GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

MGCから一年

2020-09-16 17:41:31 | 日 記
久々のブログ更新です。。。
コロナ禍で海外に出向く業務はすっかりなくなり、日本でおとなしくしていたこの数ヶ月。

そして早いもので気付けば、日本中の陸上・マラソンファンを熱狂させたあのMGCから早一年。
東京オリンピックのマラソン代表を決める新たな選考スタイルとして2017年にスタートしたマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)
同年夏の北海道マラソンを皮切りに2019年4月迄に国内指定マラソンや海外主要マラソンで日本陸連の指定記録や順位を突破した日本のトップランナー達(男子34名、女子15名)。
昨年9月15日、東京で開催のMGCレースにてオリンピックのマラソン代表権を掛けて争いました。
写真はその2日前の合同記者会見。これまで日本のマラソン大会では観たことのない演出と緊張感溢れる雰囲気でした。


レースは(当時は未だ)オリンピック本番のマラソンコースとなるはずだったルートで開催。
まさにオリンピックのマラソン日本代表を決める大会として注目を集め沿道にも大観衆が詰め掛けました。そして、これまで当方で海外サポートした選手も多数参加。


この歴史的なレースで優勝したのは中村匠吾選手(富士通)。2位の服部勇馬選手(トヨタ自動車)と共に代表権を獲得。
そしてこの時3位の大迫傑選手(Nike)は、今年2月の東京マラソンで日本最高記録で4位。日本人トップとなり、3番目の代表権を獲得。
2017年夏から始まった長期に渡る新方式の「マラソン代表選考シリーズ」が終了しました。
写真は40k過ぎ上位3選手の競り合い。


ただ、その後世界中に広がったコロナの影響で3月にはオリンピック一年延期開催が発表される異例の事態に。その後も国内外の多くのマラソンや陸上大会が中止になるなど、未だにこの先の十分な再開見通しが付かない日々が続いています。
この約半年間、コロナ禍でスポーツ界を含む世界の様相があまりにも大きく変化しただけに余計にMGCでの盛り上がりや感動もかなり前のことのように感じられます。
一方、7月頃からは国内外で徐々にですが陸上競技会再開の動きも。
何とかこの流れが更に加速することを願いつつ、この秋から当ブログの更新も再開していきたいと思います。

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