いやー、凄かったです。K・S・Pシリーズ第4作目「女警察署長K・S・P」。
作者はもちろん香納諒一先生。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/cc/ed82ed59b7713ada92b5120813ebacb2.jpg)
第1作目「孤独なき地K・S・P」と2作目「毒のある街」の紹介はこちら
↓↓↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20120303
んで、3作目の「噛む犬K・S・P」はこっち。
↓↓↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20120417
んで、本作は香納先生の新宿歌舞伎町特別分署(K・S・P)の刑事(デカ)たちの活躍を描いたハードな警察小説。
十部作構成の壮大な大河ドラマの第4弾なんですねぇ。
これは、あくまで小生の主観なんですがこの「女警察署長K・S・P」はシリーズ最高傑作と言いきって間違いありません。
もうすばらしい出来栄えで、読書する人の快感の全てがここにあります。
帯より(ストーリー)
盗まれた妻のヴァイオリンを探してほしい―。署長の村井貴里子は都知事の仲立ちで引き合わされたアメリカ人石油王から突飛な依頼を受けた。特捜部チーフ・沖幹次郎と捜索を開始するが、あの男が立ちはだかる。チャイニーズマフィア・五虎界の朱栄志。三年前、壮絶な銃撃戦のすえに取り逃がした怨敵だ。再び死闘がはじまる。なぜ、栄志もヴァイオリンの入手に執念を燃やすのか。貴里子と沖を待っていたのは驚愕の真相だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/64/befa843139c853688b0090ba7a838d5b.jpg)
まず、今回の肝は日本に舞い戻ってきたチャイニーズマフィアの朱徐李(チュー・スーチー)の出生の秘密なんですが、ストーリーは女警察署長村井貴里子率いる熱い熱い刑事(デカ)たちのドラマがスゴイスピードで二転三転しながらすすみます。
主人公、特捜部チーフ・沖幹次郎と村井貴里子との禁断の恋。そして人質にとられた、父の運命は。(ちょっとネタばれになっちゃいますがココ涙なしには読むことができません。泣きます。マジで)
キャリアである女警察署長村井貴里子と現場に介入する警察上層部キャリア官僚たちとの暗闘。
新宿老舗ヤクザ神竜会、Cマフィア五虎界(ウーフージェ)そして、新宿の名もなき現場の刑事たちとの攻防。
そして、そもそも何故アメリカの大富豪が日本でヴァイオリンの行方を追うのか?
朱徐李(チュー・スーチー)に妻娘を爆殺された一匹狼デカ円谷(マルさん)と沖幹次郎との現場を知り尽くした同士の会話。
ちょっとだけ・・・・
「朱への復讐でデカを続けるなど、間違ってる」
「何も俺は復讐心だけでデカをしているわけじゃない。刑事というのは、俺の天職だ。生き方そのものだ。あんただってそうでしょ。俺は妻と娘を失ってからの三年で、はっきりわかった。俺が生きてこられたのは、デカだったからです。幹さん、俺とあんたは同じだ。デカをただの仕事だとは割り切れない。生き方そのものにしちまってる人間なんだ」
「それならばなぜ道を踏み外した?」
「踏み外してなどいない」
もう一気読み状態になること間違いなし!!です。
5作目が待ち遠しいです。恃みますよ香納センセ!!
作者はもちろん香納諒一先生。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/cc/ed82ed59b7713ada92b5120813ebacb2.jpg)
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んで、3作目の「噛む犬K・S・P」はこっち。
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んで、本作は香納先生の新宿歌舞伎町特別分署(K・S・P)の刑事(デカ)たちの活躍を描いたハードな警察小説。
十部作構成の壮大な大河ドラマの第4弾なんですねぇ。
これは、あくまで小生の主観なんですがこの「女警察署長K・S・P」はシリーズ最高傑作と言いきって間違いありません。
もうすばらしい出来栄えで、読書する人の快感の全てがここにあります。
帯より(ストーリー)
盗まれた妻のヴァイオリンを探してほしい―。署長の村井貴里子は都知事の仲立ちで引き合わされたアメリカ人石油王から突飛な依頼を受けた。特捜部チーフ・沖幹次郎と捜索を開始するが、あの男が立ちはだかる。チャイニーズマフィア・五虎界の朱栄志。三年前、壮絶な銃撃戦のすえに取り逃がした怨敵だ。再び死闘がはじまる。なぜ、栄志もヴァイオリンの入手に執念を燃やすのか。貴里子と沖を待っていたのは驚愕の真相だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/64/befa843139c853688b0090ba7a838d5b.jpg)
まず、今回の肝は日本に舞い戻ってきたチャイニーズマフィアの朱徐李(チュー・スーチー)の出生の秘密なんですが、ストーリーは女警察署長村井貴里子率いる熱い熱い刑事(デカ)たちのドラマがスゴイスピードで二転三転しながらすすみます。
主人公、特捜部チーフ・沖幹次郎と村井貴里子との禁断の恋。そして人質にとられた、父の運命は。(ちょっとネタばれになっちゃいますがココ涙なしには読むことができません。泣きます。マジで)
キャリアである女警察署長村井貴里子と現場に介入する警察上層部キャリア官僚たちとの暗闘。
新宿老舗ヤクザ神竜会、Cマフィア五虎界(ウーフージェ)そして、新宿の名もなき現場の刑事たちとの攻防。
そして、そもそも何故アメリカの大富豪が日本でヴァイオリンの行方を追うのか?
朱徐李(チュー・スーチー)に妻娘を爆殺された一匹狼デカ円谷(マルさん)と沖幹次郎との現場を知り尽くした同士の会話。
ちょっとだけ・・・・
「朱への復讐でデカを続けるなど、間違ってる」
「何も俺は復讐心だけでデカをしているわけじゃない。刑事というのは、俺の天職だ。生き方そのものだ。あんただってそうでしょ。俺は妻と娘を失ってからの三年で、はっきりわかった。俺が生きてこられたのは、デカだったからです。幹さん、俺とあんたは同じだ。デカをただの仕事だとは割り切れない。生き方そのものにしちまってる人間なんだ」
「それならばなぜ道を踏み外した?」
「踏み外してなどいない」
もう一気読み状態になること間違いなし!!です。
5作目が待ち遠しいです。恃みますよ香納センセ!!
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