赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

A HAPPY NEW YEAR !

2007-01-02 02:38:16 | Urawa Reds
天皇杯決勝 浦和1×0G大阪@国立

明けまして浦和レッズ 本年も浦和レッズ A HAPPY NEW 浦和レッズ!

7人もの主力を欠きながら、ほぼベストメンバーのG大阪を相手に大いに苦しみながらもぎ取った勝利、防衛したタイトル、掴んだ来年のACL出場権、そして勝利で飾ることができたギドの花道。最高の新年を迎えることができた。


(まさかこれアジアに持ってく気?w)

シュート数G大阪21×6浦和という数字が物語るとおり、試合はほぼ終始G大阪に主導権を握られ攻め込まれ続ける苦しい展開。幾多の心臓が止まるようなピンチは都築が鬼神のセーブで防いでくれた。MOMは都築かなと思う(いやー西野さんのお陰ですw)。それと、細貝にも真剣勝負の場での経験を積ませることができて本当によかった。


(G大阪側のビジュアルサポート。浦和側は白地に真っ赤なハートだったようで)

そんな中、後半途中から長谷部を投入、ボランチに入っていたヤマを右に回したことで多少はサッカーらしくなった。伸二→岡野の交代といい、この辺はギドの用兵がぴたりと当たったといえるのではないだろうか。


(2年連続元日の表彰台)

延長も覚悟しつつあった後半42分、長谷部からの鮮やかなフィードを受けた岡野が中に折り返し、飛び込んだ永井がどさくさで押し込んだ。一番決めて欲しかった人のゴール。記憶も吹っ飛ぶくらい興奮したゴールは久しぶり。このカタルシス。「永井には荷が重い」とか配布物で書いてやがった共同通信、ざまー見やがれ!


(今回は報道陣も空気を読んで後ろで撮影)

3つのタイトルと1度のステージ制覇、強固な守備ライン、心の折れないサブメンバー、そして何より「勝者のメンタリティー」と、ギドの残してくれたものは数知れず。そのギドを優勝という最高の餞で送り出すことができたのは非常にうれしい。本当にありがとう、ギド。これからのあなたの人生も栄光に満ちたものであらんことを。


(初日の出は拝めなかったけれど、綺麗な夕日だった)

ただし、攻撃面での戦術や連携がなく、個の力頼みだったところはメンバーが変ろうとも結局シーズンを通して改善せず。また、中盤がぽっかり空いてクリアボールを悉く拾われる点も結局克服できなかった。この辺は来季に向けての課題。オジェックの手腕に期待したい。2冠は獲ったがまだまだ「のびしろ」があるチームだと、プラスに考えることにしよう。「内容が良くても勝てない」ステージから「内容が悪くても勝てる」ステージまでは昇華した。後は、欲はかきすぎない方が良いが、もう一段上の「内容が良くて勝てる」ステージを目指したい。


(そして元日の晩の新宿の街に消えていったのであった)

最後になりましたが、本年も幣ブログを何卒よろしくお願い申し上げます