上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

豊後天瀬ケ紀行(3):滝が見える露天風呂「山荘天水」

2014年07月29日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.旅館の入口
旅館は桜滝が見えるロケーションに建設されました。徒歩で訪れるのはちょっと無理そうです。

2.自然と調和した和風のエントランスを少し下って行きます。



3.旅館の売店



4.足湯もありました。



5.旅館母屋の入口。


気持ち良い新緑でしたが、紅葉の頃はまた良いかもしれません。

6.旅館の庭も自然をうまく取り入れています。


残念ながら露天風呂へはカメラを持ち込まなかったので、落差30mの桜滝の写真は写せませんでした。

JR駅前から遊歩道を上れば滝壺近くへ行けるそうですが、都合で行けませんでした。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS


豊後天ヶ瀬紀行(2):豊後三大温泉「天ヶ瀬温泉」

2014年07月27日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.河原から見る天ヶ瀬橋。
昼間の露天風呂に入るのはちょっと勇気がいりますね。

2.天ヶ瀬温泉の伝説。



3.天ヶ瀬温泉の案内図


河原には5つの共同露天風呂があります。

4.特急も停車するJR天ヶ瀬駅。


駅そばにはいくつか足湯や手湯があります。

5.天ヶ瀬橋から下流に見るホテル専用の露天風呂。



6.天ヶ瀬橋から見る上流の風景。



7.今日のお昼。


夏の涼しい料理です。

8.玖珠川では川魚の釣りも人気のようです。


昼食の後は滝が見える露天風呂に行きます。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

豊後天ヶ瀬紀行(1):奈良時代の開山「高塚愛宕地蔵尊」

2014年07月25日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.「行基」は日本最初の「大僧正」の位に昇った僧で、当時の国家事業であった東大寺建立の責任者にもなりました。
天平の時代、僧侶は国家機関とされ、一般民衆への布教活動は禁止されていたそうですが、禁を破り全国を行脚し布教活動や社会事業活動を行い民衆に尊敬されていました。

2.高塚愛宕地蔵尊の由緒書き。



3.土産物屋が並ぶ参道の階段を少し上ります。



4.神仏混淆の形式を残しているそうです。



5.立派な本堂。


鳥居や手洗い水など神社の形式になっています。

6.本堂後ろの崖には信者が奉納した2000体の地蔵尊が並んでいます。


安産や学業成就など、あらゆる願い事がよく叶うそうです。

7.樹齢1300年のご神木



8.崖には「一念洞」と呼ばれるトンネルがあり、内部にも沢山の地蔵尊が奉納されています。


「一念洞」の中央には怖い「閻魔さま」がいます。

9.広場には大きなクスノキが葉を茂らし、涼しい木陰を作ってていました。



10.大分自動車道「天瀬高塚IC」がすぐ下に見えます。


天ヶ瀬温泉郷はこの山を南に超え下ったところにあります。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS



博多カメラ散歩:博多駅ビル屋上の「鉄道神社」-博多区 

2014年07月22日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
1.鉄道の安全を祈念する「鉄道神社」
九州をかたどったオブジェがあります。

2.表参道


小さな土産物店が並んでいます。

3.参道にあった東日本大震災の復興を祈願する木製の地蔵尊

 


4.「和願施合掌地蔵」の由来


震災の流木を使って彫られたとか。

5.展望所からの北側の眺め



6.展望所からの北東側の眺め



大博通りの向こうに博多港と志賀島が見えます。

7.水田もありました。




8.お天気の日にはおもちゃの鉄道も運行するのでしょうか。




撮影:CANON PowershotS100

筑前国紀行:福津市大峰山自然公園(2) 「日本海海戦記念碑」

2014年07月20日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.山頂にある記念碑。
記念碑は1934年(昭和3年)に地元の獣医師が私費を投じて建設しました。
高さは38尺、幅は5尺、マストは27尺と、海戦の行われた「明治38年5月27日」に由来しているそうです。

2.大峰山一帯は玄海国定公園に含まれます。



3.玄界灘が見渡せる。


沖に新宮町の「相の島」が見えます。

4.広場から見た記念碑


三笠の環境を模しているそうです。

5.旗艦三笠の主砲でしょうか。



6.艦橋の内部



7.海戦が行われたのはこの辺りでしょうか。



8.福津海岸を見下ろす。


近くでは新鮮なお魚を食すことができます。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

筑前国紀行:福津市大峰山自然公園(1)「東郷神社」

2014年07月18日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.観光地図にも神社の記載がありません。

