はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.246 80年後のKENJI 銀河鉄道の夜

2013-03-09 19:51:18 | クリエイティブ




NHK BSプレミアムで放映していた「80年後のKENJI」。

3月6日の放映は「銀河鉄道の夜」の前編、後編だった。

実写版の「銀河鉄道の夜」は原作のそのままでの映像化ではなくてオリジナルの解釈が加えられている。

「旅してんの?どこまで?」

「どこまでも」

「漂っているから」

「ここじゃないどこかへ。誰だって行きたいに決まってる」

「本当の幸福とは」

「きっとここが本当の天上なんだ」

「何かを失うことで前に進むならば、痛みや悲しみをどこにしまえばいいのか?」

「永遠という時間軸の中で過去と現実が等しく存在するならば、未来だってきっとあるはずだから」

そして、僕は最後にこう言う。
 
「キミと子どもたちと旅ができて楽しかったよ」

Vol.245 100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート

2013-03-09 13:17:20 | 




僕はもともとこの手の本が大好き。

きちんと言葉にしていくと、成長できると考えているからかな。

松浦弥太郎さんという「暮らしの手帳」の編集長をされている方の、
ご自身の生き方を言葉にした「100の基本」と
「COW BOOKS」という古書店の代表としての社訓ともいえる「100の基本」の
合計200の基本が書かれている。

そうそう、そうだよね と共感するところも多く、
人生をわかってる人だなあと思うけれど、なんと僕と同級生の1965年生まれ。
すごいなあ。

巻末にはあなた自身の「100の基本」をつくろう、
という主旨で書き込むメモ欄があったりするけれど、
僕は本当に自分自身の「100の基本」をつくっていこうと思う。
それも、簡単につくったりしないで、何年もかけてじっくりつくる。

特に印象に残ったところを以下に抜粋。

八勝七敗の法則

確かに勝利ばかりの人生で人は成長できない。
でも負け続きでは腐っちゃうし。
八勝七敗は絶妙だ。


人と人をつなぐはたらきをする

実は自分の役割はこれだと思っている。
自分だけでできることは限られている、というかまったく少ない。ほとんどない。
そして、あの人とあの人を合わせたらどんなことができるのだろうといつも期待しているし、うまく馬が合ったりしたら、めちゃめちゃうれしい。
なこうどばばあの気持ちがわかる。
おせっかいじじいなのだな、本質的に僕は。


机の上には何も置かない
白い紙から仕事を始める

うん、すごいクリエイティブ。
チョー理想。
でも、なかなかできない。
Macがあるからね。


面倒くさいを楽しむ

すごくないですか?これ。
面倒くさいは楽しめるんです。
マラソンはゴールを目指すけれど、ゴールが楽しいんじゃなくて
走っているプロセスがマラソンなんです、一般人にはね。
もっと言えば
人は死ぬために生きるんじゃなくて、
生きて、いつか死ぬんです。

ゴールばかり見てるからプロセスが面倒くさい。
だから面倒くさいを楽しむ方法はある、というわけ。


愛するとは相手を生かすこと
愛し合うとは生かしあうこと

その通り。


どんなに忙しくても
不機嫌になって仕事をしない

すいません。
心掛けてはいるんですけど。


何事も想像力を働かせ、よく考える

想像力は大切です。
想像力があれば言動は変わる。
自分のこの行動が人にどんな影響を与えるのか。
自分のこの一言が誰を傷つけ、誰のモチベーションを下げるのか。
もっと言えば、ため息ひとつが周りの人のモチベーションを下げることもある。
すべて想像力の不足だと思う。


店内では決して飲食をしない

やってしまいがちだけど、仕事をする場所での飲食は厳禁だと書かれている。
これには実は全面的に賛成ではないけれど、考えることはある。

たぶん、僕が社長になって自分の会社をつくったら、
オフィスでは決められた時間以外は飲食禁止にすると思う。
コーヒーでさえ休憩時間だけ飲むようにする。
ただし、逆に休憩時間は仕事禁止。
パソコンにも触っちゃいけない。

以前働いていた会社では朝食を会社で食べている人が時々いたけど、
会社は仕事をするところであなたの家のダイニングではないのですよ。
その行動を周りの人がどう受けとめるか。
これも想像力の欠如かな。