キャッチボール会話とバドミントン会話

2012-04-15 22:52:13 | 正義考
人間関係やコミュニケーションなどについて話すときかもしれませんが・・・
会話のキャッチボールができるとかできないとか・・・
という言い方があるように思います。

良好な関係維持のための相手の気持ちを斟酌した会話の応答でしょうか
相手が求めていることが理解できない、互いの損得や自尊意識で優位に会話を進めるたいという欲求が根底にあることを自覚しつつ、相手の感情を害する話し方や内容を避けようとする。

そういうことがキャッチボールなんでしょうね
相手のボールをちゃんと受け止めてから、相手が受け止めやすいように投げ返す。


では、

相手の気持ちが理解できない会話力はあるだろうか
そもそもの上下関係があり、相手の気持ちを考えない相手
度を超えた自尊意識による対抗意識・・・なんでしょうか
「あえて」相手の言葉に否定的に応答する。


一般論で言っても例外を持ち出して「そうとも言えないよ」と否定する。
相手の得意な分野であっても、根拠も示さず頭ごなしに否定
相手を誤らせるまで追い込んで自尊意識を満たそうとする。
いろいろ・・・そういう外観の会話を見ることがあります。

両者の知識レベルが高くても、その知識で戦うことになる。


相手の言葉が・・・来た言葉をことごとく、たたき落とすか打ち返す
テニスとかバドミントンのように



知識レベルでなく、教養レベルということでは
例えば
相手が話しているときに、自分が知っている話であれば
それは知っている、前に聞いた話、そんなの当たり前・・・などと相手の話を遮って
自分が話す。

これは相手が自分より目上の人には失礼だから、どうみても相手の感情を害すると思われる話の流れではやらない。はずである。
では目下や優位を示したい相手には構わないという意識がある。はずである。

このケースで、
「知るを聞くは礼儀なり」などというような言葉表現に出会えば、自省の念が浮かぶだろうことが想像できます。
思えば、確かにそうで、知っている話でも、話を最後まで聞く態度は、必要なときがあります。だから話す側も「以前にもお話したことかもしれませんが・・・」と切り出す
キャッチボールの方法かもしれません。


関西圏とは断定しませんが、ノリとツッコミのような、話の流れの「クセや習慣」のようなことで、聞いた話はすべからく否定する。相手の言葉をたたき落としてから、自分が主導権を持って話を展開する。
バドミントン会話・・・ですね


大臣や国会議員が何か言っても、何を言っても・・・
「そんなん、言うてるだけやわ」とたたき落とす。

これは、テレビ見ながら言うことなので、議員との会話ではないけど
生身の相手にも、同じことを言うことになる。

・・・

クセや習慣と笑って理解してあげて、キャッチボールに戻す。

「身を切る覚悟」と言う人の心理

2012-01-22 00:56:26 | 正義考
「身を切る」…自分の金で払う。身銭を切る。(大辞泉)

国民に増税を了解してもらうために、公務員が先ず給与や手当を削減する。
官僚をはじめとする公務員の意識を変え給与削減などを要求するために
先ず国会議員が定数を削減したり手当の削減などをする。

たぶんそういう意味でしょう。


が、


今この言葉を使用する人は、大変な勘違いをしている、かも。
少なくとも適切であるとは言えない。

この言葉表現は
国民は公務員や議員と対峙するという関係を前提としている
国民⊃公務員⊃議員
なのであって、

貴族社会や武家社会であれば、為政者と人民は対峙する関係だったかもしれないが
為政者は人民を支配する関係であって、人民⊃為政者 ではない。

この関係では、「身を切る覚悟」を示すという論理は考えられる。

身を切ると言う場合の身銭は、税金であって、国民が支給しているという考えが合理的だ
国民から支給された議員と公務員の給与を削減しますから、
国民の皆さんはもっと税金を払ってください…

…でなくて、

国民の全体平均からかけ離れた水準の給与と各種手当が支給されていることは
極めて公平を欠くことなので、これまでこれを放置しておりましたことを深くお詫び申し上げ、速やかに適正水準に訂正します。

