ありのままで

2024-09-03 | 個人的なこと

「大丈夫?」と聞かれたら・・・

「大丈夫!」と答えていたわたし。

「大丈夫」と即座に答えたいわたし。

「大丈夫」とガンバれたわたし。

 

今回ばかりは「頑張れない」わたしがいる。

 

ケンジ(次男)仕事が休みなのでKクリニックに連れて行ってもらう。

長男の在宅医だった雅子先生、診察室入口に立って出迎えてくださった。

天国へ行った長男の話しを暫くしてから・・・「あなたはどうですか?」と。

 

先週の月曜日からの体調不良を聞いていただいた。

もう8日間もベッドに伏した状態で一向に良くならない。

夜は良く眠れているし、朝方も昼間も眠くて気が付くと寝ている。

起きると胸がムカムカする、食欲はなく食べられるのはアイスクリームと氷とユンケル。

体重は現在45kg台に落ちてしまい、立つとフラフラする等々。

2~3日休んだら元気になると思ったのに、このまま寝込んでしまうのではと泣き言。

 

問診や5日前のリウマチ病院の血液検査の結果などから病状説明をしてくださった。

「たとえで話すと・・・手術後、体力を消耗しきった状態」ですって。

う~ん、納得! 実に分かりやすい。 

イエス様も弟子たちにたとえ話でお話しになった。

つまり、焦らずゆっくりと養生すれば再び元気になるってことだと理解した。

 

アイスクリームしか食べられなかったらそれだけでも良いから口に入れましょう。

水分(ポカリスエット)や野菜ジュースを飲むように、等々のアドバイス。

 

血液・尿検査、心電図、そして点滴をし、ムカつきを抑える薬を処方していただいた。

点滴の間に、看護師さんが入れ替わり立ち代わり元気づけに来てくれて何だか嬉し泪がホロリ

 

と、言うわけで暫くは寝たり起きたりの生活をしながら元気のハム子に戻しましょう。

ありのままの自分を受け入れましょう。

そうしましょう

 

 

 

 

 

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自分の為に祈る

2024-08-31 | 個人的なこと

 

あれ以来、寝たり起きたり また寝たり やっぱり寝たりが続いています。

毎日ユンケル飲んで頑張っているのですが・・・

今日は8月最後の日、もう6日目になります。

メンタルは平安と感謝に包まれているのですが、長い間の緊張が外れたのかしら。

少しずつ少しずつ回復傾向? 今日はPCの前に座るくらいにはなりました。

 

まだ起きるとムカムカするし、目が開けていられないほどの疲れを感じます。

ので、寝る。

いくらでも眠れます。

食欲は相変わらず無く「少しでも食べなきゃ!」と、口に入れますが 美味しくない

お礼の手紙を書きたいのに身体がいうことをきかない。

あゝもどかしい。

 

幼少の頃は虚弱体質で育てにくい子だったと母から聞いていました。

ここ一番というときに踏ん張りがきかないのはそのせいかしら?

 

長男の為、家族の為、神の家族の為、友人知人の為、平和の為と祈っていましたが、久しぶりに、本当に久しぶりに「自分の為」に祈り始めました。

 

「主よ、病の床にあるとき、支え/力を失って伏すとき、立ち直らせてください。」

(詩編41:4)

 

 

 

 

 

 

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願った通り

2024-08-15 | 個人的なこと

祈り会の最中にAOI国際病院から呼吸が止まったとの連絡がありました。

長男は願った通り、苦しむことも無く天国に凱旋しました。

51年の人生でした。

家に連れて帰る時に車から見た空は何とも言えない雲に包まれていました。

涙と感謝が交互に溢れます。

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祈り

2024-08-11 | 個人的なこと

先週は長男のことで緊張の日々を過ごしました。

白血球、血小板、血圧が異常値で「播種性血管内凝固症候群」との診断。

(播種=種まき 血管の中で血が固まってしまい身体の何処かにばら撒かれる病気)

血栓が飛ぶ場所によっては多臓器不全で命にかかわる重篤な状態になる。

3日間は急変に備えるようにとの事でした。

 

1日目、2日目、3日目

 

今まで事あるごとに多くの方に祈りを乞い、癒しを祈っていただきました。

その度に主は私たちの祈りに応えて下さり、恵みと奇跡と感謝の連続でした。

 

今回も当然のように必死で「癒し」を祈ろうと・・はて?神さまのみ心は?

