人の見方:覚悟4

2011-01-07 21:16:26 | 人の見方
覚悟

ここまでの試行錯誤、まぁ・・・錯誤だったとは思いますが
何人かが集まって議論すれば様々に話は展開するもの

結局、その昔、誰かが、もっと上手に言い表していることがあります。

人の覚悟とは、と考えていくと、こんな文章が目にとまる。

子曰、知者不惑、仁者不憂、勇者不懼。
(子曰わく、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず。)
知者とは、仁者とは、勇者とは
という議論が背景にある。

単に知識があるということでも、試験でよい成績であることでもなさそうだ
仁は愛に置き換えることもある、慈愛
勇者は筋力体力に勝るだけではない
いずれも正しいかどうか、という議論に行きつく
で、また、正しいとは何か、となる。

仮に、
その「知、仁、勇」が正しいものであり、
知者たりうる資質、仁者たりうる資質、勇者たりうる資質が備わっているとしよう

さすれば、迷わず・悩まず・恐れずの境地に至るということである。

次に老子

善爲士者不武。善戰者不怒。善勝敵者不與。善用人者爲之下。是謂不爭之徳、是謂用人之力、是謂配天。古之極。

(善く士たる者は武ならず。善く戦う者は怒らず。善く敵に勝つ者は与(とも)にせず。善く人を用うる者はこれが下と為(な)る。これを不争の徳と謂(い)い、これを人の力を用うと謂い、これを天に配(はい)すと謂う。古えの極(きょく)なり)

良い武人は猛々しくない。戦いが上手い者は怒りを見せない。勝利するのが上手い者は敵とは争わない。人を使うのが上手い者は相手にへりくだっている。こういうのを「争わない徳」と言い、「人の力を活用する」と言い、「天と並ぶ」と言って、古くからの法則である。
                      <ちょんまげ英語日誌:転写>


結局・・・人の覚悟というのは
孔子の「知者不惑、仁者不憂、勇者不懼」であり、
老子の「不争の徳」

人の見方:覚悟3

2011-01-06 18:25:16 | 人の見方
覚悟

死の覚悟とは、
命をかけて何かをするという状況かもしれないし、
恐れるものは何もない、という心境をいうのかもしれない。

哲学的な話として考えるのは、おそらく、うまくいかないような気がするので、
違う角度から、死を考えてみようとする場合、どうなるか。

家や家族の有形無形の状況が変化する・・・戦前と状況が変わる背景として
家族の生業である家業が変わる→先代の家業を引き継がない
→家業を維持する財産が分散→経済的利益が減少する→親子の繋がり希薄化

戦前までの日本であれば、産業構造の分類では
<総務省統計局『国勢調査報告』産業3大部門の区分>

第1次産業:農業,林業,漁業。
第2次産業:鉱業,建設業,製造業。
第3次産業:電気・ガス・熱供給業・水道業,運輸・通信業,卸売・小売・飲食店,金融・保険業,不動産業,サービス業,公務。

で、この3つの分類の就業者数推移をみると
    第1次産業 第2次産業 第3次産業
1920年  53.8%    20.5%   23.7%

2000年   5.0%    29.5%    64.3%

1920年以前ともなれば、1次産業の比率は高いはず

短絡的なんですが、ほとんどの家族には引き継ぐ家業がある時代です。
金銭的な相続がなくても、経済利益を生み出す家業を引き継ぐことは
その家と家族の紐帯( 血縁・地縁・利害関係など、社会を形づくる結びつき)
です。
その時代背景においては、親は親たり、子は子たり(孔子)という秩序ができる。
しかし、
家の長として親が親たりうるための家業や貯蓄もないという状況が、増加している。
子は子たりえなくなる。
十分な食事は当然、義務教育はその名の通り「親の義務」である。
それは間もなく高等学校、大学と義務(感)が広がり、就職のための各種負担は親の負担、結婚費用と新築費用も親が負担することが当たり前のような豊かさを情報拡散したものですから、高度成長期の成功者レベルを平均と錯覚したような感がある。
全体論として、
親子の関係モデルの再確認や自立の定義をして、家族関係を再構築しなければならない。

