いままで、映画はおろか、テレビでもほぼまったく見たことのなかった「海猿」の最新映画を見てきた。ストーリーは、日韓露の共同プロジェクトであるところの海上天然ガスプラントに船が衝突、海保がプラント内に残された人々の救出に出動。しかし台風が迫り来る中、数名が取り残されること。大規模な国家予算が投入されたプラントと、中に残された人々の人命が天秤にかけられたり、海保の潜水士が命がけで人命救助したりという内容で、これまでの伏線を知らないまっさらな状態でもそれなりにハラハラドキドキを楽しめた。いや、前に座っていた中学生の女の子たちの「どうせ今回も・・・だと思ったあ」(「・・・」はネタバレになるので敢えて伏せる)なんて会話を聞いた限りでは、基礎知識がない方が純粋に楽しめたのかもしれない。しかし、プラントの予算と人命を天秤にかけるような血も涙もないような官僚はいないでしょう、とマジレスしておく。
ちなみに、現在主役級になっているクラスのタレントさんがチョイ役で出てたりするあたりに、本シリーズの歴史の長さを勝手に感じましたです。
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