…なのである。


そもそも、公務員や議員が給与削減することに覚悟など必要ないのである。
立法の仕事をさせているのだから、誤った法律と制度を変えるということが…仕事なのだ。

3割削減して全体平均に戻して、その財源を百万人単位で震災復興などの雇用…とか
年金はすべてを税金でまかなうとか


そんなことはともかく

身銭を切る覚悟という言葉、、、得意顔で使うもんじゃない
社会全体に奉仕する機能として公務員を設置しているのは国民、市民社会であって
市民社会が公務員の給与を意のままにできなければ、それは誤った制度である。





唐突に…諸行無常の意味?

2011-10-31 16:32:55 | 正義考
よく聞く言葉なんだけどなぁ…色即是空もそうだけど

もっと若い時に、中学や高校の時に意味に興味を持っていればなぁ…

<故事ことわざ辞典>
「諸行無常」この世に存在するすべてのものは、同じ状態を保つことなく移り変わっていき、永久不変なものなどないということ。
<Wikipedia>
この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動 変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。


「諸行」:この世に存在するすべてのもの
「無常」:常でない=「常」:いつも同じ状態が続くこと…はない。



「時間」が「無常」であること。

人は時計で計測した共通する数値で社会生活を営んでいるが、時計で計測しているものと「時間」は異なるものである。時計が示すものは文字盤が記す空間や面、距離であり、計測数値である。

「時間」は仏教の言葉で言うならば…「無常」
人の体だけでなくあらゆる存在が「時間」なのである。それは、つまり全ての存在は一瞬たりとも同じものではなく、永遠に変化し続けている「無常」なのである。
「時計」はこれを計測しようとしたもの…ということになるでしょうか。


で、それが何か…?

人は皆、意識するか否かに関わらず、精神も肉体も変化している。
この変化を意識して生きることと、意識しないことの差は?
「能動的な変化を起こしうる」かどうかは、人生の充実や満足感に関わる。
肉体の変化を知ることで肉体の扱い方が変わるように、
精神の向上変化はどのように行うのかを知ることが
「無常」を知っていることになる。

色即是空、諸行無常…人の死生観と絡めて理解しようとすると応用範囲が広がりにくいが、生き様とか人生観などという理解では有益である。

唐突に…色即是空の意味?

2011-10-28 00:43:56 | 正義考
座禅の本を読んでいましたら、

良く聞く言葉で、本当はその意味をよく知らないのではなかろうかと
調べてみた

「色即是空 空即是色」
前後の文章もあるのですが、この部分の納得できる説明
ネットで検索しましたが、いくつも見たつもりですが
定型がない、枝葉をつけた勝手解釈ばかりが目につきます。
理解する力、読解力が低いことは否定しませんが
その私でも、これは、という解説を見つけた。

禅「あるがまま」に生きる・・・西村恵信著(知的生き方文庫)

空とは、広大無限で形としては眼に見えないものを意味しています。その反対にそういう無限な空が、たまたま縁によって形を結び見えるものになったものを「色」と呼ぶのです。
・・・
眼に見える全てのものは、もともと眼に見えない広大無辺のものからできたものであり、したがっていまは眼に見えるものも、やがて縁が尽きれば、またもとの無限の「空」の世界に帰っていくということなのです。


・・・

う”~むむむむ…

地球上のありとあらゆる生物、だけでなく、山も川も海も、地球そのものも、宇宙全体も…
物質はすべて「できたもの」で、「なくなる」ものでもある。これを永遠に繰り返している。

形ある物質をすべて「色」と呼び、物質は必ずいつか滅びて、広大無限な「空」に戻る。そしてまた新たな物質「色」を産み出す。これを永遠に繰り返している。


広大無限の「空」は、神又は神的なものであり、永遠なる命と言えるかもしれない。


そういう説明と解釈であれば、分かる気がする。
そういう解釈でいいとしよう。

蒔いた種の花

2011-10-25 22:58:44 | 正義考
天風先生の名言にある一文です。

「蒔いた種の通りの花が咲く」


同じ意味で

善因善果 悪因悪果 因果応報


話し言葉で、親が子に教えるように話してみましょう。

悪いことをすれば、悪い結果があり、良いことをすれば、良い結果が迎えてくれる。
全ての結果はその原因で決まるということである。
一つ一つの言動もそうだし、人の一生もそうだと心得て、日々を過ごすことが大切です。

