マルメゾンの庭から

都会における田園生活のようすと工夫。

今年もばらが咲きました

2018-05-31 21:09:46 | 庭仕事

今年もバラの季節がやってきました。毎年もう見飽きたといわれそうですが、毎年咲かせるのもたいへんなので見ていただければ幸いです。ばらはダメになるのも早いので安心できません。昨年あんなによく咲いていたのにと思っていると突然枯れてしまったりとかはよくありますので安心できません。

毎年おなじみのスパニッシュビューティです。毎年毎年よく咲いてくれるので助かっています。昨年から育ちがよくなって鉢植えなのにとても大きくなってたくさん咲いてくれるので本当に良い品種です。古いけど良いものなのでロングセラー品種です。バラの品種は本と同じく毎年多く出回るので入れ替わりが激しく気に入った品種でもすぐにすたれて買えなくなったりすることが多いです。名花でも買えなくなることは多いのです。でもこのスパニッシュビューティはずっと残りそうです。

アップにするとこんなです。本当にきれいなピンクが濃淡になっていて白っぽい~濃いピンクの幅になって本当に美しい。形もフリフリ、しかも花弁はばららしく刻みが入っています。刻みがないほうが普通なのでそういうところもかわいいです。

上の写真はミニバラのフェアリーです。小さな八重咲きの薄いピンクの花がたくさん咲きます。実際には花はかなり小さいです。でも木は元気に伸びて写真の通り広がって育ちます。大きな鉢ならどんなに見事だろうと思いますが我家の鉢はできるだけ小さくが決まりなので想像するしかありません。

ピンクといってもこのように濃いピンクもあります。花びらの数も多く花も大輪で華やかです。今年初めて咲いてくれました。頑張ってくれてうれしいものです。いわゆるオールドローズで木が大きければかなり見ごたえがあるだろうと想像できます。まだまだ木が小さいですが将来楽しみです。大きくなる木ですのでおき場所に困りそうです。

 


夏のばら

2017-08-12 16:59:10 | 庭仕事

ばらは暑さに弱く夏にばらは咲かせないのですが今回はどうしても花が見たくて咲かせてしまいました。ピースといって大好きな花です。いまでは古い品種となりなかなか売っているのを見ません。名花なのでたまに売っていますがばらは流行に左右させるため古くなると市場から姿を消してしまいます。インターネットで探して買うようなことにもなりかねません。ぐうぜん「あらかわバラの市」で売られていたので即買い。この市のいいところは古い品種と新しい品種と両方が売られていて探す楽しみがあることです。売値も安いので朝早くから順番待ち。やっと入ったころにはほしいのがとられてなんてことはよくあることです。

うちではあまりよく育っていないのですがそれでもこの美しさ。さすが名花です。咲き進むと切り花と違い形は崩れてきますが大輪になりそれも見事です。下図のようになります。 巻き巻き君もいいですが色が少しずつ変化していくのも咲いているばらならこそです。切り花はあまり変化しないうちに枯れてだめになっていきます。

鉢を新しく買ってついていたつぼみが咲いたのですがこれは本当の花ではなく、どうしても家ではどのように咲くのか見たくなったのです。ばら写真は多いですがいつもあのようにきれいに咲くわけではありません。つぼみの時はきれいに渦巻にまいていたのに咲くと平べったくなったりまたは芯がみだれてぐちゃぐちゃになったりスポーツとおなじでコンディションにより形が変わることは多いものです。ということでうちにおいたら果たして写真のように咲くか見たかったので夏にもかかわらず2番花を咲かせてみました。結果は下の通り。種類はストロベリーアイスといいます、いちごアイスですね。可憐です。フロリバンダ(中輪裂き)なので香りはありません。なぜフロリバンダには香りがないのでしょうか。不思議でなりません。バラはすでに多くのものを持っているので欠点も少し残したのでしょうか。香りがないのはいたい。

花びらの数が少ないのですぐに平たくなってしまいます。上のピースと違ってボリュームもありません。しかし可憐な花が多いです。ちょっと庶民的な。豪華さというよりカジュアルな感じ。同じばらでもこのようにいろいろあるのがいいですね。今度は秋まで休ませるつもりです。


夏の花と野菜

2017-07-24 18:34:22 | 庭仕事

今年はちょっとした理由のため農?作業が遅れがち。時間は取り戻せないが植物は忠実に育ってくれている。モチベーションが下がっているうえに数が多いのが原因だがいまさら減らすこともかなわず苦心しています。そういいながら今年も新しいものに手を出し失敗。ズッキーニを植えたが花が咲くばかりで実にならずがっかりしている。ろくに勉強もせずいきなり植えるものだからうまくいくはずがないとおもうがビギナーズラックをあてにしてまずは植えてみた。なぜ身にならないかは不明。花は咲く。咲いてはしぼむの繰り返し。今はもうあきらめている。花は利用価値がある。天ぷらまたは素揚げにできるのだ。

