マルメゾンの庭から

都会における田園生活のようすと工夫。

今年も実りました。さよりもあります。

2014-04-26 20:10:41 | 庭仕事
うちの小さな小さな鉢植えのサクランボ、暖地桜桃といいますが毎年花粉もつけないのにミツバチさんのおかげで実を付けてくれます。このミツバチはどこから来るのか不思議ですが。東京にも蜂がいるのか?ともかく鉢が小さいので気も大きくなりませんせめて1メートルくらいあればいいのですが過酷な環境のためか数十㎝のちいさいままです。ともかく早くてあっという間に花が咲き実をならせます。



12個くらいついているので感心します。植物はけなげだと思う時があるけれど今回は特にそう思います。水も肥料もほとんどなし。でもやる気のある子はちゃんと伸びるのです。味がちゃんとサクランボですが糖度が低いので甘み足りない感が残ります。おいしいさくらんぼではないですがかわいいさくらんぼです。実の大きさもかなり小さいです。



まっかっかー早く食べないと落ちちゃいよといわんばかりです。いつもなっているのに気づかず地面に落ちていることが多いです。今年は食べてあげなきゃ。木ががっかりしちゃうよ。



そしていきなりの場面変換はサヨリの刺身を作ったときのものですが見せたいのはさよりでなくしいてあるわさび菜のほうです。こちらも元気にすくすく育っています。それにしても魚の皮をはぐのが下手ですね。いつも途中で挫折します。今回もとり切れていません。でも刺身は新鮮でおいしかったから良しとしよう。

前回の忘れ物

2014-04-20 15:45:48 | 日記
先日桜見物の記事のときうっかり西郷さんの像と書いて写真をすっかり出し忘れていました。またまたやってしまいました。という事で今回は忘れたものを集めてみました。



これです。意外なことに西郷さんの周りには桜がありません。上野は山中、桜だらけなのですがここにはありませんでした。ちょっと離れたところにはたくさんありますが。だから一緒には写っていません。今年は桜を見る機会が多く深川近くでも見たしその他でも見ました。
次の写真は毎年おなじみのゆりの鉢植え。細くて花は小さくて見栄えがしませんがルネッサンス絵画に出てくるゆりはこのゆりです。マドンナリリーといってヨーロッパのユリです。咲くのは来月です。



そしてヒヤシンスの鉢植え。ピンクと紫の中間くらいの色です。意外に咲く時期はあまり長くありません。チューリップもそうですが長く花をつけておくのは良くありません。今回は2本立ちですがたいていは1本が多いでしょう。



さらに忘れたクリスマスローズです。これも当ブログではおなじみさんです。今年はいつまでも寒いので植物の動きはまだまだ。種まきした朝顔の芽がやっと出てきました。今年初めて西洋朝顔にしました。いつもは日本の大輪朝顔なのですが西洋のものは咲く時間がやや長いというので選びました。花は小さめです。日本の朝顔はものすごく大きいのがりますが。そういえば最近朝顔市に行っていないなあ。ことしはいけるかな?

サラダ菜わさわさ食べきれない

2014-04-15 00:37:48 | 庭仕事
毎年サラダ用レタスのミックスの種を撒きます。いろいろな種類がミックスされていて便利です。平たい葉、ちぢれた葉、巻いてくる葉、紫色、褐色、緑、などなどバリエーション豊富です。何と言ってもカラフルが楽しい。気温が上がるとすぐに育って輪さわさしてきます。30センチもないミニプランターにごちゃごちゃ飢えているのですぐにこみ入ってしまいます。こうなるとせっせと食べないとすぐに虫がついてしまったり、固くなったりします。野趣に富んでいるのでやや硬めの葉。



標本のように並べてみました。一番きれいな紫色の葉もあるのですが残念ながら写真には入っていません。ボールに入れるとこんもり。



特徴のある葉はからしの葉です。ピリッとしてかるい刺激があります。癖はないので合わせやすいです。ちょっと硬めですがサンドイッチにも使います。育ち方はこんなふうです。



そしてこれらはこうして肉との付け合せになります。ローズマリーも一緒に育っています。ごちそうさま。場所がなくとも農業しています。



偶然の出会い

2014-04-06 19:02:26 | 日記
3月末のことですが用事があって上野を通りましたのでついでといってはなんですが上野の山に登りました。ここはもちろん桜の名所で急に開いたばかりの満開初日ぐらいの開き加減です。二日前のはほとんどつぼみだったのに一気に咲いた感じです。これが桜の良さですね。潔いの一言。時間がかからずいつでも一気です。性格かな。まず不忍池のほとりの桜から。



証拠というわけではないですが西郷さんもとりました。個性的な銅像。世界的にも珍しいデザインではないでしょうか。日本やヨーロッパなんかでも馬に乗って勇ましい姿はよく見ますがペット連れは珍しい。西郷さんは実際に飼っていたらしいです。目的はもちろん護身用ですがでもかわいがっていたと思います。

さて桜に戻りますがある資料によると上野には何と桜が50種類近くもあるらしいです。桜はソメイヨシノだけではありません。
桜は江戸時代の園芸種ですがその前から桜はあるわけで、たとえば色も何色もあります。ピンクの濃さだけでも数種ありますし、岐路や緑がかったものもあります。花弁も八重、一重、枝もしだれ、その他バリエーションが多いので品種もたくさんあります。たいてい植えられているのはソメイヨシノですが。桜餅の桜のように花より食べるほうに行くものもあるし。まずはソメイヨシノのトンネルです。どこまでも続きます。面白いのはこの下に青いビニールシートで場所取りをする人がいることです。朝からここにいるのもつらいでしょう。でも動くとシートは撤去されてしまうのでじっと我慢です。提灯を下げているので暗くなると提灯に電気が付きます。感心したのは提灯の設置。いろんなところにたくさんつけるため棒を立てて結び付けられています。さらにその上からガムテープでまきつけているのです。手を傷つけないように二重の処置になっています。外すのが大変だけど安全第一という事ですね。



私のお勧めは清水観音堂です。小さいけど赤い建物で目立ちます。そのせいかいつも外国人が写真を撮っています。ここの前や反対側の桜はピンクの色が濃いのです。しかもしだれていたりととても目立ちます。写真を撮る人が多いわけです。写真を撮ろうにも途切れないので人が写ってしまいます。



さらにもう一枚。映りが悪くて申し訳ありませんが天気が悪い日でこのようにしか取れませんでした。あまりきれいに見えないので桜に申し訳ない。本物はもっときれいです。上野でなく近所の公園です。このほかにも古くからの公園がいくつかあるので桜も大きくきれいです。皆さんにもお気に入りの一番の桜があるでしょう。