上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

落ち椿:福岡城址公園

2012年02月29日 06時00分33秒 | 
写真は「極彩色」モードでの撮影。この手の写真は1枚だけにするのが無難です。

撮影機:CANON PowerShot S100

また、カメラの話題です。
新しいコンデジには色々と遊べる機能が内蔵されていますので、使わないのはもったいないですね。


日本人の得意な「付加価値」ですが、今春新発売のIXYには「スマホ」との通信機能が搭載されました。撮影した写真をカメラからスマホに配信できるそうです。
また、今までも「顔認識」機能は搭載されていましたが、今回は「顔認証」機能が搭載され、誕生日と顔写真を、合わせて12人まで登録できるそうです。

「寝顔検出」「笑顔検出」などがあり、年齢から赤ちゃんを認識すると、撮影時にストロボが非発光になったりします。
さて、赤ちゃんと子供と、両親におじいちゃんおばあちゃん。登録した家族全員で集合写真を撮ると、いったい誰にピントが合うでしょうか。
カメラは「一番若い人」にピントを合わせるそうです。

梅便り:福岡城址公園

2012年02月27日 06時00分44秒 | 
カメラの話題です。
3年以上使用していたコンパクト・デジタルカメラを新しく買い換えました。
日本のデジカメは世界市場を席巻しているそうで、さすがに3年間の技術革新(特に内蔵される撮影ソフト)には驚かされ、新製品のすばらしさを再認識しました。

手ブレ補正が強力で、手持ちでもマクロ撮影の失敗が少なくなります。

昨年の震災やタイ水害などの影響もあってか、この春、各メーカーは新製品発表ラッシュのようです。


コンパクトな躯体は既に技術的には飽和状態かと思いますが、そこは日本人。プロの撮影テクニックが内蔵されたカメラは、まるで玉手箱のようです。

その魔法の箱を「如何に使いこなせるか」がユーザーの問題ですね。

撮影機:CANON PowerShot S100
撮影地:中央区

2012年冬上海(22):広州料理

2012年02月25日 06時04分07秒 | グルメ
先ずはスープ。

上海料理ではスープは最後ですが、広州料理店はスープで店のレベルが分かるようです。

壷で何時間も煮込まれていますが、煮込まれた具は取り出して醤油たれで頂きます。

あわびと鳥の足。コラーゲンたっぷりですね。

冷菜(前菜)
豚のロースト。表面がカリカリしています。


鳩のロースト。

尾頭付きで出てきます。

梨の赤ワイン漬け。


クラゲ。


次は海鮮。

茹でた小エビ。

名前は分かりませんが、海の魚を蒸したようです。


牛肉料理。

角切り牛の胡椒炒め。

野菜。

中国レタスと干貝柱の石碗炒め。

最後に点心。

長寿を祝って麺を頂きます。

胡麻団子。

中は空洞で、側はモチモチ。

桃風の蒸しパン。

餡は塩卵。この後、持込の誕生ケーキがありますので、一部はお持ち帰り。

デザートのフルーツ。

上海の最高の楽しみは、やはりグルメ。次に頂けるの何時になることでしょう。

2012年冬上海(21):上海博物館

2012年02月22日 06時57分59秒 | 上海街角スナップ
今回は2階陶磁器展示場から、中国を代表する「景徳鎮」の壷を数点ご紹介します。

粉彩蝙蝠と桃の紋。清代1723-1735年。

中国語で蝙蝠は「福」と発音が同じで、お目出度い図柄。個人の寄贈とあります。

波濤と紅龍の絵柄。清代1723-1735年。



五彩劉備の招待図。清代1662-1722年。



紅彩加金、鳥獣絵柄。清代1662-1722年。


 


五彩魚藻絵柄。明代1522-1566年作。



彩団龍紋。明代1522-1566年作。

 


粉彩八仙人図。清代1736-1795年作。


ご紹介した他にも年代順に皿や塑像の展示もあり、この展示フロアだけでもじっくり見ると2時間は必要でしょう。

2012年冬上海(18):弄堂

2012年02月15日 06時19分56秒 | 上海街角スナップ
狭い租界に大勢の労働者を受け入れるために、レンガ作りの長屋式住宅が多く建てられられました。


路地の入り口には、誇らしげに完成年度を表示しています。

地震もなく風水害も少ない上海では、火災に強いレンガ住宅は100年以上も健在です。



一つの入り口しかない住宅は、防犯上も必要だったのでしょう。


やがて時の流れと共に、実際に人が住む弄堂は消滅してしまうかもしれませんね。


2012年冬上海(17):南蘇州路

2012年02月13日 06時19分47秒 | 上海優秀歴史建築
虹口区側の河畔に建つ1933年築の「河濱大楼」です。


上海の不動産王サッスーン商会が建てた、当時上海最大の外国人向け商店兼住宅でした。エレベーターも9台あり、当時は水深2.1mのプールも併設してあったそうです。

建設当時は8階建てでしたが、1978年に上部3階が増設されました。


現在も住宅として使用されていますが、700戸、約2000人が居住できるそうです。

さらに東側に建つのが1924年完成の「郵政大楼」。



中国の郵便制度は1896年に開始されましたが、租界では1861年から英国が始めています。


今でも2階で郵便窓口業務を行っていますが、郵便博物館も併設されており、中庭には郵便飛行機や列車・馬車などが展示されており、子供連れでも楽しむことができます。

2012年冬上海(16):北京東路

2012年02月11日 06時02分07秒 | 上海街角スナップ
観光地からちょっと外れると、都市の素顔が見えてきます。

中国語では金属のことを「五金」と呼びますが、語源は「金・銀・銅・鉄・錫」から来たのでしょうか。

重い金属部品の荷物を運ぶ三輪車が客待ちをしています。


上海は租界時代から貿易都市で、全国有数の商業都市でもあったのですね。

春節直前だからでしょうか、人通りも多くありません。




2012年冬上海(15):南京東路

2012年02月08日 06時11分49秒 | 上海街角スナップ
1つ目の用事は、日本で飲むお茶をこの行きつけのお茶屋さんで買うこと。

お土産用のプーアール茶も買いました。

2件目は第一食品で、上海で食べる食材とお土産のお菓子を買うこと。

市内で牛肉を売っている店は限られています。

3件目はここのパン屋で朝食の食パンを買うこと。


近くの市場などで満足するものをすべて買い揃えることはできません。

南京東路は英国租界の時代からの繁華街で、もっとも上海らしい風景の一つです。

上海観光では、何はともあれ南京東路は外せませんね。

当仁ウォーキング(5):金龍寺

2012年02月06日 06時04分39秒 | ふるさとの風景
この辺りは城の西側を守るためでしょうか、大小の寺が多く存在します。


以前は「西町」と呼ばれる城下の西外れで、樋井川の向こうが「西新町」でした。



立派なお寺で、以前よりも敷地も広くなっているようです。



貝原益軒は福岡藩を代表する学者で、今では「東洋のアリストテレス」とも呼ばれているそうです。





簀子ウォーキング(1):簀子公園

2012年02月01日 06時28分13秒 | ふるさとの風景
簀子公園は周りをすっかりマンションに囲まれた都市型の小さな運動公園です。


公園の北側には戦災慰霊碑がありました。


終戦間近の昭和20年6月19日夜に福岡市に米軍機による空襲があり、大勢の市民が犠牲になりました。

公園の南には福岡城が垣間見えます。