
有名な聖書のことば
「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。
あなたがたを休ませてあげよう。
わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。
そうすれば、あなた方の魂に休みが与えられるであろう。
わたしのくびくは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」(マタイ11:28~30)
ある本(「人生の役に立つ聖書の名言」佐藤優著)を読んでハッと、そして心に留めた。
・・・ここで言う「重荷」とは、生活苦や病気の事ではない。/ユダヤ教指導者が民衆に課している煩雑で厳格な立法解釈のことである。/自分のところに来て、知恵に学べとイエスは言っているのである。/一風変わったイエスの知恵に学べば、誰でも軛から解放されて、安らぎを得ることができる。・・・
月本昭男先生の「東京バプテスト神学校の夏期講座」受講ビデオをくり返し聞いて旧約聖書の奥深さにふれ、心がワクワクした。
その中で紹介されているルカ福音書講義(全30回)を今、学び始めている。
このゆとりの時間こそ、わたしにとって”コロナ渦”の恩恵かと思う次第。
分からなくても良いから読み続けなさいと言われて聖書通読も10サイクル位になった。
しかし、分からなかった聖書が最近は面白い。
「面白い」とは不謹慎な言葉に聞こえるかもしれないが、広辞苑によると・・①気持が晴れるようだ。愉快である。楽しい。②心をひかれるさまである。興趣がある。また、趣向がこらされている。
「自らの想像力をもって聖書を読まなくてはならない。そして複眼的に、書かれていないところをも読み取ること。」そんな勧めも戴いた。
自発的な想像力に乏しい私、そのヒントを多方面から示唆を戴いて神様のみ言葉の真意を自分なりに思い巡らしたい。
それでも分からないことは後に天国で神様にお会いしたときに伺いましょう。