あいかわらず不安定な空模様が続いています。
こう毎日、晴れなんだか曇りなんだか雨なんだかわけの分からんウジウジした天気が続くと、ジメジメシトシトの梅雨の天気よりさらにイライラが増すように感じるのは、私だけでしょうか?まっこれがジメジメシトシトの毎日なら、それはそれで不満を口にするんでしょうけどね。
ともかく、まったくもってハッキリしない天気、これはまさに『バブのような天気』ってなところでしょうかねぇ。
以前、娘の誕生日プレゼントでお世話になった『Ordonnance』のkapuさんが、7月5日のログで面白いことをおっしゃってました。
「私の洋服の坪単価、どんどん下落してる~」てんでありますが、つまり
「バブル期には、生地の面積がとっても少なくて数万円するお洋服を着ていたのに、今はどうでしょう… こんなに生地の面積があるのに、してもせいぜい数千円…」
銀座の一等地だった洋服の坪単価が、今じゃド田舎の山林並みになっちまったとおっしゃるんであります。
「なるほど」
男性、特に私の場合、洋服に大枚をはたくてなことはバブル期でもありませんでしたから、そういった意味では「洋服の坪単価の下落」は最小限で抑えられてはおりますが、「人間そのものはどうなんだろう?」てな事を考えてしまったわけで
ご存じのごとく(知らない方もいるかもしれませんけど、笑)二十代半ばから徐々に広がりを始めた我が表面積は、その後もとどまるところを知らず、二十歳から比べると推定ではありますけど、現在では倍以上になっているのではないかと・・・・・・
とするならば、我が生産性、人間性、行動性、その他諸々がそれに伴って倍増したのかっちゅう話ですよ。
どう考えても『バブの坪単価』は下落を続けるいっぽう、でしょ(笑)
世の中、年齢とともに『坪単価』を確実に上げ続けている方もたくさんおるというに・・・・・・・「これで良いのかバブ!」であります。
ところで、話を戻して『洋服の坪単価』でありますけど、
たとえば、kapuさんのような魅力的な女性であれば、年齢など気にもせず、生地面積を可能な限り狭めれば『坪単価』も上がるし、私も喜ぶと・・・・・・・・・
「魅力的な女性諸氏よ!夏だ!みんな競って『洋服の坪単価』を上げようぜぇい!」
・・・・・・・・・・!?
う~~~ん、やはり『バブの坪単価』は、ド田舎の山林どころか評価不能まで落ち込んでいるようです。
さて、今日の一枚は、レッド・ガーランドです。
じつはこのアルバム、私はすっかり忘れていた一枚でした。
というのも、レコードは持っていないし、バイト先のジャズ喫茶にもおそらく無かったんじゃないかなぁ、かといって、違うところであらためてリクエストするほどまで興味が湧かなかったからです。(この頃のガーランドは嫌いじゃないけど、どれを聴いてもあまり変わり映えしないんじゃないかと思っていたのかもしれません。)
こういうアルバムは、他にも沢山あるんでしょうねぇ、それを考えても全てを聴いたような事を言っちゃいけません。(笑)
ですから、今日紹介するのも、CDでなにげに買ってしまった一枚ということになります。
買ってから気付いたのですが、ガーランドのフロントにバリトンっていうアルバムって他にありましたかね?ちょっと興味を持ち出したりして(笑)
内容は、いかにバリトンを含む二管をフロントに据えようともまさにガーランド、バッシバッシのハード・バップです。
ですから「どれを聴いてもあまり変わり映えしない」という私の思い込みは、当たらずとも遠からずであったわけですけど、ぎゃくにそれが安心感ではありますねぇ、だって「こんなん買っちゃった」っていう大きな失望はけして無いんですから。
何としても手に入れるべきアルバムだとは、今も思っていません。しかし、「ハード・バップ好きであれば、この頃のガーランドに間違いはない。」これだけは言いたい。(笑)
RED'S GOOD GROOVE / RED GARLAND
1962年3月22日録音
RED GARLAND(p) BLUE MITCHELL(tp) PEPPER ADAMS(bs) SAM JONES(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.RED'S GOOD GROOVE
2.LOVE IS HERE TO STAY
3.THIS TIME THE DREAM'S ON ME
4.TAKE ME IN YOUR ARMS
5.EXCERENT !
6.FALLING IN LOVE WITH LOVE