赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
↑次にお星さまが増えるのはいったいいつになるのでしょう…
 



前回からのつづき)

大分行く前日にのんきに山形の話のつづきであります。

ホテルにチェックインして後は着替えて出発、電車でスタジアムのある天童まで。もうネットのあちこちに貼ってあり、いまさら感ありありですが件の「諸手を挙げて歓迎」ののぼり。巷では「歓迎されるとアウェイ感が削がれて萎える」といった意見もあるようだが、当方はもう歳を重ねたせいかそこは切り替えできるので歓待は素直に嬉しいですね。しかし"We Are Reds."はいくらなんでもやりすぎじゃないかと・・・w



連れが事前にリサーチしてくれていたそば屋を目指し、酔狂なことに駅から歩き始める。天童周辺はこのように屋根の傾斜が緩い家屋が大部分を占めていたのがなんとなく印象に残った。後に庄内の方に足を伸ばすとまたそれはそれで異なるタイプの屋根だったので、積雪量などの気候条件による違いなのだろうか。



辿りついたのがこちらの「一庵」。実は事前に天童出身の会社の先輩@フィリピン赴任中からいろいろと情報収集していたのだが、その先輩の言葉を借りると「天童はそば処で、全国からそば通が集まってくる」のだとか。しかし、その中でも有名な「水車生そば」は浦和者が席巻していることが火を見るより明らかだったので、敢えて外し、しかもピークの時間を外した上でこちらのお店を選択。しかし、15時半前の到着にも関わらず店内はなかなか盛況でびっくり。



正直昼飯に牛肉を喰らって余り腹が減っていなかったのだが、「板そば」(750円、確か)をチョイス。出てきてびっくり、量が多いのはある程度覚悟していたのだが、750円で天ぷらまでついてくるとは。うれしいけど腹いっぱいみたいな複雑な心持ち。しかしもちっとした独特のそばといい、揚げたてであろう天ぷらといい、これがもう悔しいくらいうまいので、腹が膨れていても食べざるを得ない。いや、実に美味でありました。



一庵を出て、そのまま歩きでスタジアムに向かうという暴挙。正直幹線道路を歩いていたのはほぼオレたちだけだったのだはないかと・・・。さて天童といえば将棋の駒の名産地。というわけでマンホール?もこんな感じ。その将棋の駒の名産地というのも恥ずかしながら、確か「桃鉄」経由の知識でしかないわけですが・・・。まあ要は物件がさくらんぼ園と将棋の駒工場?だけ?みたいな。



道中、山形在住経験のある友人お勧めの「腰掛庵」のわらび餅を食おうと思ったら浦和者に席巻されたのか売り切れ宣告されたり、また、白いヘルメットを被ってジャージを着た、まるで南アルプス天然水のCMにでも出てきそうなピュアな女子中学生たちにたいそう澄んだ目で「こんにちはっ!」とかすれ違い様に爽やかに挨拶されて「オレは一体何をやっているんだ!」とか落ち込んだりもしたけれど、三十路のオヤジは元気です。てか、街ですれ違った見知らぬおじさんに挨拶なんて、天童は一体全体どんな教育してるんだろうな。もう心が洗われ過ぎて正直痛いくらいだったわ。あ、あれか、アメリカとかで護身の観点からこっちから挨拶しとけ的なヤツか。いやそんなヒネてないのか。嗚呼わからない、嗚呼!(橘いずみ風にどうぞ)。



さてそんな風に心に傷を負いながらスタジアム到着。キックオフ2時間前くらいにして既にゴール裏ぎっしり状態を確認して萎え、芝生に座り込んでサブグラウンドで山形大学サッカー部の紅白戦(多分)をぼーっと観戦して時間を潰す。この時点で腹いっぱいでスタジアムグルメを食う気力もゼロ。山形ゴール裏に近い場所だったので、背後からは山形選手バスへの拍手とか、浦和選手バスへのブーイングが聞こえてきた。



2000年によく観た「速報J2」とか、今でもたまにJ-Sportsで観るNDスタジアムのバックスタンド後方に広がる山々を実際に見られたのは感慨深いものがあった。雲行きが怪しくてやや雨もパラついたが、天気は持ち直し、キックオフ前には夕焼けも見られた。



(つづく)

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先週木曜に恵比寿で飲み会があり、残業を終えてやっと21時くらいに合流。空腹のまましこたまウィスキーをロックでひっかけ、六本木での2次会の後から記憶がところどころ飛んでいたかも。タクシーに乗り、気がついたら家のテーブルの脇で4時半くらいに目が覚めた次第。当然金曜は二日酔いで這うように出社したわけですが・・・。

さて、翌朝携帯のフォルダになにやら見慣れぬ写真があったので覗き込んでみると何とそこには明らかに「ラーメン」らしい物体が写っている。事ここに至り、飲んだ後に先輩たちに六本木の「天下一品」に連れて行かれ、なにやら「らーめん!」「こってり!」とか叫んだ記憶が鮮明に甦る。そうそうそういえば夜中だと言うのにやけにドロドロした液体を飲んだ覚えも何となく。

そんなわけでよく覚えていませんw 泥酔状態でもしっかり撮影しているブロガー根性に免じて許してやって下さい。てか、普段大きなチェーン店は基本的に敬遠しているので、何気にこれが「天一デビュー」だったりするのですが・・・。何で京都発祥なのにあんなスープになっちゃうんだろう、不思議だよな。あれ、そういえば何か知らない人からメールも来(ry

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