2カ月目にはいりました

2024-11-01 | 家族のこと

10月から介護離職(?)した次男ケンジ、1ヵ月が経ちました。

「これからは俺が父さんと母さんの面倒を見る」と言われた時は心穏やかでなく。

親なら誰しも老いても子どもに迷惑はかけたくないと思うものですもの。

彼の人生を狂わしてしまうのではないかもと悩み祈りました。

まだ世話にならなくても大丈夫と思ってはみたものの、彼の決心は半端なく固い。

 

あれから1ヵ月。

 

仕方なし無しかと思いきや、生き生きと楽しそうに家事を見つけては気働きします。

「3人で礼拝に」の公言はきっちり守り、父親も嫌も応もなく息子に従う。

掃除・洗濯・食事の片づけ・買い物の他、父親のサポートなど嬉々としてやってくれます。

今までは朝食が出来た8時に起床だったのに6時半には起きて洗濯、食洗器の片づけ。

今までは寡黙な息子だとばかり思っていましたが良く喋るのにはこれまた新しい発見です。

ほゞほぼ挨拶だけの同居人が対話できる家族になったのです。

誰かの為に働くってことがこんなに人を変えるのかとケンジを見ていて思います。

 

「ご飯をつくること」これだけは手放さず私の領域にしました。

料理が苦手な私、「誰か作ってくれたら最高に幸せ!」と思った頃もありました。

リュウマチで包丁も握れなくなった経験から、今では料理できることが本当に嬉しい。

「今の食事が10年後の健康を造る」と知り、老夫婦はさておきケンジの為に腕を振るいます。

私も誰かの為に働く幸せを感じているということでしょう。

そして多くの時間を誰かの為に祈る恵みもいただいています。

 

我が家はこれまでとは全く違ったまったりと静かな時間が流れています。

忙しさに追われていた息子、せっかちな私には想像できなかった営み。

神さまが足元にそっと置いて下さったキラリと光る小さな宝を見つけましょう。

 

 

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