車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



今回の長崎の教会巡り最後、19か所目は「カトリック三浦教会」。佐世保駅のすぐ前にある教会です。
私らのような汚れた人間から見ると、「あれ、結婚式場??シンデレラ城??」と思うほどの美しいゴシック建物。しかし1931年(昭和6年)完成の歴史ある教会。設計者、施工者共に不明らしい。
また、太平洋戦時下においては、異教として軍部の圧迫を受け、空襲の目標になりにくい様に黒く塗られ、戦火から免れたという話が有名です。
前の日の夜景は、よりシンデレラ城っぽさが炸裂しています。

 

 
 

内部に入っては見れませんでしたが、ステンドグラスがきれいでした。






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黒崎教会から少し佐世保へ戻るところにある「大野教会堂」
ここも出津教会堂と同じく、「世界遺産(外海の大野集落)!!国重文!」です。
駐車場はちょっと下の方にあり、ある程度坂道を登ります。
先の2つの教会と同じド・ロ神父によるもので、石壁に瓦屋根といった民家のような建物。そのほか随所に特徴的な工法があり、瓦にちょっとだけ十字架が見えます。1893年築。

 
 
 

ド・ロ神父の3つの教会って全く感じが違っているんですが、それぞれが単なるデザインではなくて、地域や教徒に合わせてのもの。
これがすごく魅力的ですね。





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出津教会から車で6分、「カトリック黒崎教会」です。
遠藤周作の小説『沈黙』の舞台ともなった黒崎の地に建つ教会(・・私は読んでないので、これから映画見ようと思っています。)人気の教会にもランキングされているのに、この日はやはり人は少なかったです。何でですかねー? 
1897年にド・ロ神父の指導で敷地が造成され、1920年に完成。ここもステンドグラスがきれいです。
駐車場は写真の通り、海が見えます。

 
 

それにしても、外のマリア様が輝いて見えるのはなぜ?



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長崎4日目の朝、平戸のホテルを出て約100キロ、11時に予約した教会「出津教会堂」(しつきょうかいどう)。世界遺産!(外海地区出津集落)、国重文!駐車場は教会前です。
ここも結構急いてきたのですが受付というのもなく、予約は別に要らなかんじゃないか?もちろん内部も見学できます。

 
 

1882年、フランス人宣教師マルク・マリー・ド・ロが自ら設計・指導した、高台に建つ教会。強風に耐えるため天井を低くしたレンガ造り瓦葺きで壁は漆喰の平屋建てという独特のかたちは歴史観があります。
ここは教会だけ見学して帰ってはいけません。歩いて行けるすぐ近くに「旧出津救助院」があります。病院ではなく、当時の人を支援するために建てられた小さな工場です。
以下はHPから抜粋・これだけの文化財ってすごいですよ。
■旧出津救助院施設
・授産場(国指定重要文化財)
・ド・ロ塀(国指定重要文化財)
・マカロニ工場(国指定重要文化財)
・製粉工場(長崎県指定史跡 ド・ロ神父遺跡)
・薬局(長崎県指定史跡 ド・ロ神父遺跡)

 

入口(入場料必要)
 

授産場・2階は元は祈りの場、兼、シスターたちの生活スペース。
「ハーモニュウム」といわれる1本指でも和音が弾けたりするオルガンがあり、シスターが弾いてくれます。ちょっと感動的です。赤いレンガはマカロニ工場。
 

ド・ロ神父記念館、全体の遠景。
 
 











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今回は教会は無いんですが、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」12か所の一つ、平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)の景観です。
まず生月大橋から少し南のトンネルを抜けて、案内所へ寄ります。ここでちゃんと話を聞かないと、有名な棚田の光景を見るのが難しいです。
道を聞いて、車はどうして、柵を開けて、小山に登って・・・という順があります。「無料案内所・かたりな」。ここからも少しの棚田は見えるので、はじめは「これ?」と思いました!

 

ここから細い農道を走って数分、行き止まりで車をUターンさせて停車。少し手前にあるイノシシよけの柵を開けて入ります。そうすると、2つの小山(数秒で登れる)がありますので、1つ目の山に登ると広大な棚田が見えます。

 

 

 

2つ目の小山に登ると、墓地跡。かつてはこの2つの小山跡に十字架が立っていたのでは?ということです。
曇っていて、ちょうど神秘的な光景でした。

 



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