蒔いた種の花が咲く… 蒔いた種の花しか咲かないのである。




「蒔いた種の通りの花が咲く」

天風先生が言うと、ただ当たり前のことも、哲学的な深みのある言葉となる。




体調不良(気持ちの整理)

2011-10-20 23:58:27 | 正義考
不安症状だろうが、高血圧だろうが…

何か次の危険を知らせるシグナルだと考える。

今週聞いた知人の話と、実際にお会いした知人、私よりずっと若いが、最近脳梗塞だと聞いた。
幸い二人とも回復したらしいが、高血圧の指摘を知りながら、
自覚症状がないことから放置した結果…なのか
何かのシグナルがあったかもしれないが、見逃した。ということかもしれない。


毎日、定刻に血圧を測定することと、降圧剤と指圧が現在の処方ですが
毎日の食事が変わった。

で、
カロリーを落としたメニューになる。
間食がなくなる。
量を食べることがなくなる。
1週間で、塩分に敏感な舌になる。
食事を変えてから体重が3キロほど減少

それだけではない

食材の知識が豊富になるから、一つ一つの食材の性質や役割に感謝の気持ちが強くなる。
調理方法の知識、食事の方法、食べ方、全てが興味の対象となる。
食材や調理方法などが家庭の中で共通の話題となる。
病気に対してマイナス思考や悲観的になるのでなく、
日々新しい知識に触れることを喜びと感じる。

気持ちの持ちようで、妙な表現かもしれないが、
家族に何か共通の好ましい目標でもできたかのように気持ちの動きを感じる。

心神医療や成人病の書籍だけでなく、栄養学や食品関係の書籍はもちろん
デカルトもヘーゲルも読み直したりした。
禅の書籍にも目を通した。

不思議な出会いもある。
「中村天風」
10年以上前に薦められたことがあるが、どういう訳かそれっきりになっていたが、
偶然、本屋で手に取った。
多くは語りませんが、この教えから学ぶものは大きい。
「積極精神」
この教えに出会えたことに感謝した。

尊敬する先達からのアドバイスには目を細めて聞きいる。
「あせらず、ゆっくりと」

楽しく付き合いますよ、
自分勝手に好きにしていいものではなく
管理を任されているお借りした身体だから、という気持ちで
大事に大事に使わせてもらう。

家族に友人知人に感謝である。
口に入れる物すべて、飲み物と食べ物に感謝である。
風や雨、四季の変化も、水も空気も、空も大地もすべて、感謝である。


おしまい♪

体調不良(接骨院マッサージの効用)

2011-10-19 18:16:09 | 正義考
骨をバキバキやるのと、
指圧や針灸のようにツボに施術するものがありますが
自分の体に合ったものはどれか、

高血圧の場合
首の筋から肩にかけてコリが広がって、
体重が適正以上であると腰痛も出てくる。
肩こりは血流に関係がありそう…ということで、
これをもみほぐすことは降圧作用がありそうです。
加えて、指や腕など末端の血管の流れを良くする
マッサージも降圧効果がありそうです。


さて、

2軒ほど接骨院を訪ねました。

が、

高血圧の症状の人のための施術が知識としてある人がいません…。

高血圧症の治療のための針灸のツボに関する情報はネットにもありますが…


もうこの段階では、何者かに依存したり、過度な期待をするということはありませんが、マッサージが人の自然治癒力を高めることだけは信じていいと思いますので
続けたいと思います。

接骨院の効用は、
保険で料金が安いことと(高いと通えない)
徒歩圏にあるということ(継続できることと、歩く運動になるから)
両方重要なことです。



さて、さて・・・次回が最後になります。

最良にして最高の治療方法です。

病を治す積極精神との出会いです。




体調不良(内科診察)

2011-10-16 22:39:05 | 正義考
-どうしました?

