マルメゾンの庭から

都会における田園生活のようすと工夫。

最近の朝顔は流行があるのかも

2014-06-28 17:28:53 | 庭仕事
最近よく見かけるのが西洋朝顔の苗。以前は日本朝顔ばっかりだったのにどうして!?
なぜだかわかりませんがうちもそろそろ緑のカーテン作りに参加しようと思い立ち。さて何を植えようかという段になりはたと考え込む。一番私らしいのは無論オールドローズか半つる性のばらですか。でも木のものは一度植えるとやり直せない。いろいろといいものがあります。藤、ジャスミン、ヘンリーつた、などもいいのですが失敗した時が怖い。で、一年草で試してみようと考えたわけです。子供の頃やっていたのが朝顔。窓の格子にからませて咲かせていましたので好評でした。後片付けも楽だし。朝顔は日本朝顔と西洋朝顔と野生の朝顔があります。野生は雑草化するのであまり育てないほうがいいらしいです。美しさは日本朝顔。色も種類も形の変化も多い。桔梗咲きや裂けて咲くものもあります。ご存じないだけでものすごいバリエーションがあります。というのも江戸時代庶民の間で庭がなくてもガーデニングをやりたいというブームがあり鉢植えでの朝顔つくりが大ブームになったからです。みんなが競って変わったものを作り出そうと頑張ったものです。今では再現できない超複雑なものもあったようです。江戸時代の人はいろいろとレベル高い。色も紫赤、白、青、ピンクなどなどですが縞模様に色が入る絞りがなかなか良いです。大きさも結構大きくなります。興味のある方は朝顔市が開かれますので行ってみるとよいでしょう。行燈つくりといって鉢の周りをぐるっと竹の棒で(現代ではプラ製ですが)囲みつるが巻き付いて場所を採らずに長く作れる超エコな作りです。朝顔市のラベルがついていてちょっと自慢できます。素人の作りと違いプロの技が光っています。最近は忙しくて言っておりませんが今年はまた行こうかな。ちなみに真夏にはほうずき市もあります。



うちのもやっと咲き始めました。西洋朝顔を選びました。日本朝顔がいいと言いながら西洋?ですが理由があります。通勤で朝早く出てしまうのでゆっくり見れない、せめて休日に長く楽しもうと思い選びました。西洋は色の幅が狭い、大輪でない、形も単調なのですが咲いている時間が長い。朝だけでなく昼間も咲いているのです。朝顔よりいいところはそこだけですが。で色も真っ青。どこまでも澄んだ青です。西洋朝顔というと青のイメージですが赤や白もあります。うちは種をまきましたが無事に育ったのは数本でみな青でした。



でも青がとってもきれいです。澄み切った青はいいものです。一日でしぼむけど毎日毎日咲いてくれます。形はちょっとふちがとがり気味。サイズもやや小さめです。まだ少ないけどそのうちたくさん咲くようになったらまたご紹介します。



疲れたのでちょっとティータイムお茶はクスミティーです。ハーブティーみたいな味です。薔薇はうちの一番古いバラ。クラウス・シュテルテ・ベーカーです。一番のお気に入りですずっとずっと長生きしてほしい。枯れないで。





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鉢植え農家

2014-06-21 20:00:18 | 庭仕事
鉢植えで野菜とたくさんの種類の植物を育てています。うちの植物はこれからが正念場です。暑さに打ち勝つ勇気がないと生き残れません。まるでWカップの日本代表のようですが。都内の暑さはコンクリートの照り返しがすごい。どちらかというと熱いというほうがぴったり。日傘も帽子も歯がたちません。でもうちの植物は負けません暑さで枯らしたことはありません。強い!。監督の采配が悪いとか選手同士の仲が、なんて言い訳しません。つらいのは暑さだけではなく場所がないためくっつきあっているので24時間ラッシュ状態。私ならとっくにだめになっています。過酷な中いくつか紹介しましょう。



サラダ菜2色(プリーツレタスと紫のレタス)、トマト(桃太郎と黄ミニトマト)、しそ です。戸澗とは一人前のお気さに育ちました。以前は小さかったのですが今年は大きく育ってくれました。(うれしい)トマトは色がきれい。裏までしっかり色づいています。というと切ってみると中まで真っ赤。売り物は結構色が黄色味を帯びていますが今回は見ていただいてるように真っ赤。肉が多めで種が少ない。味は最高点!!じっくり時間をかけて育った物は違いますねえ。1個とるのに何か月も何か月も水や肥料をやった賜物です。作った人にしか食べられないものです。



