マルメゾンの庭から

都会における田園生活のようすと工夫。

夏、浴衣、夕涼み

2014-07-20 19:30:53 | 庭仕事
たまに池袋に行ったときはサンシャインによります。特に目的はないけど買い物したりハンズへ行ったり、と気ままにしております。以前は本屋浸りでしたが最近は本も買わないようにしているので(物がありすぎてゴミ屋敷になっております、さすがに本が紛失します。)本屋にはいきません。偶然通ったひろば的なところで浴衣コーナーがありました。展示即売のようです。最近はカップルで着たり女の子は1枚は持っているという良い傾向にあります。


あわててとったらしくぶれていてスミマセン。浴衣もいろいろあって浴衣っぽい物や着物風のものとありますがいいなともうのは江戸っぽい雰囲気のもの。あまり見かけませんが昔は白と紺しかなかったようです。今はカラフルなほうが標準になっていますが。子供が金魚模様など着ていると最高にかわいい。私は白と紺色を持っています。花模様です。帯は黄色か赤。近は締まって見えていいですね。できればもようも白がよいです。私のは紺地に白の花模様と白地に数色の色の花模様です。下駄は黒。生地のままの白木もいいですがやはりうるし塗が好みです。



着物風の物もいいと思いますがもともと浴衣は風呂上りに着るバスローブですからあまり凝らないほうがそれらしいでしょう。そして最後その近くで見たピンクの噴水。夏ですね。これでしめましょう。おわり。




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小さな旅と小さな滝

2014-07-08 22:07:42 | 庭仕事
王子は緑が多い街です。田端~王子から赤羽に行く山手線から見る車中は東京らしからぬ緑の多さです。北区は公園も多くまた荒川も流れているので土手が長く続き両側は整えられ堤防には草が生えています。先日偶然ですが王子本町から岸町を歩いていると突然江戸時代?みたいな公園が見えてきました。名前は「名主の滝公園」です。残念ながらいつものように時間がなくゆっくり来歴などを読む暇がありませんでしたがこの辺では有名な公園です。



入り口はこんな感じ時代劇のようです。看板には名主の滝、変わった名前だと思われるかもしれませんが由来があるのです。江戸時代個々の名主が私財を投じて庭を作りました。中はちょっとした高低差があり山の中に入った感じです。小さな渡り橋を渡り急な坂を上り下りすると奥に小さな小さな滝が流れていてそれぞれに男滝、女滝、もう一つは忘れましたがまだありました。男滝が一番大きく、といってもせいぜい数メートルで手が届きそうなミニミニ感です。ただの日本庭園でなく山奥の大自然を凝縮した感じちょっと狭感はありますが、人が少ないので通れないという事はありません。規模が小さいのでガリバー気分を味わえます。一人前に滝がちゃんと流れているのが驚きです。でも小さい。写真い納まるくらい短く狭いです。



池の上にはこういう小さい渡り橋がいくつかあります。この両側が高くなっており滝が流れているのです。植物もたくさん植栽されております。1周しても大した時間は取りません。忙しい私にはぴったり。しかも入場料なしのタダ。これもうれしい。多分区か都の所属なのでしょう。個人の庭がこうして長く残りのちの時代の人も楽しめるのはいいことだと思うしよく残ったと思います。自分で栽培しているのでわかるのですが庭というのは手入れは毎日のように必要です。たった半年や1年ほおっておいたらかなり荒れてきます。江戸時代からめんめんと続いてきたのはたくさんの人の見えない努力があったからです。貴重な庭がずっと未来にまで続くことを祈っています。


池の周りをぐるっと回遊できます。とても東京のなかとは思えません。しかもすぐ近くには京浜東北線や埼京線、新幹線も通っているなんて、何でもアリが東京の良さですね。