家と家族関係が崩れて変化することは、「死」が変わることかもしれない。
家の構成員である家族は、家族の老後と死についてイメージがあった。
相互扶助の仕組みは共通認識である。今は「あった」である。

何が未来予測なのか、漠然と見えてきます。
経済力がない親が子に介護されない社会を予測しなければならない。
経済力がない親は、子により高度な教育を与えられないから、
次の世代の親であるその子も低い所得となる比率が高いことは、歴史の学習です。

覚悟とは
家族の中でいかに死を迎えるのか、
家族が家族の死についてどのような共通認識を持つのか

経済的な理由で病気の手術を躊躇せざるを得ないなどの状況を想像すると
自殺とは言えなくても、死は人の判断で決することも、ある。

死を覚悟する前に、長生きの恐怖が新たに加わる。
信頼する家族がない、収入がない、貯蓄がない、肉体が老衰している
最低限の消費で何十年も生きなければならないかもしれない


そういう不安をイメージした場合
これを不可避のこととして覚悟した場合
人はどのように行動するのか

正義とか、良く生きるというような実践哲学や善行に
興味を持つようになるかもしれませんね

どうせ・・・だから、人さまに喜ばれるようなことして

人の見方:覚悟2

2011-01-05 17:22:42 | 人の見方
覚悟

様々な場面で使われる言葉です
その人の「人」を見るうえで、一考ができるテーマであるかもしれません。

「覚悟のほどを見せていただきましょう」
テレビドラマの一場面でありそうなセリフです。

決意、やる気、真剣さ、意気込み、熱意などがあって、
そのうえで、言葉だけでなく証拠となるような行動を見せろ、
とでもいうような状況でしょうか。

何でしょうねぇ・・・覚悟

何かを失うことになるかもしれないことと引き換えに、何かを得ようとする。
金銭や財産、人の命をも犠牲になりかねない、賭けごとのような状況でも。

そういえば・・・

マージャンや囲碁将棋、ゴルフのように相手があるようなゲームや競技
相手の人柄・性格がわかるんです。やってるうちに、読めるっていうんでしょうか。

ギャンブルでは、何度も対戦してると、相手と自分の度胸や覚悟が読み取れる。

しかし、良し悪しや適不適などの判断というより、熟練、慣れているかどうか
という読みかもしれない。

これでは、その人の片鱗や一端をのぞく感じでしょうか
それで十分な場合もありますが、
極論、目の動きや、言葉の端々に表れる感情表現だけでも、
その人がわかることがあります。


何でしょうねぇ・・・覚悟

覚悟のある人とない人

不動心、
事にあたって動じない心(と、物に感ずる心)
そういう人でありたいものです。
人を観察する、人を見て学ぶ、という視点です。
高い位置から評価したり見下したりする結果とならないように思考を確認します。


こうした思考の散歩をしたあとで、
行き着くところは、たぶん

「死生観」

「良く生きるための死の覚悟」とでも

人の見方:覚悟1

2011-01-04 18:42:14 | 人の見方
「覚悟」を辞書で---


1 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。「苦労は―のうえだ」「断られるのは―している」

2 仏語。迷いを脱し、真理を悟ること

3 きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめること。観念すること。「もうこれまでだ、と―する」

4 覚えること。記憶すること。

「時にあたりて本歌を―す」〈徒然・二三八〉

5 知ること。存知。

1 〔心に用意のあること〕preparedness, readiness

◇覚悟する|prepare oneself, be ready ((for)); 〔気持ちを引きしめる〕steel [brace] oneself ((for, against))

それは覚悟の上だ
I am prepared for that./I expected as much.

覚悟はよいか
Are you ready [prepared] (for it) ?

