本格的に寒くなってきました。冬は苦手ですが冬ならではの楽しみもあります。もちろん紅茶と読書と手芸です。というと女子力いっぱいですがはやとちりはいけません。ハード系もこなす両刀使いですから。編み棒かドリルかの違いで日によってどちらになるかというだけのことです。自転車がちょっと整備不良なので明日はハード系かも。
さて宣伝を一つ。というのは土曜日に美術館へ行ってきましたがあまりのすきすきにショック。TVで紹介していたのでこむだろうと思い早めにいったらがらんとしてあれっという感じ。内容はウフツッイ展です。目玉はボッテイチェルリの絵画です。
パラスとケンタウロスの絵が来ています。これも名作ですが一般的にはいまいち。ダヴィンチとかに比べるとボッテイチェルリはマイナーなのでしょうか。私は超大ファンなので子供のころから知っていましたが人気はどうなのでしょうか。決して無名ではなくそれどころか美術や歴史の教科書に載っている人なんだけど。こっちの絵なら知っているでしょう。
今までにも何回か別の絵が来ていますがさすがにこのビーナスの誕生はまだです。ウフツッイの目玉ですから、来ないでしょう。私は大好きなのでイタリアまで行ってみてきました。ボッテイチェルリの良さは何と言っても美人画にあると思っています。レオナルドのようにきっちりとした構図ではなく思うまま描いた優しい絵です。丸紅にある美人画が特に好きです。まだ本物は見ていないけどとてもきれいな人です。模写もしました。
だからもっと来て。人が来ないと次に招聘されなくなるかも。たくさん見に行きましょう。テクニックを見せつける画家ではないのですが私は布の表現が好きです。リアルというより味があるのです。気持ちよさそうな布です。技巧に走らず気持ち良く描いた感じです。だからみんな来てね。確かに今回ヒット作は少ないかもしれないけどメディチ家ロレンツォのお気に入りの画家を見れるチャンスは少ないですから。ダビンチより古い絵画を運んでくるだけでも貴重なのですから。
場所は上野の東京都美術館ですが庭にも見るものがあります。球体ノオブジェがドーンとおいてあったりします。14日で終わる前に行ってみてね。
<