角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

今、絶対見逃したらもったいない「華麗なるギャッツビー」

2013-06-20 10:38:34 | 映画
 昨日、知り合いから「ブログさぼってらな」と注意されたんですが、ありゃ、ホント1週間更新していませんでした・・・・で、更新。

 さて、映画って、「こりゃ絶対おもしろい!」って期待して見に行く映画と、たまたま時間が空いたので期待しないで「なんとなく観る」映画ってありますよね。

 この間たまたま時間がちょこっと空いたので、ほとんど期待しないで見たのがこの映画「華麗なるギャッツビー」
 TOHOシネマズのポイントもたまって無料で見れるから、奮発して「3Dバージョン」で鑑賞することに。

 それが・・・ビックリ!! 面白い!!

いや、私見ではかなりの出来だと思います。

「華麗なるギャッツビー」公式HP↓↓↓
http://www.gatsbymovie.jp/



さて、お話は・・・・・

 1920年代。ジャズと禁酒法の時代。

 アメリカン・ドリームを追い求め、故郷の中西部からニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、宮殿のような豪邸で毎夜豪華絢爛なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の隣に居を構える。
 港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫で女好きのトム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅があった。

 そんなある日、ニックはギャツビーから彼の生い立ちを打ち明けられる。裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った後、戦争で数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身だという。
 だがそんな出来すぎた話に、ニックは「ギャツビーは何かを隠している」と直感する。やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そしてデイジーとの禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていくのだった……。

----------------------------------------------------------------------------------------

さて、この原作であるF・スコット・フィッツジェラルドの有名小説は何度か映画化されているんですが、一番ヒットして有名なのが超美男子ロバート・レッドフォード主演のヤツ('74)なんですが、今回このギャッツビー役に挑戦したのが、ディ・カプリオ。もう、ひっぱってひっぱっての登場シーンも、笑うくらい様になってます。まさにはまり役です。



 んでね、みんなが思うのがこの使い古された文学的名作をまたまた映像化したら、陳腐で退屈な文芸作品になってしまうんでないべか?ってこと。
 しかし、そこは「ムーラン・ルージュ」でメガフォンを撮ったバズ・ラーマン監督。
 独自の解釈と色彩設計で、この142分の長尺の大作を、飽きさせることなく一気に魅せます。そう、見せるんじゃなく、魅せるんです

 まぁ、アメリカの一部の批評家にはおかしな時代考証とか、きらびやかすぎる衣装等に批判する向きもあるそうですが、自分はむしろ、ラーマン監督のそのオリジナル解釈を積極的に支持します。確かに、お堅い人はジャズの時代にラップ調の音楽に乗ってダンスしてるのに違和感感じるかもしれませんが、良いじゃありませんか。ゴージャスで。

 特に度肝を抜かれるのが、ギャッツビー邸のパーティーシーン↓↓↓。


 ウォール街の株大暴落から始まる「世界大恐慌」直前の、バブル絶頂期のいわゆるローリングトゥエンティース('20年代)の時代のセレブ達のパーティーシーンは圧巻の一言。
 特に、3Dで観れば、もうそこにいるまたいな錯覚におちいいります。っていうか、それを意識して画面設計とカメラワークを駆使しているのが良く解ります。
 たまに「なんで、この映画3Dにしたんだべ」って映画ありますが、本作品は断然3Dメガネをつけて鑑賞することを強くおススメします。


 というわけで、DVDでたら見ようじゃもったいないんです、本作品は。

 ちなみに、映画のキャッチコピーは「ディカプリオ、タイタニック以来のラブストーリー」なんですが、ラブストリーはラブストーリーなんですが「狂気のラブストーリー」と言えるでしょう。
 まぁ、そこがレオ様の演技の見せ所なんですが、なかなか上手いですよ。しかし、上下真っ白なスーツを着させて、こんなに似合うひともいないですよね。普通の人が着たらチンドン屋になっちゃいます。


まぁ、我が国のお隣には、ヨン様というオバハンたちのアイドルもいますが・・・、そう言えば将軍様という人もいましたね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