GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

ニューイヤー駅伝2015・その5

2015-01-06 23:17:22 | 参加試合結果
元日に群馬で開催された全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝・7区間100.0km)。
大会期間中はアッバイネ・アイエレ選手(エチオピア・マツダ所属)サポートの為、
同チームに帯同させて頂きました。

↓ウォーミングアップ中のアッバイネ選手。
 2回目の今大会出場とあってアップ中も気合が入りつつも落ち着いていました。


↓インターナショナル区間の2区(8.3km)に登場のアッバイネ選手。
 30位でタスキを受け11人抜きの快走。トラックの昨年シーズンベストは5千m13分34秒、
 1万m28分04秒と日本人選手でも毎年何人かはいるレベルですが、ロード特に駅伝では無類の
 強さを発揮するアッバイネ選手。
 この日は37参加チーム中23名のアフリカ選手が出場。その中で彼の上記1万m記録は19番目
 ですが、この駅伝は何と昨年と同じ区間6位。
 彼曰く、「駅伝はチームにとって最も重要な試合なので絶対に外したくない」と。
 今回も26分50秒台の自己記録、昨年の世界陸上1万m銅メダリストのP・タヌイ選手(ケニア・
 九電工・写真内クロのウェア)と最後まで競り合うなど多くの格上選手と互角の走り。
 まさにチーム・マツダの大黒柱的存在です。

Photo by K.Nakajima

↓レース後、他のメンバーと共に応援団への挨拶に臨むアッバイネ選手(中央オレンジの帽子)。
 今ではすっかり日本人チームメイトと溶け込み、チームのムードメーカー的存在。
 スタッフ選手からの信頼も厚い好青年。彼が日本で成功を収めているのは彼の人柄もさることながら、
 このチームのフロント、スタッフ、チームメートの協力、支えがあってのこと。
 チーム・マツダの皆さんにも感謝です。


●ニューイヤー駅伝・2区(8.3km)区間上位成績

1位 B・レオナルド(日清食品G) 22分39秒
1位 B・カロキ(DeNA) 22分39秒
3位 E・ワウエル(NTN) 22分43秒
3位 P・クイラ(コニカミノルタ) 22分43秒
5位 P・タヌイ(九電工) 22分53秒
6位 A・アイエレ(マツダ) 22分58秒
7位 J・カレミ(トヨタ九州) 23分03秒
8位 J・カマシ(トヨタ) 23分05秒
8位 W・マレル(ホンダ) 23分05秒
10位 R・ケモイ(小森コーポレーション) 23分13秒
(ちなみに上記アッバイネ選手以外は全てケニア人選手です)


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