JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

過ぎて思えば、団子より花

2009年04月10日 | g-i

只今夜のお仕事を終えて無事帰宅いたしました。とりあえず、
「バンザ~~イ!バブ君偉い!良くやった!よっメタボの星!」
あはははは、「何のこっちゃ」ですよね。
じつはですね、今日の夜のお仕事にもマイブームの自転車に乗ってでかけたのですよ。

我が家とMさんのお店は自転車で移動すると、行きが15分少々、帰りはなんとその倍、30分かかるという、これはですね、ほぼ全体がダラダラと続く坂道なのでありまして、つまり帰りはほとんどももの筋肉が張りっぱなしという状態なのです。
もちろんメタボのウン十才にここを一気に登る体力も気力もなく、昨日までは途中下車して歩いてくるというパターン。
ところがところがですよ。ついにやりました、ついにやったのですよ!途中下車無しに帰ってまいりました。
「パチパチパチ」
今私は、異常に感動しております。(笑)
人間やれば出来るんです。
「メタボだって、デブだって、やるときゃやるんだぞ!」
私はそう叫びたい。(笑)

まっそんな興奮は今飲み干したビールでいくぶん落ち着きましたので、本日の本題に
今日も(正確には昨日ですが)一日暖かい?いや暑いほどの好天気で、車の中じゃ「エアコン回しますか」てな調子でした。この陽気で一気に桜前線も北上するんでありましょう。

夢多き新人さん達が、そこかしこに希望と不安を胸に飛び立つ季節でもありますねぇ。それを思うと広島の新一年生が亡くなったバス事故はじつに残念です。

そんな新人さんを迎える側も、そこが職場であれ学校であれ、新たな風が吹き込んでくるようで、何だかウキウキするものです。
綺麗に咲いた桜なんぞにゃ目もくれず「新人さんの誰それがカワイイ」なんて品定めをする男子も多いんじゃないでしょうか、おっと、女子も同じかな。

「バブさん、経理の新人の○○ちゅん、会いましたぁ?なかなか良くありません?」
毎年こんな事を私に言ってくるヤツは決まった顔のヤツばかり、
「おまえねぇ、そうやって毎年毎年好みの娘を探しているようだけど、いっこうにいい話は聞かないよ。いいなぁって思うだけじゃ進まないんだから、おまえさんにその気があるんだったら、食事に誘うとか、飲みに誘うとか、行動に移さなくちゃ・・・・・っていうか、なんでおまえは社内ばっかに目が行くかねぇ、他にも出会いはあるだろうに。」
こういうヤツにかぎって奥手で誘い方も知らないってヤツが多かったりするんですよねぇ(笑)

でもね、こうして女の子を品定めしているうちが華なんでありまして、いかに奥手のヤツもそのうち彼女でも作って結婚、てなことになるんでありましょう。
付き合いだした頃は、ちょっと手を握っただけで耳たぶまで赤く染めるカワイイ桜も(えっ?今どきそんなんはいないって?まぁまぁ)、いずれオバサン根性を露呈して、年増、大年増、つまるところは姥桜ってね・・・・
「それはそっくりそのまま、だれかさんにお返しいたします。」
「・・・・・」

おっしゃるとおり、寂しいかなオジサンもまた、桜なんぞにゃ見向きもされないぺんぺん草に成り果てて、ただただ指を咥えながら、羨ましそうにそんな桜を眺めるだけなんでありまして、若い頃はヤツらと同じように「○○桜かぁ、俺は趣味じゃないねぇ、どっちかっちゃあ△△桜の方がいいかな」なんて、愛でる桜を選り好みしていたくせに、今じゃどの桜もよく見えたりして、「若いうちにこの包容力があればなぁ」なんてアホなことを思ったりもするわけです。(笑)

花より団子 過ぎて思えば勘違い

ってね、団子は歳がいっても口に出来ますけど、花はそうはいかんかったりするわけですから、若者よ大いに恋をして、桜をじゅうぶんに楽しみなさいよ。

「こうなりゃ、姥桜でもいいから、私でも愛でられる桜を・・・・・・」
「醜いあがきはよせ」
「やっぱり」

さて、今日の一枚は、ダスコ・ゴイコヴィッチと、アルヴィン・クイーンの双頭コンボのアルバムです。

いやぁ、じつに私らしからぬ一枚ですよねぇ、
かなりの見栄で「このへんの新しいのも持ってんだぞう!」みたいな。「何処が新しいんじゃぁい!」と即ツッコミを入れられそうですが、80年代に入ってからの録音物は私の所有アルバムではトップクラスに新しいのです。(笑)

このアルバム、悪くありませんよ、ダスコ・ゴイコヴィッチという人は特徴がありますしねぇ、惚れるとハマルタイプかもしれません。
私はまだハマってはおりませんが、それは数を聴いていないからでしょう。
ですから、今日は無理な説明はしないことにします。
何で選んだかといえば「自転車の快挙(私にはね)を達成した今だから、このジャケ」というじつに不謹慎な理由ですしね。

A DAY IN HOLLAND
1983年3月23日録音
DUSKO GOYKOVICH(tp) SAL NISTICO(ts) CEES SLINGER(p) FRED PRONK(b) ALVIN QUEEN(ds)

1.MISTER QUEEN
2.IN THE SIGN OF LIBRA
3.PROFESSOR SAM 1.DOWNTOWN TALK
2.GROWING UP
3.ON THE CASE