写真の様子を見てください。これは4月26日(木)のひろばの様子です。KちゃんとNちゃんが遊んでいるところです。
この日の午後は、途中でYちゃんが帰ってから(それまで、男の子3人で元気に遊んでいました)、「はなはなひろば」はふたりの男の子の独壇場になりました。
それが写真のような光景です。
ロッカーが、隠れ家パネルシアターや寝床に早がわりし、おもちゃ箱はひっくり返して並べられ、跳び箱のようになっていました。
身軽なKちゃんは忍者のようにロッカーの3段目まで這い上がりましたが、それをまねようと思ったNちゃんにはちょっと無理だったようで、1段目であきらめました。
その遊びでしばらく楽しんでから、今度は跳び箱です。
普段は、おもちゃを入れる箱を、縦3列に並べて(自分たちで考え出しました)、その上をとんとんと飛びわたり、最後のところでは、床に敷き詰められている色マットの上にぴょんと着地します。
Kちゃんはひとりで、Nちゃんは大人がちょっと手を添えながら、何回も何回も同じことを楽しそうにやっていました。
でもこれで満足することなく、もう1個、やわらかめの箱を加えてまたまた遊びに興じていました。
これを危ないとみるかどうか・・・・
大人がその場で、その遊びをすぐに制止してしまったら、子どもたちが考え出した、楽しいそしてちょっとスリリングな遊びを2度としなくなるでしょう。
遊びの中で子どもたちは育っていくといわれています。
遊びながら友達と言葉を交し合う、遊びを工夫して作り出す、危なっかしい遊びでもやってみればできたという達成感、遊びきったという満足感などを味あう中で,成長していくのではないでしょうか。
子どもたちの遊びは、長続きしないこともあれば、ずーっと飽くことなくひとつの遊びを続けることもあります。
「何ですぐ止めちゃうの」「もうその遊びは止めなさい」と大人が口を挟むことなく、子どもと付き合ってあげられるとよいですね。
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