つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

カウンセリング効果その2

2013-07-13 15:32:08 | 日常雑記
…と題名にしましたが、きっかけがカウンセリングなのであって、カウンセリング「のみ」の効果ではありません。
それでも、この「きっかけ」が私にとって大きなものなので、カウンセリング効果、という題名にしました。

実はこの四月から、ダンスを習い始めました。
かねてからやりたかったのですが、乳癌になってしまった後は、治療だけで精一杯で、習い事まで気が回りませんでした。
お金もかかるし。
が、元々運動の習慣がないので、運動になるからやったらどうか、と主人に後押しされての習い事でした。

同じ頃、カウンセリングを始めて、気持ちが楽になり始めたら、自分が子供の頃やりたかったことを思い出しました。
…なんだ、私、ダンス習いたかったんじゃない。

化粧もファッションも、興味がないんじゃなくて、父にも母にも姉にも、自分の好みは否定されるので、そのうち面倒になってしまったんだった。
子供の頃は、ねだって子供用の「おしゃれセット」という、パウダー&クリーム&リップクリーム&鏡&ブラシ・くし、そして何故か指輪の入ったセットを買って貰ったりしていたのに。

気付く前も、それなりに興味はある?いやない?という感じだったのが、実は、「否定されない範囲内での自分の好み」を通していたことに、やっと気付いて(それ以上制限がかかる場合は、無関心になっていました)。
今年は、初めて?自分だけの好みで、服を買いました。
しばらくぶりに化粧品も購入。

何だか、遅く来た青春(言うと恥ずかしいですが)みたいで、ちょっと気恥ずかしくもありますが、やっと、「自由」です。

成人して、親と死別あるいは絶縁して、引っ越して、結婚して…すでに立派な大人なんですが、親がした「躾」は、ある種の「呪縛」でもあります。
いいところも無いわけではありませんが、生きるに苦痛な部分は、私にとってはなくていいもの。
やっと、断ち切れてきた、そんな風に感じます。

…しかし、やっぱり乳癌になったことが、人生の総決算につながっているようで、不思議な気分です。
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