断られるのを覚悟で頼んでみるつもりだ
I intend to ask him anyway, though I don't expect he will consent to it.

君が理不尽なことをやめないのならこっちにも覚悟がある
If you don't stop doing such unreasonable things, I know what I must do.

2 〔決心〕resolution

◇覚悟する|make up one's mind ((to do))

最後までやり抜く覚悟だ
I am determined [resolved] to carry it through.

3 〔あきらめ〕resignation

この場合どうもしようがないと覚悟をきめた
I have resigned myself to the situation.


意味と使い方は、そういう感じです。
人は生きるうえで、状況に合わせて、すべからく何かを準備している。
つまり、未来予測をしている。

考えようでは、動植物すべての生物は環境変化に対応して自らを変化させている。
変化に対応して生存できるよう準備しているわけで、
「覚悟」=
「危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること」

これは生存本能ともいい得る

この覚悟がある人、自分より物事に動じない性格であると思わせるような人
と、
この覚悟がない人、ないと言わざるを得ないほど軽薄で情緒が不安定と思われる性格で、思慮深くないと思われる人


こうして、「覚悟」という一つの言葉をバラしてみるように考えると
人を見るうえで:その人の性格や人格を説明する上で
「覚悟」があるかないかという側面からの観察は
多くの肯定要素と否定要素を束ねている言葉のように思えてくる。

引き続き、「覚悟」をテーマに人間観察してみたい

人の見方:話し方

2010-12-21 16:58:35 | 人の見方
話し方

たぶん、多くの事件や問題の始まりは、話し方や言葉である。

言葉の一つ一つは、たぶん、無機質、客観的な認識対象とでもいうようなもの

主観や感情、情緒的な抑揚は、言葉の話し方なのでしょう。
同じ言葉でも、発音の強弱、速さ、音の高低などに加え、
目の動きや身振り手振り・・・すべてを加えたものが「話し方」
それが対人関係や状況によって使い分けられる。

で、
この話し方で表現しているものがあるはず

感謝
尊敬
敬譲
警戒
恐怖
威嚇
・・・
さらにこれらには、何かが根底にある、かもしれないと考えた場合

自尊意識
優越感
劣等感
とすれば
上下関係や主従関係のような、
何かしらの立場、社会的地位を意識している

話し方には立場の表現がありそうです。
示威行動は本能と思う。生きるためだから。
自分が強いと思わせなければ、侮辱されたり、虐げられたりする、

で、そんな警戒と威嚇ばかりしなければならない関係は続かない
その必要がない関係を同時に本能は求める。
仲間、仲間意識の紐帯は信頼、という連絡で
対人関係の一部を説明できるように思う。


警戒、威嚇などを感じる話し方の人
乱暴な人はたいてい劣等感がある人
好きと嫌いが顔の表情と話し方に表れる人
素直な人と幼稚な人

それにしても・・・
自尊意識の衝突みたいな会話を見ることがあります。
正しいとか適切なプライドと、
中身がない示威行動だけの不適切なプライド

一つの見方として、あるだろうと



人の見方:テストステロン

2010-12-18 18:37:05 | 人の見方
テストステロン

男性ホルモン、こいつが愛だの恋だのというやつの裏方かもしれん

適当に検索すれば、何だかわかるはずなので、詳しくはあれだけど・・・

コピペ編集すると・・・

テストステロンの
脳や精神面への影響

 テストステロンは大脳の性差に影響を及ぼす。例えば、ある種の男性的な攻撃性や気の短さ、怒りっぽさをはじめ、「物事のとらえ方」や「思考パターン」、「決断力」などの、「男らしい考え方」に影響する。

 しかし、何と言ってもテストステロンには「生きる活力」「生気」「気持ちの張り」といった、バイタリティを高める作用があると言われている。そのような観点で、男女の性差にかかわらず、テストステロンは人として前向きに生きるために必要なホルモンと言える。

