つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

神宮寺三郎シリーズ、プレイ中(※辛口)

2007-08-02 20:36:24 | ゲーム
実は私はこの「神宮寺三郎シリーズ」第一作以来のファンです(このために当時ディスクシステムも購入した!)。
が、5作目で復活したとき、本来の製作グループでなく、ファンがデータイーストに新作構想を持ち込みして出来た、と聞いて以来、離れていました。

それが、最近DSで旧作復活したと聞き、「いにしえの記憶」をプレイ。
…話が違うじゃないか(怒)!!!
原作と変わってボリューム減ってます。
ライトで軽くなってしまっていて、ハードボイルドなんて遠くなってしまっている。
泣きましたよ、もう。
四作目だけはほぼ忠実な移植だったけど。

面白くない訳ではないですよ。
最近の推理ゲームとしてはいい方です(話は小粒になりましたが)。
本来の神宮寺三郎シリーズではないだけです。

中古でそれ以外の作品も買って、やってみました。
…「イノセント・ブラック」で病院に運ばれた洋子さん、寝間着が左前なんですが。
これじゃ死人です(注:いうまでもないですが、着物はふところに右手が入れられるように着るもので、左手を入れるように着付けをするのは死人に死に装束を着せる時だけです)。
最新作の「カインド・オブ・ブルー」のおまけファイル、熊野警部のやつで「ろくなものしか食っとらん」って…「ろくなものを食ってない」でしょうに。意味逆です。
まぁ、こういうときに使う表現じゃないですが。

今はアーリーコレクションをやる予定です。
これがどの程度忠実な移植なのか分かりませんが、これで駄目ならディスクシステム探します(ソフトはあるので)。

神宮寺三郎と熊野さんの頭が若返ってしまってるし、ハードボイルドではないし(どんなのが正統ハードボイルドかといえば、レイモンド・チャンドラーの作品をお読み下さい)。
ロマンス前面だし、推理軽いし…。やたら考える材料はくれるけど、あれって自分でうなるのがいいんじゃないか、とオールドファンとしては悲しいです。
私の好きな神宮寺三郎は、データイーストの旧作四作で終わった、という感じですね。
コメント
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