「アッパ、父よ、あなたは何でもおできになります。・・・しかし、わたしが願う事ではなく、み心に適うことが行われますように。」(マタイ14:36) ゲッセマネの祈り

 

3日間、思い煩いを捨て心を静めて「み心がなりますように」とだけ祈ることにしました。

 

緊張の3日が過ぎ、何と神様は長男をまだまだ生きる者へと導かれました。

主はヒデミをご自身の栄光の為にまだ命の息を吹き続けておられる。

 

トマスのように釘後に指を入れてみなければ信じられないわたしがいます。

しかし、主は弱いわたしに答えて下さった。

なんだか神様のお心を試したようですけれど、スッキリ滅茶苦茶嬉しかったです。

 

 

 

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「九十歳 何がめでたい」観てきました

2024-07-10 | 個人的なこと

 

思い立って久しぶりに映画を見に行きました。

「九十歳 何がめでたい」

何年も前に読んだ本だけど大好きな佐藤愛子さんの切れ味の良さが忘れられない。

ひとつ読んでは「そうだ、全くだ!」と老いの醍醐味にほくそ笑んだものです。

 

主演は草笛光子さん、私が白髪染めをやめるきっかけになった憬れの君。

そうは言ってもあちら様は生まれつきの美形、それにスタイリスト付きです。

憬れたって月とスッポン、あんなにきれいな白髪スタイルにはなれっこないのですが。

 

今日は連れ合いも次男も留守、是非劇場へ足を運びたいと思い立ったわけです。

ラゾーナ川崎、109シネマズ。

 

大ヒットのうわさ通り、高齢者とその付き添いで席はいっぱい。

「ゴホン、ゴホン」とむせるのは仕方ないけれど・・あちこちでスマホも鳴る

まあ、ご同類かと苦笑いです。

感想?? それは観てのお楽しみ(佐藤愛子さん風?)

 

映画の後は長男の面会。

初めて電車で行きました。

京急川崎から大師線の終点、小島新田下車、徒歩3分。

 

今日もアイパッチを開けたら大きく目を開けて待っていてくれました。

たまたま巡回にきた看護師さんが「あら分かるのねぇ」何て驚いていました。

 

担当医の先生にも看護師さんにも笑顔で感謝を現わせると良いな。

「愛は伝染する」と、素敵な励ましの言葉をいただいたばかりです。

 

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我が家にも来ました! 渋沢栄一(笑)

2024-07-07 | 個人的なこと

 

連れ合いの兄さんから「叔父さんからのお見舞い」と長男宛に渋沢栄一が届きました。

七十七銀行支店長だった兄、記念コインや新札が出る度ごとに送ってくれます。

 

「渋沢栄一とは深いつながりでねぇ」と電話口で説明が始まる。

 

明治11(1878)年、宮城県で初めてとなる銀行「第七十七国立銀行」が業務を開始しました。その創立には渋沢栄一が深く関与しています。 渋沢栄一は明治5年(1872年)に公布されたわが国最初の銀行法規である「国立銀行条例」の起草を担当しました。

 

ニュースでみたアレ、早速手に取るとやはり感慨無量。

だから何なのよ、って話ですけれど兄の心遣いに感慨無量です。

 

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感動の一冊が刊行されました

2024-06-28 | 個人的なこと

 

キリスト新聞社が発行する季刊誌「Ministry」が、2,022年発行の50号をもって終了。

楽しみに愛読していただけに残念無念!

休刊から2年経ち、「別冊Ministry」が今月臨時復刊された。

 

「声にならない声に訊け!」

教会内外に蔓延する「声にならない声」

教役者、信徒を超えて耳を傾けなければならない。

 

私自身もドキッとする気付きを与えられた。

思わず知らずやっているな、言っているな、気付かなかったなぁってこと満載。

是非購読をお勧めしたい。

 

実はこの冊子、ホッとスペース中原のY.Iさんがわざわざ届けて下さったもの。

在宅介護を終了し、それまで10年間わたしの心のケアもして頂いていたと気付く。

佐々木炎先生の投稿、ホッとスペース関係者の記事も載っている。

だから・・と、言って・・・我が家にもシェアして下さるとは何と何と有難い事か。

覚えられているってことはこんなにも心を和ませ豊かにすることかとつくづく思う。

 