そして黄色トマトミニですが存在感がある。固めでしっかりしています。でも味はやはり最高。両方ともトマト臭さがなく味だけがトマトという理想的なものに仕上がりました。いいね!って感じ。黄色でかわいい。



その他にしそもあります。しそのサイズはご存じでしょうがうちのシソは大きい。(鉢はちいさいけど)大きさがわかるように鋏を置いてみました。手のひらより大きいです。これだけ大きいともったいないけど切るしかない。大きいままで海苔の代わりに手巻き寿司にしたこともあります。



最後にダメ出しのアップ。またといわずにお付き合いください。見ただけでも栄養が取れそうなくらい健康的な野菜です。酵素がいっぱいで栄養がたくさん詰まっています。少量でも栄養が取れます。とにかく濃いです。色も栄養も。野菜はこうでなくちゃ




花図鑑

2014-06-14 19:54:23 | 庭仕事
引き続き我が家では花が咲いております。まずはお気に入りのばらグラニーです。ちいさいけど一人前にオールドローズのような咲き方。コロコロとたくさん咲きます。ミニではないので見どころがあります。狭い狭いベランダで張り付くように、時には雨戸で首を絞められながらも頑張っています。香りがあればもっといいのに小さいバラは香りが少ない。ばらの発展とともに香りが犠牲になったとはよく言われるところです。それを反省してか最近のばらには香り重視のものも多くなってきました。



しかし香りだけでは食せません。という事で野菜もいくつか育てています。トマトは毎年作っています。桃太郎という種類ですがお店に並んでいるトマトも桃太郎が多いようです。果樹も野菜も実ものは大きくなるまでは緑色で葉の陰に隠れています。最初から赤いととられてしまうからです。結構大きくなってきましたがまだまだ緑色で大きくなるようです。重たそうでかわいそう。盛れと別にミニトマトもありますが黄色い実がたくさんなります。まだ緑色だけどどんな味がするかな、楽しみです。



そして毎年作るのがまだあります。ホクシャです。ペチコートを着けた女性に例えられるかわいい姿をしています。色の種類が多いです。濃いピンク屋薄いピンク、紫、白、これらの組み合わせが上下2段で違う色をしていて、いろいろな種類を作りだすのです。



この写真尾は上下で同じソフトピンクをしていますが上下で全く別な色をしてカラフルなものが多いです。赤と白なんて対極的な組み合わせもあります。たくさん咲いてぶら下がる姿は風鈴みたいでかわいいです。音がしてきそうな風情です。

果樹園目指して!?

2014-06-11 20:28:04 | 庭仕事
うちのミニガーデンも季節に合わせ充実してきました。実物はなり花は咲き、葉物はすくすく育っています。言葉より写真を見ていただきましょう。



実の大きいほうがぐみです。小さいほうが房スグリです。どれもとれたて、きらきら光っています。グミは甘くてちょっと渋味があるのが特徴です。そのまま食べます。とろっとして甘いです。房すぐりのほうはかなり酸っぱいし小さいのでそのままは食べずジャムにします。



見た目はサクランボのように赤い実が下がっています。そして房スグリですがジャムにしました。今年は量が少なく小瓶しかできませんでした。



なり方はこんな感じです。赤くてキラキラと光り輝いてとても美しいものです。実物にしては珍しく虫がつかないので葉もとてもきれいです。家庭で栽培するにはお勧めです。



そして知らない間に育っていたのがペピーノの木です。残念ながら花が咲かず実がならなかったけれど木が育ってきたので楽しみです。




ふと考えると実のなる木がかなり増えて来ました。これ以外にも以前お知らせした桜桃(サクランボ)やキイチゴ、黒木苺、ライム、レモン、ジューンベリー、柿、、ミニザクロ、ブルーベリーリンゴ、姫リンゴ、パッションフルーツ・・・です。ミニザクロや姫リンゴのように食べられないものもありますが実はなります。種類だけなら果樹園に負けません。ただ負けているのは一つ一つの大きさでしょうか。とにかく小さい鉢ばかりです。小さい鉢に囲まれているとガリバーのように見えます。都会ですから果樹園もミニの鉢で我慢です。でも夢は大きく大果樹園を目指します。今後作りたいものはメロン、モンキーバナナです。出来れば温室も欲しいな。どんどん膨らむのが夢のいいところです。