 では、テストステロンを失うと、どうなってしまうか・・・。例えば、離婚や破産、裁判の敗訴など、争い事や勝負事に敗れて、大きな挫折感を味わったり、過剰な騒音や受験など過度のストレスにさらされた男性のテストステロンレベルが低下する、という指摘がある。成功の頂点にいるにもかかわらず、性機能の衰えやセックスの失敗を自ら認めて挫折感を味わったときをきっかけに、テストステロンが低下する悪循環に陥るのでは?という説もある。


面白いねぇ・・・

男女の対人関係、恋人や夫婦になる前、出会いの時に、
相手の何を見るのかという話をしているんだけど

お互いのテストステロン値を見せ合う方法も・・・なんてね

実に愉快な話です

人の情緒的な思考パターンを議論するのもいいが、
そもそも、男女の特に男性のテストステロンの機能を知っていた方がいいかもしれない。


服装や肌の露出が全体の何割か、とか、身振りや動作、声・・・
みんな男性のテストステロンの分泌を促し、興味を持たせる。

体温計みたいに
テストステロン測定機で、相手の行動力、積極性を測れたりしてね

人の見方:過ちを直す姿勢

2010-12-17 14:53:15 | 人の見方
過ちを直す姿勢

そんなのあたりまえ
なんですけどね
人によってその解釈は違う場合もある、かも

人の見方として、その姿勢を見るということは
姿勢は考え方であり、信条ともいえる

そうです、
何を正しい、または正しくないと認識するか、
人によって異なる、場合もある。

人が生きる=対人関係
と考える場合においての話です。

夫婦で、恋人で、親子で、家族で・・・
挨拶してますか、
返事をしていますか

こんなシンプルなことにも、正しい正しくない、がある場合があります。
相手の呼び方もそうかも、
おい、おまえ、あんた・・・夫婦では気にならない場合も、
子が親にだったら、正しいと、皆が思うだろうか。

正しいの自覚や認識はそうしたことも含むのです。

挨拶や返事、相手の呼び方は基本的動作ですが
その方法によっては、自尊意識が背景にして、
上下・主従関係の表現である。
この関係性を背景にしている言語表現を認識したうえで
それが正しいかどうかという判断をする。

そして、それを直す、正す、なのである。


暴力的な言動で悩んでいる夫婦や親子、すべての対人関係
正しい正しくないという認識がないまま、
暴力的な言動を「直す、正す」ことができないで関係が継続していれば
悩みます。

それが正しいと思うのか
正しくないことは自分でもわかっているなら、直せばよい

過ちは直しましょう

となれば、いいのですが

人の見方:良し悪し

2010-12-16 17:57:55 | 人の見方
「良」と「悪」

「悪っ」て言っちゃなんだけど、

その人が「良い」「悪い」の基準は何でしょう
何かの基準線があって、それより上だったら「良い」下だったら「悪い」とかね

二次元的なラインじゃなくて
もっと複雑かもしれません
個人の欲望であり、その人にとっては「良い」でも
周囲の人や社会全体では「悪い」
あるいは
合成の誤謬という言葉にあるような、
一つ一つは正しいが、みんながそれを行うと不適切となる。


言葉の遊び的には
絶対的な「良い」も完全な「悪い」も定義が難しい

だけど、
「正しくないと思うことは直せばよい」
という考えや行為は、エンドレスで未来に続く、疑いようがない「良い」である。

人を見るということは
「良い」人や「悪い」人がいて
「良い」部分と「悪い」部分を見分けることではない。

「良い」人は良い部分が多いから良いのではない
悪い部分を自覚して、これを良くしようと努力しようとする。
その姿勢が「良い」なのである。

その姿勢・・・誤りを認識してこれを正そうと努力する。
その逆・・・誤りの批判を嫌って、嘘や言い訳をする。

この姿勢がある人ない人は、通常、容易に見分けることができます。

嘘や言い訳ばかりで「良い」ふりをしようとする人、
「悪い」を自覚しているから隠そうとする人
たいていの場合、見破れます。

弱い人ほど・・・
馬鹿にされないように、見下されないように、と思うみたいですね
で、嘘や言い訳、隠ぺいをして責任回避しようとする。
「悪い」を上乗せしている、というように考えられないのです。


