車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 イースター島観光最後の場所はアフ・ビナプ。遠くから見るとこんな感じです。

 

 ここもまたモアイ倒れまくりの場所。
 

 ここが他とは違うポイントは2か所。1つ目はアフ(台座)の石積み。石がきれいに加工して積んである。日本の城で言えば、ほかのアフは「野面積みか打ち込みはぎ」っぽかったのが、ここは「切り込みはぎ」といったところでしょうか。
 現時点ではイースター島の人々の起源はポリネシア起源説が決定付けられていますが、ここの石積みはインカ帝国のクスコ遺跡に似ていることから、南米起源説の元になっているそうです。時代は西暦857年前後のもの。首まで埋まっているモアイはこのアフの上に立ってたということではないようです。なんでかは知りません(^^;)。

 

 もう一つのポイントはこちら。小さくて赤い石は貴重な「女性のモアイ像」だそうです。詳細は複雑なのでカットします。

 

 イースター島ではいくつかのアフやモアイを見て、それぞれに個性があったことに驚きと感動がありました。モアイ以外にも見どころがあり、遠くまで来たかいがあった!というもんです。最後になりますが、イースター島という名前はイースター(復活祭)に発見されたからそう呼ばれるもので、正式名称はバスクア島と言いますし、現地語ではポリネシア先住民の言葉で「広い島」を意味する「ラパ・ヌイ」です。世界遺産検定の本でもほとんど「イースター島」という言葉は出てきません。世界遺産名は「ラパ・ヌイ国立公園」。

 

 



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 火口近くの海側にある鳥人伝説の場所オロンゴ鳥人儀式村。各部族の戦士が沖合の島にある軍艦鳥の卵を取りに行き、一番最初に持って帰って来た勝者の部族の長が、一年間王(鳥人)として島の統治権を得ることが出来るとされていたという話。伝説と言われていますが、モアイ倒しが行われた後の時代なので、かなり本当っぽい。海へ降りる場所は断崖絶壁で、島までサメのいる海を泳いで2km、しかもそこで鳥が卵を産むまで待って、取ったら頭に付けて帰るということだし、ほかの戦士は卵を割るのは禁止ながら、あらゆる邪魔をしても(殺すのも)良いというルール!!すごいね。

 

 奥のほうの島に鳥がいるそう。海の青さがすさまじい。海にせり出した岩には数々のレリーフ!このレリーフは今では双眼鏡かズームレンズでないと見えません。

 

 その儀式中に住んだという石家。風よけや用心のため?に入口も狭いし中も狭い。

 

 「鳥人信仰」というのは頭は鳥、身体は人間という鳥人で、「タンガタマヌ」と言い、大気の創造神マケマケの化身とされています。モアイ倒しがこの信仰と関係あるかもしれません。
 とにかく青と緑がきれいで、イースター島はモアイだけではないといことを示すようなな場所です。

  
 
 


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 イースター島2日目の午後観光は山の上から。ハンガロア村から車で20分ほど、ラノ・カウ火山のカルデラ湖です。私も勉強不足で、これほどの火口があることは知りませんでした。写真で見てもそのスケール感がよくわからないと思いますが、圧倒的なスケールがあり絶景です!

 

 位置はこの地図で左下。そして河口近くに「鳥人間」のレリーフが残る石があります。

 

 次はこの先の鳥人間に関する場所へ。




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 2日目は午前中自由行動、ちょっと雨。ホテルから歩いて15分くらいのところにタハイ遺跡なる場所があります。(イースター島博物館の前になるのですが、この日はメーデーで休み)いくつかのレプリカモアイ像を通り過ぎて、きれいな墓地を過ぎたところに本物のモアイが並んでいます。これはレプリカ。

 

 並ぶ本物。アフ・バイ・ウリと言います。かなり古い。昔この前で何らかの儀式が行われていたとか。

 

 その奥にはイースター島で唯一「目」のある本物のモアイ(目だけはレプリカ)。アフ・コリテクと言います。後期のもので、モアイの完成形と言われています。一人で波の荒い海を背に何を見つめているの?と思っているうちに見る見る晴れてきました。

 

 

 周辺には住居跡や鶏舎跡が残っています。
 

 自由行動中なので時間の縛りもなく、古いモアイ、目のあるモアイがゆっくりと見れました。ここは観光ツアーコースに入っていませんが、実は私が一番気に入った場所でした!





 



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街があるのはハンガロア村。宿泊したのもここのホテル。4000人ほどが住んでおり、郵便局や学校、ホテルや警察、レンタカー屋さん、薬局やスーパーなど揃っています。条例でモアイより高い建物ができないので平屋ばかりですが、車もけっこう多くてイメージしていた島の姿とはちょっと違います。高台から村を見るとこのような感じ、大きいですよね。次の写真は街の様子。

 

 

 

 ホテルはきれいな花もプールもあるところ。ただ、私の部屋ではシャワーヘッドは壊れているし、ほかの部屋ではドライヤーが使えないとかトイレットペーパーが無いなど細かいところはいろいろ残念!それから部屋のドア。何度かキチッと閉めないと、ぼあーんと開いてしまうくらいなので、キーを部屋に置いて外へ一瞬出たら!まさかのオートロック!!いきなり閉め出されました!

 



20世紀初頭の約50年間、島がスコットランドの畜産会社にレンタルされていたときに、島中に散らばって住んでいた島民をハンガロア村に集めたらしいです。この関係で島にはあちこちに馬や牛の群れがいまして、時々道をふさいでいたりします。

 

 


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