あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

愛の賛歌・エディット・ピアフ物語

2014-04-28 | 映画・観劇
22日シンコクリツ劇場中劇場で公演している、
美輪明宏版「愛の賛歌 エディット・ピアフ物語」を観劇してきました。
エディット・ピアフ1915~1965年まで47歳までの、
懸命に生き、歌い、愛した、短い人生の波乱万丈の物語でした。

街頭で歌うピアフの才能を見出され、路上からステージへと移ることになるに始まり、
仕事上のパートナーとなる作曲家との出会い、
イブ・モンタンと知り合い、「バラ色の人生」はモンタンへの愛がこめられていたといわれ、
「愛の賛歌」はボクサー セダンとの出会いで真剣な愛情を抱きささげた曲でした。
ピアフの晩年はセダン亡き後悲惨な日々を過ごしましたが、
21歳年下の若き青年サラボの出会い結婚により、
愛に包まれ、愛に支えられながら病魔に勝てずこの世を去りました。

ピアフの言葉「あたしはずいぶん恋愛をしたけど、
一人の男しか愛さなかったわ。マルセル・セダンよ。
そして、一生のあいだ、あたしは一人の男しか待っていなかったの。テオ・サラボよ」
この素晴らしい愛の表現を、
美輪明宏の台詞、歌声は切なく時には激しく響き、その美しさには、
感動に胸が震え、最後は観客席が総立ちで拍車が鳴り止みませんでした。
愛という言葉、行動、人、物にいかに左右されるか、
愛は素晴らしいものですね。


                          台詞、画像はパンフレットよりお借りしました