ミスや過ちは誰にでもある。どんなことにおいてもあり得ることである。
ミスや過ちを犯すな、とは完全に約束されることではない。
ミスや過ちは「あるもの」だから。
大切なのは、
これを発見したら、原因を調査して速やかに改善すること。
これが「良い」であり、これしかない「良い」である。

人の見方も、仕事の評価も、
過ちを直す姿勢なのだと

人の見方:金銭感覚(未婚の家計2)

2010-12-15 17:28:18 | 人の見方
未婚の家計
日本語が変ですかね
結婚は未定だけどパートナーとして同棲している二人の家計

法定婚と事実婚があるとすれば、
法治国家の立場からすると好ましくはない現象であっても
事実婚は増加する、という予想がある。

個人的感想としては
法廷婚という制度、
すべからく制度というのはメンテナンス、お手入れが必要
これを怠ってきている、そういう気がするんです。
法廷婚制度が現実の生活に合わない人が多くなる。
だから、結婚したくない、しない。
でも共同生活はする。本能だから。

女性が能動的に社会進出・・・自ら収入を得て自立した生活を営む
経済力が起源であろう夫婦の主従関係と性の許認可権のバランス
(言い得る場合もあるかもしれないという気まぐれ表現ですが)
そういうものが変化している。
社会全体が貧困である状況で作られた法律と制度が
そうではない今日では
経済力がない者を養うという概念が、あえて意識されることになる。とか
経済力の負い目から性に隷従している状況が見えてくる、可能性がある、
場合もある、かもしれない。
相手の選択基準が変化する。

本能的な性に固執する肉体と、これを嫌悪する精神は衝突を繰り返しながら
愛する行為を美と結論しようとする。

出会いで始まる選択基準が経済力である場合もあるだろう。
若く収入も貯蓄のない二人の判断は、現状の経済力ではない。
未来の可能性である。

未来の可能性は、金銭感覚によって蓄積される部分もあるように思う。
金銭や財産には、それを形成した背景がある。
盗みやだましたものであってはならないことはもちろん、
不公正な手段で手に入れたものであってはならない。
相続・贈与は制度として不公正でも不公平でもないとしても、
親の財産と同時に慢心も相続していないかどうか自問してもいいかもしれない。

人によって、この金銭感覚を議論すると様々な方向があると思います。

共同生活における共同の預金口座の話ですが
通帳を振り返ると、月ごとや一年の生活費が家計簿をつけなくても見える。
パソコンで簡単な一覧表にするだけで、
二人の「未来予測」ができる・・・

タイトルを未婚の家計としているのは、
婚前に相手と様々な角度と方向で意見交換して、お互いの言動を観察すると
いいのに、という思いから。
特に金銭感覚には、哲学も度量も相手への思いやりも、礼儀も義理も信頼も
様々なものが読み取れる。

観察するといっても。若くして完成したような人格はあり得ないし、
良し悪しを発見して批判したり攻撃することでもない。
お互いに未熟な状態の時に、お互いの未来予測をすることになる。
思考錯誤を繰り返すことになるはずですが、
何か支えになるような・・・なんかないかな



ほとんどの人にあてはめることができるだろう原理、みたいなことで、


「正しいと思うことは一生続ければよい
正しくないと思うことは直せばよい」

これで人と自分を見る。

人の見方:金銭感覚(未婚の家計)

2010-12-15 13:45:59 | 人の見方
未婚の家計

金銭感覚なのか金銭管理、家計管理なのか

結婚していれば
夫の収入で家計を賄い、妻が家事をこなす状態と
夫婦共稼ぎの場合
事前に賢明な話し合いがないと、問題が発生するかもしれません。
特に共稼ぎの場合、同じ収入ではないわけで、
消費と貯蓄の割合によって家事の役務割合も違うかもしれません。

昔だったら、そんなことは話題にする必要が少なかったはずです。
が、離婚の可能性まで考えて結婚するご時世ということであれば
あらゆる事態の想定をしておくことは無駄ではありません。



銀行の口座に、ジョイント・アカウント(共有名義、共同口座?)

