明日(3/9)は「東京バプテスト神学校教会音楽科演奏会」(大泉教会)です。
10年ぶり?私も合唱で出演させていただきます。
神さまの絶妙のタイミングとご計画、驚くべき恵みを感謝を込めて書き留めましょう。
そもそも・・・あゝどこから書いたらいいのでしょう。
事の始まりは長男がCVポート(24時間点滴)になって1年近くなり体調も落ち着いてきたこと。
デイサービスをもう一日増やしましょうと介護看護訪問の少ない土曜日が候補に上がりました。
これまでは水曜日だけ、その日は私の病院受診や役所他所用で殆ど毎週埋まってしまいます。
デイが週2日になればもう一日は用事ではなく【ゆとりの日】、心にあたたかい風が入れられる。
「ん?? 土曜日だったら合唱の授業に参加できるのでは??」とフッと頭をよぎります。
長男の場合、デイサービス受け入れには医療行為がある為「終日看護師常駐」が必須です。
それで土曜日に担当して下さる看護師さんをSケアマネが必死?で探してくださいました。
9月になってM看護師が手を挙げてくださり土曜デイが始まりました。
数回通って喜びもつかの間、お父様の見取りの為に彼女は急遽休職することになりました。
「看護師がいなかったら御免なさいね」と言われて開始した土曜デイ、いたし方ありません。
そんなこんなしているうちに助っ人天使(看護師)が現れたのです。
まさに神様のご配慮としか思えない出来事です。
中原キリスト教会牧師(佐々木炎先生)の著書「人は命だけでは生きられない」にいたく感銘を受けて礼拝出席を始められた女性。
続けて礼拝に来られるうちに、実は病院ナースをリタイアした方でご子息はドイツの神学校に行っているという。それを聞いたケアマネ(牧師夫人)はヤンワリ?強引に?かは分かりませんが、土曜デイをやってくれないかと声をかけて下さったそうです。
こうして感謝なことに10月から土曜デイが再開したのでした。
色々な諸条件(例えば・・連れ合いの賛同とか、土曜11時からの訪問マッサージを9時半に変更していただく等)が整ってくるにつけ「合唱に参加」という願いは頭から心へ祈りに傾きます。
しかし、コロナやインフルの流行る中、人混みに出て良いものかと祈りつつ迷いが襲います。
声を合わせ賛美がしたいという霊の渇き、そして目の前の現実に心は行きつ戻りつの日々。
そんな折、長男に床擦れができました。初めての床擦れです。
床擦れは厄介だからと、M,K医師が悪い部分を切開しに突然訪問くださいました。
M.K医師は8月に大病され、外来も往診も休まれていましたから2カ月ぶりの来宅です。
懐かしいM先生の声、先生の優しさに私の心が溶けて思わず「合唱」の事を小声で相談しました。
「先生が『ここは我慢、介護に専念しましょう』と仰ればそれは当然で、そうします。」と私。
M.K先生はクリスチャン、私たちと同じ教会員です。
先生は暫く沈黙され・・・
「行きましょう、合唱。 あなたの為にも日出海さんの為にも。」
背中を押してくださって・・・
良いの、良いの、良いんですね。
先生がこの日往診して下さらなければ一歩前に進む決断は出来なかったかも。
神様は床擦れをもお持ちいになって恵みの座に導いてくださるのですね。
直ぐに神学校事務局に受講届を出しました。
授業が始まっても床擦れが癒えるまではデイも行けません。
ですから合唱に初めて出席できたのは3回目の授業からです。
デイに行かれない時は授業はお休みしますと前もってお伝えしてのスタートです。
初めて合唱出席した時にはまたまた驚くような、噓でしょうと思うようなことがありました。
詳細は4月まで書かずに伏せますが、受講届を出した時点で全く私の耳に届いていなかった。
目も見えず、耳も聞こえない。そんな情けない私でした。
コロナが蔓延する少し前から礼拝出席を断念するようにM.K医師から言われて4年?
教会の出来事から疎く、そして霊的な感性もアンテナも鈍くなっているのです。
久しぶりの合唱は声も出ず、息も続かず、我ながら呆れるほどではありましたが心は震える。
コロナ渦で賛美から遠のいていた私に溢れるほどの感動、霊の充満をお与えくださいました。
声を合わせて歌う事、主を賛美することがどれほど恵みなのかを涙と共に体感しました。
「主を賛美するために民は創造された」(詩編102)
神様のなさることにひとつも無駄はありません。
さあ、明日は「演奏会」、心を高く上げて主を賛美いたしましょう。アーメン、感謝。
PS:
長男、入院2日目加療中 癒しを切に祈りつつ
「空の鳥を見よと」 ♪委ねて歩まん ♪歌いて進まん
教会音楽科でお世話になりました。
教会音楽科に通いはじめてまもない頃、大矢先生が「JOYチャペルの方が作ったのよ」と
ニコニコとプレゼントしてくださった素敵な[針山]にまち針を刺していた数日前、
ふと、先生やご家族皆さまはお元気でいらっしゃるでしょうか、と不思議に(?)ブログへと導かれました。
最初のページに載っている記事だけでも
本当に言葉にできない大変なところを通っておられることを読み心が痛みました…。
その中でも主の導きにより、合唱でまた賛美をささげておられると読むことができ感謝でいっぱいです。力をいただきました。
これからもどうかお元気でお過ごしください。
まずは日出海さんの誤嚥性肺炎と無気肺が速やかに癒されますようにお祈りします。