 

 

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主を讃えよ

2024-06-21 | 個人的なこと

祈り会、新生讃美歌43番を歌って始まった。

「題名」「曲名」「作詞作曲者」等々、牧師の丁寧な讃美歌レクチャーがあった。

父なる神(1節)キリスト(2節)聖霊(3節)、作詞作曲は大矢公子、わたしである。

6月22日(土)牧師就任式でも開会に賛美して下さるとの事、思いがけず感謝が溢れる。

 

「曲名」は「HIDEMI」とした。

長男の名前である。

 

ここからは「讃美歌集」の記載では分からない裏話。

2000年3月31日、長男はヨルダン社を退職し大好きな沖縄に永住すると豪語し家を出た。

やりたいことをしないで後悔するよりも!と、心配しながらも送り出した。

「曲名」つけるにあたり、ダブらなければ何でもいいとの事で祈りつつ「HIDEMI」にした。

 

25年前を思い出す祈り会での恵み。

 

 

26歳、家を出る前日の懐かしい写真です。(愛犬ルークと)

 

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あっと言う間の一ヶ月

2024-06-17 | 個人的なこと

4月に聖マリ横浜西部病院に緊急入院、そしてそしてそして・・・

10年間の在宅介護を断念、長期療養型病院(AOI国際病院)に転院しあっと言う間の一ヶ月。

「膿胸」の手術が出来ず抗生剤で抑えている現状、何時急変するかと携帯を片時も離さぬ日々。

 

昏睡状態に近い時もあれば少し持ち直したかと思われる時もありで安定していません。

だんだん細くなる長男の手や腕やコツコツとしてきた背中を摩りながら思います。

神はご自身の栄光を現し、私たちをその目撃者にする為にまだ彼に息を与えておられるのだと。

 

 

今日の面会はわたし一人(夫はリハビリ、次男は仕事)。

アイパッチをそっと外したら目はパッチリ開いていて少し涙目でした。

いつもは彼の為に祈るのですが、今日は祈りのリクエストをしました。

「この願いが神様からのものならば成りますように! 一緒に祈って」と。

ヒデミとわたしと神様のヒミツです。

 

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老いるという事

2024-06-08 | 個人的なこと

 

故井上洋治神父の説教テープを好んで聞くこの頃、貴重なテープを見つけた。

2012年5月、「風の家」26周年・南無アッパの集いで語られた近況を語る最後のテープ

85歳、ホームに暮らす神父の「老い」について語る実直なお話しは今の私にとても響く。

 

井上神父はこう語られる。

「老いることの大変さ、こればかりは75才前の若い方には考えても分からないことでしょう。

生きがいの基本は人の役に立つこと、大切にされること。それが一つ一つ出来なくなる。

生きがいの基本がなくなっていくことの虚しさ、悲しさ。

長~い夜の一人ぼっちの寂しさ、大変さ。

そんな時、空の手で(無心で)南無アッパに祈りをささげるのです。

アッパのお迎えが来る最後の時まで祈り続けられるようにご加祷ください。」

 

 

奉仕、子育て、仕事、家事?諸々 忙しくも充実した頃の私、感動した「詩」がある。

あゝ、この歳になって言葉の一つ一つがやっと少しわかってきた気がする。

 

最上の技

「この世の最上の技は何?

   楽しい心で歳をとり、働きたいけれども休み、しゃべりたいけれども黙り、

   失望しそうなときにも希望し、従順に、平静に、おのれの十字架を担う。

   若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、

人のために働くよりも、謙遜に人の世話になり、

弱っても、もはや人のために役立たずとも、親切で柔和であること。

 老いの重荷は神の賜物。

   古びた心に、これで最後の磨きをかける。

   まことの故郷へ行くために。

 おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつはずしていくのは、まことにえらい仕事。

   こうして何もできなくなれば、それを謙遜に承諾するのだ。

 神は最後に一番良い仕事を残していてくださる。それは祈りだ。

  手は何もできない。けれど最後まで合掌できる。

  愛するすべての人の上に、神の恵みを求めるために。

すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声を聞くだろう。

「来よ、わが友よ、われなんじを見棄てじと。」 ヘルマン・ホイヴェルス

 

 

 

 

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