相続・贈与税の概念は所有権が曖昧なものを作りたくないからでしょうか
日本ではないのですが・・・実用面だけを取り入れた口座はあるようです。

一方の名義ではありますが、キャッシュカードを二枚発行できる。
これを生活費の口座にして、公共料金などの引き落とし口座にする。
二人は毎月相談した金額をこの口座に入金しておく。


そういう手続きが、嫌いではない人と
結婚は未定だが、共同生活状態の同棲関係においては
考える場合があるかもしれません。

別れる原因は他の問題なのですが、
別れる際の金銭問題を新たに発生させてしまいます。

金銭感覚というのは、やはり、
資産運用でよく言うところの・・・「未来予測」
なんでしょうね

この視点も、その人が、見えますよね。

人の見方:金銭感覚

2010-12-15 11:33:17 | 人の見方
金銭感覚

考え方がいくつかある。どれが正しいのか、状況にもよる。
だから、
何が何でもコツコツ貯蓄が良い場合もあれば
使う判断が幸不幸の分岐点になることもある。

例えば、「礼」「義」「信」のためには惜しまない、とかね。

若い男女が交際するという状況で
男は本能として女の体を求める、としよう。
女は本能として男を選択する。
もちろん状況によっては、男女の立場が逆であっても不思議ではない。

さて、お互いに求めるものがある場合に、対価として金銭や財産の授受があっても自然である。
太古から、一族の婚姻には財物や金銭の受け渡しがあり、現代においても大なり小なり、その習慣は残っている。

若い二人の男女が、相手の金銭感覚を見る、という状況では
デートの時の飲食費があると思いますが、何が何でも男が払うという時代は、女性に継続かつ安定的な所得がない時代の話、と言われる時代が来るかもしれない。
男が負担するということは、返礼があるということとセットである。
経済的に自立した女性には、それは精神的に回避したいと思うかもしれない。

無理をした一流レストランより、自宅でできる調理の知識と技能が価値があるかもしれない。
貯金して、超一流レストランの料理を体験することも価値がある。
スポーツや旅行にお金を使うことも価値がある。

・・・金の使い方は多すぎますね。
何がいいとか悪いとかじゃなく
使い方に哲学みたいなもんがあるかどうかだね

豊かさとは何かとかね

自慢したり、人を見下すために金を持ってるような人格とか
性欲のために時計やバッグ買い与えたり

ちょっと興味あるのは、唐突だけど
事実婚の二人の生活費や貯蓄
婚前に同棲している関係でもいいけど
次回

人の見方:例えば政治の質問

2010-12-13 19:02:55 | 人の見方

(概要)
名義を隠すような工作までして建築会社から寄付を受けている政治家。
その政治家は公共工事などの許認可権に影響を及ぼすことができる立場
その政治家の親族が建築会社の役員や関係者である。
(質問)
何故、この状況が全国で放置されるのか、禁止しないのか。


(概要)
選挙資金を寄付して多くの政治家を自分の支配下にする。
派閥と称して自分が権力を持てるよう工作する。
使用した資金の出所が隠蔽工作されている。
民主主義を金だけで操作している。
(質問)
何故、この政治家と金で養われている政治家とともに排除しないのか