=高血圧です

-なるほど、(血管エコーは更年期外来で検査済み)では、降圧剤を処方します

=薬のほかに、本やインターネットで食事と運動のような情報がありますが、
 Dr.としてのアドバイスはありますか

-書物やネットなどの方が十分な情報があります

=了解です

(もちろん、心臓エコーや胸部レントゲンなど必要な検査は行う)



血圧の数値はこの一月に何度か計測しましたが、

<高血圧症の分類>
Ⅰ度高血圧 140~159   または  90~99
Ⅱ度高血圧 160~179   または  100~109
Ⅲ度高血圧 ≧180     または   ≧110


Ⅲ→Ⅱ→投薬後Ⅰ



(処方された薬品名は伏せますが…)
薬に消極的な患者なので、
根拠なく忌避することがないように、
処方薬のことを良く調べて理解することが大切です。

病名や症状、処方薬からも様々な情報が検索できました。
http://www.naoru.com/kouketuatu.htm



食事療法ということで関連の本が何冊かありますが
スーパーに食材買って、週末に試したくなる。
特に興味が沸くのは、
副菜の工夫…というより、普通においしい料理のレシピですね。
サラダのドレッシングの種類や
塩分が少ない漬物とか


自分の体の治療という…新しい趣味になりうるほどの面白さ、がある。
食事と運動はもちろん
人の体のメカニズム、病気の症状と薬の作用、薬の副作用
漢方薬、マッサージ、針、お灸など


次は病院と同時進行で通院している接骨院
マッサージです。

体調不良(更年期障害の有無)

2011-10-15 12:09:45 | 正義考
テストステロン8.5~14.5pg/mが正常値

更年期障害は男性ホルモンが減少することに関係があるそうだ。

結果は微妙で8.3


何かしらの症状があらわれてくるかもしれないし、こないかもしれない
薬や注射をするほどでもない
症状がなければ、何もしない方がいい

様々な症状と
テストステロンを増加させる方法を検索する
当然ながら食事が出てくる

牡蠣、鶏肉、豆、卵、ブロッコリー、キャベツ、ニンニク…
筋肉を作るということ
亜鉛とタンパク質と、女性ホルモンの抑制


戦闘意欲、目的意識、挑戦意識…自信は戦う力があるということで、
これは男性ホルモンが関係している。

ということであれば、あえて意識するマインドコントロールも。



…自分の心と体のことに興味を持つこと、数値で説明していくことの安心
そういう感想でしょうか


次は
内科です。

体調不良(回復へ試行)

2011-10-14 22:58:49 | 正義考
…考えた。

不安な気持ちが「セロトニン」※が原因だとする情報には容易にたどり着く。
(※脳内の神経伝達物質の一種であり、人間の精神に 非常に重要な働きをしている)
そこから、自分自身の気持ちの異常の原因を疑う。

そもそも、自己診断だ。
自分自身でその判断をして、始めにメンタルクリニックに相談した。
が、これが正しいかどうか不明だ。

克服しようという気持ちがなければ何事も前進しない、と考える人は、
その病気の可能性が薄いかもしれない・・・
本当にその症状の人は、闘う意欲がなくなるほどつらく苦しいものかもしれない

再び、勝手解釈である。

これは、賭けである。リスクがある。
医師の診断を無視して治療を止めることは、ある意味で多少の決断である。
いや、やっちゃいけないことかもしれない

だけど、メンタルクリニックの通院を止めた。
投薬も止めた。

前にも書いたが、10日ぐらいの戦うような時間があった。
ある朝、フッと何かが吹っ切れたように気分がいい

勝ったかもしれない…誇らしい気持ち

また、考えた。

…結局、現代人はネットなどから自分で情報が検索できるから、
情報を操作している気になりがちだが、
実際は逆で
あまりに多い情報に振り回されているのではないだろうか

自分の情報の解釈でストレスや病気を作りだしているかもしれない。

そもそも、体調不良は様々な原因があり、
何年もの時間をかけて蓄積されるものや
その人の性格なども影響して、症状がある、はずである。
通例の症状の情報は多くても、患者の性格は何通りもあることに気がつけば
克服方法は何通りもあるはず。


何はともあれ、メンタルクリニック様とお別れです。

読書量が増えた分を収穫として
ウソのように、スッキリ!