2.市内在住の獣医師の提唱により創建されました。



3.境内に咲くアジサイ。



4.宝物庫まえにある戦艦三笠の主砲。



5.主砲の砲弾でしょうか。



6.展示品の説明。



7.現代的な社殿。


イギリスに7年間も留学した東郷元帥は英語が得意だったので、この神社のおみくじは表は日本語・裏は英語で書かれているそうです。

8.鹿児島県の花「カイコウズ」


東郷元帥の出身地は鹿児島でした。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

博多カメラ散歩:博多祇園山笠「追い山ならし」

2014年07月15日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
1.1番山「土居流れ」、表題は「武昌太平楽」。
「武昌太平楽」とは舞楽の曲名で中国風の装束に兜を付け舞うそうです。

各流れは800人から1000人の舁き手が参加します。

2.2番山「大黒流れ」、表題は「千年契」。


人形の主は豊臣秀吉。表題の「千年契」は博多の復興に来訪した時に開催された歌会での秀吉の連歌に由来するそうです。

3.3番山「東流れ」、表題は「四神守天而人護郷土」:ししんはてんをまもりて ひとはきょうどをまもる。
 

中国の神話に登場する四神「青竜」「朱雀」「白虎」「玄武」を表しています。

4.4番山「中須流」表題は「猩々酒宴寿」:しょうじょう しゅえんことぶき。


中国の故事「猩々と孝行息子」。猩々が泉の水を酒に変え、孝行息子がそれを売って大金持ちになる話。
歓楽街中洲の発展を祈願した題材。

5.5番山「西流」、表題は「牛若丸」。



6.6番山「千代流れ」、表題は「真紅兵貫義」:しんくのつわもの ぎをつらぬく。


人形の主は大坂夏の陣での徳川家康を追い詰める真田幸村です。

7.7番山「恵比寿流れ」、表題は「我者博多総鎮守」:われははかた そうちんじゅ。


人形の主は櫛田神社櫛田宮の祭神、大幡主大神(おおはたぬしのおおかみ)です。

700年の伝統でしょうか。毎年変わる標題の豊富さ、人形師さんたちの造詣の深さに関心させられます。

撮影は3年目ですが、場所取りのこつが段々分かってきました。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

博多カメラ散歩:うどん発祥の地の「中世博多うどん」-博多区

2014年07月14日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
1.博多千年の門のそばにある「中世博多うどん」
営業時間は11:00から16:00まで。

2.メニュー


うどんは3玉まで無料、トッピングの追加もできます。

3.ごぼ天を食べました。


カリカリのごぼう天が最高でした。

4.うどんは縁起が良い


「あちらつるつる こちらかめかめ」
今まで食べたうどんの中では最高ランクです。

撮影:CANON Powershot S100








博多カメラ散歩:新しくできた「博多千年の門」-博多区承天寺通り

2014年07月13日 11時56分57秒 | ふるさとの風景
1.寺社町のウエルカムゲート「博多千年の門」
今年3月に完成しました。

2.門扉は大宰府天満宮より寄進された千年楠



3.欄間の模様は「博多織」



4.「博多千年の門」の由緒書き



5.扁額は中国杭州の寺現職住職によるもの


承天寺を開山した聖一国師が修業したのが杭州の「径山萬壽寺」、その寺が火災にあった1242年、博多から再建のために1000枚の板を送った記録もあるそうです。

6.遊歩道となった承天寺通り


区画整理で分断された承天寺が遊歩道により一体化されました。

7.承天寺の通用門



8.「うどん・そば発祥の地」「御饅頭処」の碑


聖一国師がうどん・そば・まんじゅうなどの製法を持ち帰り広めたとか。

9.碑の説明


聖一国師が書いた「お饅頭ところ」の看板は、東京「虎屋」に伝わるそうです。

承天寺は博多祇園山笠発祥の地でもあります。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

筑前国紀行:福津市「宮地嶽神社」

2014年07月11日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.福津市の宮地岳神社は全国の宮地岳神社の総本山で今から約1600年前の創建と伝えられています。

2.山門奥の本殿には巨大な注連縄が取り付けられています。 


この時期、境内の花菖蒲が有名ですが、時期が遅かったようで、ちょうど片付けが終わっていました。

3.本殿の注連縄は日本一大きいと言われています。



4.注連縄に吊るされた5円玉は参拝客の習慣でしょうか。



ご利益のほどは?

