が家では熟成を待てませんでしたが・・・

そして大切なお話。
みなさんの大好きなチョコレート原材料のカカオには、児童労働、不均衡な貿易などといった問題が隠れています。グリーンコープの民衆交易では、適正な価格でカカオを仕入れ、現地の方々の経済的自立の支援になっている、と学びました。



試食では同じく民衆交易品の東ティモールブレンドコーヒー、パプアチョコカスタードクリームのシュークリームをいただきました。
こうした民衆交易品を買うことで、現地の方々の支援もしているのですね。そう思うとチョコレートの味もひとしお・・・

チョコレートについて、児童労働について、環境について…など、もっともっと考えていこうと思った一日でした

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