つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

手術について(2)

2007-09-17 17:52:35 | 子宮内膜症
病院によってもいろいろあると思いますが、うちはこういう流れでした。

術前二日前に入院→術前一日前に胃腸をからにする(手術の際、吐いて喉に詰まって窒息という事態を避ける、術後腸の動きが悪くなるので、腸に負担をかけないため)→手術→術後一日目の午後、ベッドに座り、立って歩く練習→術後二日目にも歩く練習→術後三日目から五分粥開始→術後四日目五分粥、集中治療室から一般病棟へ、シャワー許可→術後五日目普通食→術後六日目普通食→術後七日目退院。

術後一週間のうちに何らかの異常を起こさない限り、一週間目に退院です。
動けるのか?と思いましたが、五日目あたりから、一日経つ毎にぐんぐんと痛みが減っていきます。
それでも私は結構痛み止めを使いましたが(笑)、病院の痛み止めはよく効くので(バファリンの数倍は効く。さすが処方箋の薬)それほど辛くはないです。

術後すぐに歩くのは、傷の回復を早めるため。
深呼吸をすることもいいそうで、勧められました。
麻酔から覚めた後も深呼吸をするように言われました(気づいたら、でいいそうですが)。
こちらは肺炎を予防するため。

手術って、大変です…。
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手術について(1)

2007-09-17 17:33:53 | 子宮内膜症
私の場合は卵巣の腫れからでした(もともと筋腫持ちで、病院に検査に通っていました)。

卵巣は5㎝以上腫れると、卵巣癌の可能性が出て来るそうです(私は7㎝以上ありました)。
MRIで癌細胞は見つかっていなかったものの、腫れた卵巣の中に初期の癌があることもあるので、手術で病理検査をするため、時間がかかるとのことでした。
卵巣癌は進行はそれほどではないけれど、転移はリンパ節を通るので早いこと、なので癌か境界悪性(癌でもないが良性でもない)の場合は子宮、卵巣、リンパ節など全て摘出すること、を勧められ、了承しました。

治療には子どもを望んでいるか等でいろいろ選択肢がありますが、確実に治すなら全摘だそうです。
この場合、更年期障害も引き起こしますが。
私の場合はとらずにすむならとりたくないので、駄目なところだけ、それでも開けてみなければ分からないところが多いということなので、執刀医の先生の判断に最終的には任せる、ということにしました。
最優先は、主人とも話し合い、生きること、でした。

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子宮内膜症について

2007-09-17 17:28:15 | 子宮内膜症
子宮内膜症、とは、生理の際子宮の中で起こるメカニズムが、子宮以外の場所で起こる病気です。
卵巣などに出来て腫れた場合、内臓を圧迫し、あちこちで癒着を起こし、酷ければ尿管等を巻き込んでしまうこともあるそうです。

治療法は手術。薬などではなくなることはないそうです。

手術には開腹と腹腔鏡手術があります。
腹腔鏡手術は(私が手術を受けた病院では、お腹に1㎝ほどの傷を三箇所開け、そこから器具を入れてカメラで見ながらするということでした)小さな傷ですむものです。この場合は術後五日程度で退院できるようです。
うちの病院お勧めは開腹手術でした。こちらは下腹(おへその下あたり)から約10㎝くらいの傷ができます。

なので腹腔鏡手術を望む方も多いと思いますし、私もそれを希望していたのですが、これはいろいろと制約があります。
・スリムであること(私はぽっちゃり体型ですが、こういうタイプはやりにくいそうです)。
・症例が軽いこと(開けてみて、MRIなどで予測したより症状が進んでいると、腹腔鏡ではとりきれず、開腹に切り替えざるを得ないこともあるそうです。この場合、傷は四箇所できます)。

私の場合は左卵巣が腫れ、一月の時点で手術していれば腹腔鏡でも何とかいけたかも、といわれました(…これは言ってくれなかった。「手術したくないですよね」と聞かれただけ)。が、どうしても、と頑張れば腹腔鏡でもいいですよ、と言われました。条件付きで。
腹腔鏡の場合患部がとりきれず再発の可能性がより高いこと(子宮内膜症は再発率の高い病気です)、間に合わないと判断すれば開腹に切り替えることになるので、傷が増えることを言われ、開腹手術を決めました。

お医者さんの方も、実際に開けた方が確実に治療できるようです。
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