5.参道は福津海岸まで続きます。



6.その福津海岸にある宮地岳神社の鳥居。



7.美しい福津海岸。


水のきれいな玄界灘が広がります。

8.ウミガメ産卵の地。


市役所には「ウミガメ課」があるとか、玄界灘からウミガメが産卵のために海流に乗ってやってくるのでしょう。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

博多カメラ散歩:キャナルシティ博多の「山笠」

2014年07月10日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
1.2階から見る飾り山笠の「表」。
キャナルシティ博多の山笠は唯一見下ろすことができます。

山笠を担ぐことを「舁く」と呼びますが、その「舁き山笠」だけの流れと、「飾り山笠」だけの流れ、その両方を持つ流れがあります。

今年は全部で「飾り山笠」が14本、「舁き山笠」が7本展示されていますが、
7つの流れの「舁き山笠」が最終日のの早朝にタイムレースに参加します。

各山笠は毎年新しく作られ、祭りが終わると撤去されますが、もう1本、櫛田神社に番外の「飾り山笠」が年間を通じ展示されます。

2.同じく2階から見る「見送り」。


ここの山笠は地階に置かれています。

3.今年の「標題」の説明。


表には神話や史実、歌舞伎の場面など伝統的な飾りが登場します。

4.1階から見る「表」。



ちょうど目の高さで全体を見ることができます。

5.同じく1階から見る「見送り」。

 

見送りは子供たちにもわかりやすいアニメなど現代的な内容が多いようです。

6.地階から見る「表」。


ほとんどの山笠は全てこんな感じで見上げることになります。

7.地階から見る「見送り」。



8.各流れの記念手拭いが展示されていました。



撮影:CANON Powershot S100

筑前国紀行:宗像市「唐津街道赤間宿」(2)

2014年07月06日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.赤間宿の辻行灯。

2.赤間上町から西を望む。


街道は城山を越え、西に下り坂となります。

3.往時の宿の想像図。



4.出光佐三翁生家


百田直樹著『海賊と呼ばれた男』の主人公ですが、出光興産の創始者。実家は藍問屋でした。

5.出光佐三翁生家の説明。


神戸高等商業学校(現神戸大学)を卒業後、神戸で小麦粉と石油を扱う酒井商店に丁稚として入店したそうですが、考えるところがあったのでしょう。

6.赤間宿の中心となる造り酒屋



7.創業200年。


新酒ができるころに酒蔵開きのイベントが行われるそうです。

7.「問屋場跡」の説明。



8.最近「参勤交代」の映画が評判のようですね。



9.「町茶屋(脇本陣)跡」の説明



10.レトロな「酒場」



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

筑前国紀行:宗像市「唐津街道赤間宿」(1)

2014年07月04日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.赤間上町の交差点から東側を望む。
唐津街道は黒田藩や唐津藩の参勤交代に利用されました。

2.当時の赤間宿の地図



3.幕末の「七卿落ち」の内、五卿がここまで到達しました。



4.昭和3年に建立された「五卿西遷の遺跡」碑。



5.寄付により建立された碑の説明。



6.神社脇に残る古井戸。



7.宿場には豊富な水が必要だったのでしょう。


上町から西には街道沿いに古い民家が残っています。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS



博多カメラ散歩:「博多祇園山笠」お披露目

2014年07月01日 12時24分09秒 | ふるさとの風景
1.博多駅西口「博多口」広場に飾られた11番山笠。
午前中は町内の重鎮たち総出で神事がここなわれるようです。

2.今年のテーマは表は「軍師官兵衛」。



3.西暦1600年9月、後に「九州の関が原の合戦」とよばれた「石垣原の戦い」を描いています。



4.TVドラマの舞台が福岡に移るのはまだ先のようですね。



5.見送りはおなじみの「サザエさん」。



6.サザエさん発祥の地が福岡市ですから、毎年どこかの流れに登場するようです。



7.立派な柱が使われています。



撮影:CANON PowershotS100