で、次は、更年期障害の診断へ

体調不良(メンタルクリニック事情)

2011-10-13 21:53:21 | 正義考
精神科の診療は、昔と比較すると抵抗がなくなっている
…と言う話は聞かれるので、そう自分に言い聞かせると確かに抵抗はない。

話を聞いて薬を出す。答えや治る方法を聞いても、実は曖昧な返答しかできない。
というと誤解でしょうが、即答はできない。
しかし、考えてみると当然である。

血糖値や血圧のように数値が出てこない。患者の自覚症状、あるいはその訴える程度や様子から患者の心理状態を推測する。
客観的数値で説明できない分、難しい技術である。
かなりの数と種類の臨床データ蓄積があって可能かもしれないが、成功と失敗のデータ蓄積があるだろうことを想像すると、ストレスフルな役割と言わざるを得ない。

さて、
うつ病や不安神経症などには、抗不安薬が処方されるのかもしれない。
かなりの効用を示すことは様々な情報で確認できるし、実際に体験してみても効いた。

しかし、虫歯に鎮痛剤よろしく、根治ではない。
薬が切れると症状が現れるので継続して飲むことになる。
高血圧の降圧剤も糖尿病のインシュリンも継続投与だ。

どうすれば根治するんだろう

カウンセリングは医療ではないらしく、医業とは別の業種で提携してサービスを提供することになるらしい。個別の契約で行われる。

週一とか隔週で3カ月とか6カ月とかの契約をすすめられる。
まてよ?
今日にでも治してほしいと思っている患者と、長期契約をしたい業者と
利益相反になる可能性がありはしまいか…
治った、と患者が思っても、まだ安心できないから継続した方がいいと言うかもしれない、ということを想像してしまうのである。

しかし、利用者は多い。待合室は女性が多い気がする。
思春期の女性など、男性が想像したこともない女性の一面を見る思いである。
男が若いころ、女性の精神的悩みがこれほどとは思っていなかった。
女性の生理の一部という気もする。
守られなければならない存在であるように感じる。

メンタルクリニックの必然性は、利用状況で説明できるはずだが、知る人は少ない気がする。
待合室の景色だけからの感想である。

体調不良(精神科診察)

2011-10-13 16:49:44 | 正義考
一応、不安の内容を説明するが、そもそも原因不明の感覚であって、
気分の落ち込み…かどうか不明、
自殺願望などはあるのかないのか不明、
そもそも願望とは何かというように言葉の定義すら不明である。
適当に死の恐怖や自傷故意の衝動に対する不安とか、
自分で自分を説明するための言葉が自分の症状を作っていく


言葉を駆使して気持ちを表現しようとするが、書物の用語にあてはまるような気がするだけで
それが正しいかどうかも不明

で、一応診察予約して
(電話で症状を聞いて医者に承諾を得るらしい)

診察室
電話で説明したことを繰り返す。
哲学的な用語や宗教的な死生観なども加えて

医者は聞いているだけで、1時間ほど経過
抗不安薬と睡眠薬を処方される。

初めての体験なので、抗不安薬や睡眠薬を飲むことに抵抗はない。
むしろ今は緊急避難的に期待の方が強い
副作用も少ないと説明されている。


…これが、効いた。
飲むと30分程度で気持ちの暗雲が消えた。
夜は睡眠薬、これも同じく

何度か診察を受けるが、病名を知らされることはなかった。
不思議に聞くこともしなかったことに、後で気がついた。
聞いたのは
ーうつ病ではないですよね
ーもちろん、うつ病は全然違う
これだけ…