 天ぷらつながりで言うと今年もしそを植えましたがすこぶる元気がいい。大きさが20㎝にもなっています。しかもフリルになっているため柔らかい。数も取れるしやはり日本のハーブの代表ですね。香りだけでなく菌を抑える効能もありおすすめです。 天ぷらにするにはもう少し分厚いほうが作りやすい。涼しくなってくると葉も固くなるのでその時に作るとよいでしょう。

夏の花というと球根にいいものがあります。ゆりとカラーです。とくにゆりは日本にいいものが集中しているので花の代表です。日本はユリ王国なので国花にしたいくらい。フランスも王国のころは紋章になっており様々なシーンでデザインが使われました。日本でももっと生活に取り入れてもよいと思います。

上記はオリエンタル種の赤いユリですが環境の悪さによりちょっと色が抜けてしまいました。でも大輪4輪がつきいい香りを放っていたので見どころがありました。おしべの先は花粉が花を汚すのでとってしまっています。昨年は白とピンクでしたので赤もいいなと思います。ゆりも大好きですがうちのように環境がよくないときれいに咲きません。自然がちゃんとまもられていて環境が整っているところで初めて真価を発揮するのです。デリケートな植物なのですが弱いのではなく正しい在り方を示しているのです。最近は丈夫なバラがもてはやされその方向へと進化を遂げていますが環境の良しあしを計るには向いていないと思います。かといって進化を否定しているわけではないのですが丈夫さ華やかさが追及される陰で弱いが故に美しいばらがたくさん消えていきました。

これはおなじみの黄色いカラーです。今年は植え替えをして1鉢が3鉢に増えましたが球根が小さく花数は増えませんでした。3鉢に何本ものカラーが立つ姿はきっと壮観でしょう。ユリやカラーは背が高いのでさくと目立ちます。球根が大きくなりカラーの群生が見たいものです。


連休中はおでかけしましたか?

2017-05-07 11:12:44 | 旅行

今年のゴールデンウェークは理想的に連続したのでよかったです。おかげでお出かけもできたし、のんびりと惰眠をむさぼることもできたしたくさん食べたしということでめでたしめでたしです。今年は1月からいろいろとありブログをやるゆとりがなく寂しい思いをしておりましたが連休でとりもどすことができました。

冬にも行ったのですがまた横浜へ行ってきました。天気が良くどこへ行っても人の波で通行もままならないけど行ってよかったです。定番ですが中華街、元町、港の見える丘公園、外人墓地、赤レンガ倉庫へ行ってきました。港の見える丘公園はこの季節最高です。公園やその周囲は山の手地区で山になっており大変見晴らしがよいと同時に庭に囲まれた感じで植栽が多くきれいでした。バスで行くとイギリス館前でおりますのでそのまま中へ。英国総領事公邸としてのたてものです。あまり大きくはないのですがきれいでした。奥の部屋では午後のコンサートに向けて5人の弦楽奏者がリハーサルをしており幸運にも公開中でした。コンサートにはいきたいのですが午後の開催時間までは待ってはいられなかったしリハーサルは本番さながらでしたので満足。古い洋館にクラッシック音楽はいいですね。イギリス館のまわりは開かれた空間で山手111館や大佛次郎記念館、神奈川近代文学館、ローズガーデン、展望台、足を延ばして、フランス山まで地続きなので丘の上をずっと歩くことができます。館ごとに仕切られていないので人が多くても分散してゆっくりと季節の花を眺めることができました。ひとつ残念なのは木ばらが多くほとんどがつぼみ。せっかくのバラ園は緑一色でした。つるばらやオールドローズが植えてあれば早く咲くので見ごろだったはずですが残念です。その代り木バラの場合咲くと立派なので見ごたえがありますあと1.2週間先がいいでしょう。植栽が見事でイギリス風デザインが多いです。

展望台は人が多く景色より人を見に行った感がありますが海はきれいでした。みなとみらい地区といってホテルや高層建築・美術館などがある地区が写っています。ベイブリッジも海に生えてきれい。午前中陽光の中一番いい季節に来たなと思いました。他にNHkで用意した植栽もあり花々に迎えられた公園でした。

次に行ったのが外人墓地です。公園から山手本通りからは真正面で距離も近いためいってみました。土・日・祝は有料で見学できます。意外だったのは新しい墓石もありすべてが古いわけではなかったことです。端の方は丘の斜面に面しているので高底差があります。始まりはペリー来航の時の亡くなった外国人を葬ったことからだそうです。資料館があるので誰が葬られたかわかるようになっているので探すのも興味深いかもしれません。

