JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

連絡あれ

2006年01月07日 | p-r

私の住んでいる地方も、寒い日が続いていますが、大雪でたいへんな毎日をおくられている皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。人助けを装った詐欺まで横行しているとか、じゅうぶんにご注意下さい。

ところで、年に2,3回しか行かないのに、みょうに居心地の良いお店ってありませんか?
私にとってそんな店だった、とあるバーが店を閉じておりました。
私より6歳ほど先輩のマスターが一人でやっておられたバーなのですが、昨年10月頃一度行ってみると明かりが消えていたので
「マスターがお休みなんて珍しいな」などと思っておりました。
それが、看板もきれいに無くなり、「貸店舗○○不動産」の張り紙、ショックです。

へんに馬の合うマスターで、しょっちゅう来る客でもないのに、いつも閉店時間を忘れ話し込んでおりました。残念ながら個人的連絡先は訊いておらず、閉店が予定の行動であればよいのですが、体調を崩されたか何かの原因ではと心配をしております。
マスターをよく知るママがやっておられるバーがありますので、近いうちにお邪魔してみようとは思っておりますが......
私にとっては単純に「一件の飲み屋が無くなった」では済まない痛手であります。

今日の一枚は、マスターが好きだと話していたアート・ペッパーにしてみました。ウエスト・コートの星、アート・ペッパーがマイルスのリズム・セッションを従え、吹き込んだワン・ホーン・セッションです。

「マスター、もし聴いていたら、連絡下さい。」(彼は私の携帯番号を知っております。)
って、聞こえないでしょうけどね。

ART PEPPER MEETS THE RHYTHM SECTION
1957年1月19日録音
ART PEPPER(as) RED GARLAND(p) PAUL CHAMBERS(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
2.RED PEPPER BLUES
3.IMAGINATION
4.WALTZ ME BLUES
5.STRAIGHT LIFE
6.JAZZ ME BLUES
7.TIN TIN DEO
8.STAR EYES
9.BIRKS WORKS