(質問)
①と②が長い年月結びついて、利害関係者の集団が形成される。
その利己的な利害関係者集団が選挙投票で民主主義を主張する。
何故・・・


人の見方:消費

2010-12-13 17:21:26 | 人の見方
消費

収入・所得、貯蓄なども同じ金銭感覚なんでしょうが

消費行動は生まれ育ち、交友関係まで現れるかもしれません。

たとえば・・・
食事の場所
レストランなのかファミレスなのか・・・とか
金額と内容とか、いろいろあるんだけど
若いくせにっていうとあれだけど、
ワインとか食材など、特別に詳しい必要はない。
むしろあると変な場合もある。
場所にふさわしい振る舞いとか話題かな

恋人関係などで、支払い方法で見える場合があります。
見えなくするために、前もってワリカンを告げておけば問題ない。
男は無理してでも払うんだけど、
何かの代償であったり、代償を期待するものであったりすることを
むしろ避けたい場合もある。(同性であっても)

支払いは、二人の関係の深さや質によってケースバイケースのはずです。
そのケースバイケースで、普通じゃない振る舞いがあれば、相手が見える。

金の話ですが、食事の方法、作法、などに消費行動が現れます。
衣服ももちろん
相手にどのような印象を与えるだろうかという社会的行動が現れます。

価値観の共有などという言葉があります。
価値観の相違という離婚理由もありそうです。
お互いの価値観など議論して、意見の調整などしたこともなく
お互いの自尊心がぶつかるだけの外観です。


細かに、冷静に、笑みを浮かべて話せる相手だといいのですが
そうでなくても、
相手に良い印象を与えるために、ほとんどの人は、その言動がある。
ということを忘れているか、思いもしていないだろう、
という状況に出くわすことがある。
これも、相手が見えるということですね。

人の見方:貯蓄

2010-12-13 12:21:43 | 人の見方
貯蓄


どんなイメージでしょうか・・・

勤勉さ
慎重さ
注意深さ
計画性

目的という視点もあるでしょうね
自己中心的な目的、以外の意義のある目的が
動機の強弱となるかもしれません。

貯蓄がないことを余裕がないといいます。
目的が立派でも、金がないと資金調達に奔走しなければならない。
目的の達成には計画が必要ということになります。

人生に与えられた時間の多くを計画がない行動に終始する。
そうすると焦りで失敗することが多い。
だから計画
だから必要資金の貯蓄

そういう思考の人であるかどうかは、話していればわかります。

パートナーと家族を形成していく上で
重要な資質であると考える人には重要です。

さらに言うと
たとえば
大卒で就職して5年、あるいは10年であれば、種々の状況も勘案して
いくらの貯蓄があるのか、ということになる。


人の見方:収入所得

2010-12-13 09:33:01 | 人の見方
収入所得

結婚前の若い二人が、相手の収入・所得を見るというのはどういうことか

金額ではなく、正しい収入・所得であるかどうか
その仕事が正しいかどうかである
多くの人の役に立っているかどうか、
喜ばれているかどうか
適正な対価であるかどうか

その仕事に将来性があるかどうか、と考えがちですが、
その前に
その仕事にプライドと熱意を持って取り組んでいるかどうか

収入・所得は仕事の内容を見ることになる。
結婚して何年も夫の仕事内容を知らないで、給料の金額だけを見るのでなく
仕事に対する気持ちを見るのである。
でなければ、応援することも助けることも、問題発生しても、何もできない。
仕事に対する熱意を伝えようとしない相手は、
人に話したくない仕事なのかもしれない。


若い二人に、その仕事や会社の将来性を評価するなどできないかもしれない
だから、
どの仕事であっても、不平不満ばかり言う人と、熱意のある人とでは
数年後には差がはっきりするのである。


「あなたが好きです」+「仕事が好きです」=「あなたを幸せにします」


今日的には、男女両方です。
夫と妻・・・将来この呼称は何かしらの意味を持つのだろうか
お互いに、「相手」、「パートナー」
それはどうでも、
上下や主従の関係であってはならない