さてそろそろおなかもすいてきたので元町商店街へ行ってから中華街へ。横浜はどこへ行っても混雑、お店も混んでいるので

すぐに中華街に移動。この辺は歩いていける距離にあります。中華街の混みようはすごかった。予想はしていたけど予想より多かったです。食べ歩きの肉まんまで有名店では長蛇の列。食べ歩きはあきらめました。名前にこだわると食事ができないので列の少なそうな店に入り飲茶セットのコースを注文。味は期待外れ。調理したというより温めて出しているだけという味付け。やはり有名店に入りたかったです。この時期に中華街はむり。ひとごみで歩けません。長く待たされたけどおいしくなかったのでがっかりして次へ移動。といってもバスがまた異常な混み方。乗ってもう奥へ動けないほど詰め込まれています。向かったのが赤レンガ倉庫、昔は倉庫として建てられたレトロな建物が2棟。その周辺が公園として整備されています。ちょうどビール祭りが行われていてドイツのビール祭りが再現されています。大きな大きなテントの中はテーブルとベンチとコンサートのできるステージのみ。ビール祭りらしくビールやソーセージやポテトは外のたくさんの屋台で買ってテントの中で食べます。

かなり大きいテントですが人が多すぎて空いていません。ぎっしりでした。昼間から子の混み具合。夜までこんな感じだったのかなと思います。外には屋台のほか移動式のミニ遊園地、のりものがありましたが乗っている人はあまりなくやはり飲食のできるテント内に集中している洋です。赤レンガ倉庫といっても中はテナントがはいりいろいろ売っています。こちらも混んでいまいた。前回いった冬のクリスマス市とはまったく違う雰囲気の中、帰途につきました。次回はいつ行こうかな。

 

 

 

 

 


いつもお久しぶり、懲りずに読んでね

2017-01-03 10:40:37 | 庭仕事

またまたお久しぶりになってしまいました。事情があったのと根気が切れたのでついつい延び延びに。時間がないのも本当だけど今回はその言い訳はできない。写真の撮りだめが大量にできてるしということで久々にアップ。

さて何からというと先日行ってきたカフェバッハのご報告を。日本堤にあり。通り沿いですが想像より小さくて(失礼)見落としがち。でも店の外観は下記の通り写真で見てください。なぜ行きたかったかというと知る人ぞ知る名店ですので。

  

北海道?サミットの時コーヒーを担当したということです。期待大で絶対飲んでみたい。距離的にも遠くないし、近くもないけど。他の用事ともかねて早速お出かけ。間口はあまり大きくなく奥に続く縦長のお店。椅子とテーブルの数も追おうないので一人の時は奥のカウンターへ通されました。カウンターは5人くらいしか無く奥も狭い感じ。でもくつろげます。お店の人と近い、近い。カウンターに座れば何をしているか一目同然。手元丸見え。勉強になりました。コーヒーは店員の立つ場所の後ろの棚にぎっしり。さすがコーヒーは種類が多くこくや苦みの強さがやじるしで書かれているので選びやすい。値段も苦みも強いのは避け、とりあえず中間くらいのバッハブレンドにしました。

知らずに選んだけどというよりバッハ好きで選んだブレンドの出るのを待つ。待てども待てども出て来ない。というのは目の前で入れているのでわかるけど一度に何敗かまとめて入れています。店は狭いけど回転が速く次々とお客さんが入ってくるのでコーヒーはカップにサーバーをのせいッ個ずつ抽出するのですがセットしたものをまとめて作ります。数人いたお客さん御注文はバッハブレンド型く(私の選択はあっていた。味を知らないので音楽家の名前で選んだのだけど)お湯は少しづつさしていくのでなかなか出来上がらないのです。これがこのお店のやり方かと感心。大きいサーバーで何人分かまとめて作るのでなく小さいサーバーで一杯ずつ複数台つくります。待つ間しっかりチェック。コーヒー屋さんですが紅茶やケーキ、パンもあります。ケーキ・パンは2階で作ってるみたいです。店の中央近くには小さいケーキのケースがありパンも見本が2種類あります。この日は山形食パンとレーズンとくるみのパンの2種。パンを頼むと少し待たされ2階から降りてきて焼きたてを持ってきてくれました。一番見たかったのはケーキ工房ですが見れないのは残念。こういうときケーキは専門店から買っているのが多いですがはちゃんと作っているのは好感が持てます。カップはやや小ぶりなのですぐ飲み切ってしまいパンを買って店を出ました。近ければ又行きたい。常連になりたい店です。とても落ち着きます。

紅茶も飲んでみたいです。どうやって入れるのか興味津々で見ていました。ミルクティーの注文の時はどんな牛乳を使っているのかまで気になってみていました。とにかく目の前で作っているのですべて見えます。当たり前ですがカップを温めちゃんとつくっていたのがうれしい。コーヒーも紅茶も仕事は丁寧でした。外に出るとスカイツリーの雄姿が。足を延ばすと浅草です。どうしてこんな場所?っていうところにあります。