つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

夢から覚めたような

2005-06-02 00:02:58 | SD
あるいは洗脳から…でしょうか。

回心、というのはこういうことかも、と思うほど、簡単に割り切れたことが、昨日は不思議でならなかったのですが。
逆に、今までの方がおかしかったのかも、と、最初からもう一度考えてみました。

SDにはまったばかりのころ。
「愛娘」とか「お迎え」とか、そういう言葉が、正直薄気味悪かったのを思い出しました。
私は、ただ可愛い人形が欲しかっただけです。
「娘」がほしいわけではありませんでした。

まぁそういうのもありかな、と一抹の気味悪さを感じながらも、「ごっこ遊び」のようなものだと思っていました。
でも。
いつのまにか、言葉のマジックにかかっていたような気がします。

より家のSDを可愛くしたい、綺麗にしたい、そう言われたい…。
自分で特に意識していた訳ではないけれど、いつの間にかそんな気持ちになっていました。
綺麗なメイクをできる人は羨ましい、素敵な服を持っている、あるいは作れる人は羨ましい…。
そんな思いが重なると、SDを可愛がるのが辛くなってくる。

…そう、子供の能力を競い合う親のようです。

この場合、もとは皆同じ顔(ボークス社製の素体ですから)なので、それにいかに綺麗なメイクをするか、いい服を着せられるかにかかります。
つまり、「どれだけお金をかけられるか」が問題になる訳です。
そして、それが「愛情」と言われてしまう現状です。

そしてそうやって、感情移入してしまう存在だからこそ。
あの設定を無視できない、という流れになっていく。

そう思います。



コメント (2)
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