という言葉を、ネットで初めて見ました。
津波の時はそれぞれが逃げる、一緒に行こうとしない、というような意味だそうです。
それで、明治生まれの祖父が言っていたという言葉を思い出しました。
津波の時は、畑にいようと家に居ようと即逃げる、たとえ赤ん坊が家に居て、自分が畑にいても、赤ん坊を連れに戻ってはいけない、波がくるからと。
母にそれを言われてびっくりして、赤ちゃんがいても?と聞いたら、一緒に溺れてしまうから、赤ちゃんがいても駄目、と言われました。
サイレン(津波がくるという知らせだそう)が鳴ったら、即高いところに逃げる。何も取りに戻ってはいけない。まだ時間がある、とその時思っても、波はあっという間にくる、とも言っていたそうです。
雨音で異常が分かる人だったそうですし、母の実家は港町なので、祖父は津波の経験があったのかもしれません。