寒い時には何と言っても鍋(料理)です。家は鍋好きでよく登場します。手軽で楽ちんという事もありますが。料理しなくても済むし何も考えなくてもOKというところもいい。白菜・豆腐、魚または鶏、こんにゃく、マロニーちゃんetcなどは常備されていればすぐに取り掛かれるところがいいですね。でも私の目的は風邪薬としての鍋。のどが痛くなるとすぐに鍋にします、とするとのどが適度に焼けて殺菌され湿度と温度によりひきはじめなら風邪が治ります。寒気がしたら鍋です。栄養的にもバランスよく体にもよいので薬を使わずに治す方法といえます。食材にこればなお最高。韓国の参鶏湯やズンドブなどはまたまたいいですね。参鶏湯は丸鶏と朝鮮ニンジン、クコのみ、栗、夏目など漢方的な食材を使った鍋です。ズンドブは豆腐を中心に唐辛子やニンニクなどの味付けと肉が入ったこれも体によさそうななべです。こちらはつゆの素がありますので簡単にできます。さて写真はフグ鍋。フグはさすが自分でというわけにはいかず(テイクアウトはあるが)お店に食べに行きました。店の前では水槽にたくさんのフグが泳ぎいかにも食欲をそそります。そのさっきまで泳いでいたフグがさばかれ運ばれててきたときはまだまだぴくぴく動いています。まるでTVのときのようです。
写真でお分かりでしょうが鍋はありません。天然の籠に鷲が敷かれています。IHの上に乗せているので火は全く見えないのに、ぐつぐつと沸騰しています。それもまたよいですね。ガスや火があるとちょっと危険。でも籠が沸騰しているだけだと危険はないし汚れません。最後まできれいなまま。フグはコースでしたので刺身、空揚げ、鍋、増水、デザートの順に出てきます。鍋はポン酢にもみじおろしや万能ネギを添えます。やはりおいしい。家で食べられないとなると余計おいしい。特に空揚げは絶品。フグから揚げはそんなに期待はなかったのですが淡白な中に滋味があふれすっかりお気に入り。お勧めです。鶏のから揚げとはまた違った上品な中にも余韻が残ります。花器遅れたけど最初に別オーダーでふぐのてまりずしを頼みました。小さいてまり寿司が3戸でてきます。ちょっとずつ志向を変えたお寿司。珍しく楽しくいただきました。コースはすすs身鍋を食べ終わるとだしを継ぎ足してご反を入れて雑炊を作ってくれます。最後にたっぷりの卵を注ぎ入れ茶碗によそってもらいます。急いで平らげないと卵が固まってしまうと思いつつ食しました。出汁が出ているので本当においしい。かつおのだしと違って主張しすぎないところがいい。卵雑炊のときに香の物が出てきます。細かめのしば漬けやその他、これもよかったです。
写真ではわかりませんが竹と紙だけでちゃんとぐつぐつ煮えたり水がわいたりするんですよ。ほんと不思議。時間も忘れゆったりとしていました。特によかったのが接客です。言葉使いが良くまた気使いもよく教育が行き届いているさまがよくわかりました。マナー良い従業員はいても気持ちよく接客というのは少ないので心地よかったです。さて最後は出材と何が出てくるか全く見当がつきません。
暗いのでわかりにくいかもしてませんが最中アイスです。皮がふっくらつるんとしていて上品。中にはアイスと煮小豆が。美味でした。これだけ買いに来てもいいくらい。最後の締めがまたよかった。とにかくよかったの一日でした。お店の名前は「とらふぐ亭 南千住店」です。よかったら行ってみてください。南千住駅からすぐのところです。ごちそう様。