いろいろ心理療法士の検査を受けさせられたりしたが

口頭で性格などに少し触れる程度で
検査結果は知らされない

2か月以上経過後にカウンセリング治療をすすめられ
違う診療所への「転院」を手配された。

紹介された診療所は別組織でカウンセリング併設診療所
不安障害…病名

一度だけ試しにカウンセリングを受けてみた。
中長期のカウンセリング契約を勧められるが…

原因追究して治療3カ月になろうかというとき
薬の依存症を自分で作り出している懸念に不安が強くなる。

薬をやめた。

手帳のカレンダーに投薬を記録していたが、今度は断薬記録をつけ始めた。
10日間ぐらい、苦しい思いがあったが
なんとか、薬断ちに成功した。

結局、当初の不安心理は薬断ちの闘いの過程で、薄れたかのように…
薬依存から抜けられたという気持ちとともに消えていた。



体調不良(精神科という医療)

2011-10-13 09:04:29 | 正義考
驚いた。
死への恐怖を今まで考えたことがなかったわけではない、自分自身の死についても考えていたつもりだった。しかし、それが不安や恐怖であることはなかった。ところが、ある日突然、死に関する情報が全て恐怖の対象となった。
そういう驚きである。

自分でも不思議な気持ちである。
今まで不安や恐怖という言葉は当然知っているが、それは言葉の意味を知っていただけで、不安や恐怖という実際の心理がいかなるものなのかということを知らなかったのではなかろうかと思う。

人は誰でも、現実生活の中で家族などの葬儀で死を考えるはずである。あるいは書物だけでなく、毎日の事件報道やドラマ、映画などで、情報として死について考えているはずだ。驚いたり不安になったり、恐怖で叫んだり、喪失感で涙を流したり…それは、他人の死についての悲しみである。

死は毎日繰り返される情報の一つである。言ってみれば、死は身近なものなのである。人だけではない。動植物のすべて、死の情報にあふれた環境で人々は生きている。

にもかかわらず、
多くの人は不安や恐怖で眠れない、ということはないのである。あるとすれば、一部の人の一時期にその心理が強く現れるだけなのかもしれない。

統計ではなく想像だが、肉体的ハンディキャップがある人や原因不明の病気で苦しむ人、社会的に虐げられた状況、孤独、いじめ、経済的事情による生活苦、そうした様々なストレスを原因として強い厭世感を抱き、一部の人は自傷や自殺の衝動で実際に行動するか、その衝動の可能性に恐怖する。自分自身の死が現実的に感じられるようになるという不安と恐怖である。

逃れることができない状況、閉所恐怖症の人が狭い場所に閉じ込められた時の気持ち、衝動的に、何かをするような予感、逃れられない、消えない不安と恐怖とそれを消し去ることができないことに不安と恐怖が波状で襲ってくる。

心拍数や体温の変化が自覚できる。肌のかゆみ、関節痛、筋肉痛などわずかな感覚が、際限なく拡大し、そのまま治らないかもしれないという自分自身で作りだすような不安…

…これは…異常だ
ということで、精神科?心療内科?メンタルクリニック?
いろんな看板があるけど…
電話した。

怒りの制御

2011-10-04 13:05:34 | 正義考
判断を停止して、あるがままの客観的事実を認識すること

例えば、並んで待っているところに割り込まれたら腹が立ちます。

良い悪いの判断をすると、自分の意に反する場合に怒りの感情がおきますが、

多くの人の中には、必ずそういう人がいるものだと、良い悪いの判断をするのでなく、客観的事実として認識する。

・・・何となく、怒りは薄まります


良い悪いの判断基準は何か

正義、公正、公平、平等、自由などが基準となる

残念ながら、これらの基準は完全に満たされるはずがないものである。

正義は悪があることの証明でもあり、不公正、不公平、不平等、不自由…は、それが在ることを示す対語である。

これらは個々人の権利の主張で発生すると考えられる。

全ての人が自由を求めれば衝突する。

共同体の中では、この自由という権利を調整する必要がある。

正義、公正、公平、平等などという概念は、その自由を調整する。




さて、人の怒りは必然と考えられるが、不用かどうかは別の話

怒りは自分自身の感情表現の一つで前進や進歩の原動力になるかもしれない。正義や自由を求めるときもある。
コミュニケーションの一つとして、「怒り」をぶつけあう相手がいることが好ましいと思うこともある。