最近、小説や漫画やゲームなど、昔から大好きだったことにはまれなかったり、理解できなくなったりすることが増えました。
正直、これが年齢というものなのか、と思ったりして落ち込んだりもしていました。年をとって、新しい価値観が分からなくなったのかと思って。
いや、そういうのもあるんでしょうが。
もうひとつ気付いたこと。価値観の相違。これが本当に様々で。
例えば。
自分が兄弟とどこかに旅行に行こう、と約束していたとします。が、兄弟は配偶者と行ってしまったので、もうその観光地には行きたくない、ごめん、と言われた場合。
私が言われた側ならば傷つきます。
もし配偶者と行ったとしても、兄弟には行ったと言わずに、一緒に行くよう努めると思います。
が、もしその観光地が気に入らずに、もう行きたくないと思ったら?
…そうですね、そうしたら、行ったけど面白くなかったから行きたくない、と言ってしまうかもしれません。
これ、今回兄弟から「言われた」側です。結構凹んでおりました。
観光地は四国のお遍路さんです。母が母の姉と行きたかったのです。そしてそれをかなえられずに逝ったので、兄弟と私でそれをかなえたいね、という話をしていたのでした。
今は遠く離れて暮らしていますので、実現できると思っていたとは言いがたい約束でした。むしろ、行きたいねといいながら行かずに終わってしまうかも、と思っていました。
そしたらこれです。
兄弟はたぶん、配偶者と行って、一度行けば充分と思ったのかも知れません。もう行きたくないと思ったのかもしれません。
それは分かりませんが、ちょっとショックな話でした。
…まぁ、やっぱりあまり仲の良くない兄弟なのでしょう。私たち。
今さらショック受けるのも何か情けない(自分が情けない、という意味です)のですが、やはりショックです。馬鹿だわ私。
うーん。この年で、今更こんななんて、がっくりですね。自分自身が。
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