5月15日(火曜日) 雨
雨の中、参加者10組26名(内スタッフ5名)で生麦消防署へベビーカー・抱っこ・徒歩で歩いて行きました。
災害はお天気の時にだけ来る訳ではないので、この日はある意味よい経験でした。
地震体験車に親子で乗り、震度2から6強までを体験。最初は楽しそうだった表情がだんだん真剣な表情に変わり、子供たちの中には泣き出してしまう子も…。
震度5からは体が左右にユラユラ、そして上下にガタガタ。全員が体験した後、大人だけで関東大震災と同じ震度7の揺れを90秒体験。治まったかなと思うとまた揺れ始めるという感じで、90秒はとても長く感じられました。
署長さんに地震の時の注意点について話してもらいました。
①揺れを感じたら、部屋の中央で頭を保護して(机の下など)、子供は抱っこではなく腹這いにさせる。(子どもは頭が大きいため姿勢を維持しにくいので、腹這いがよいそうです。実際震度5からは親子とも頭がゆらゆらしているのを見学者は見ることができました)
②寝室のたんすなどは、つっかえ棒タイプではなく直接壁に固定できるタイプで留める。
③台所のガス台の近くには冷蔵庫は置かない。冷蔵庫も針金などを使って直接壁に留める。(冷蔵庫も飛んでくるそうですよ!)
④津波警報が出たら、山側へ逃げる、もしくは3階以上の建物に避難。
ただ津波の到達時間が短い場合もあるので、高いマンションなどになるべく早く避難した方がいい。はなはなの地域の避難場所は生麦小学校か市営住宅だそうですが、そこまで行くよりも近くの高層マンションへの避難の方が良いようです。
線路にかかる高架橋は、地震に耐えられるかどうかはわからないとのことなので、フラットな道を選んで避難したした方がよいようです。特に海側に住む人たちは、津波のことを考えておいた方がよいそうです。横浜駅東口は2メートル以上の津波が予想されるので、地下街などに行った時は地上に上がる階段も日ごろから見ておくとよい。東京湾が津波を少し緩和してくれるそうですが、小田原など湾に面していない所では大きな津波が来ることも考えられる。
帰りに消防自動車のティッシュ入れをお土産に頂き、はなはなへ戻りました。親子ともどもクタクタの状態でしたが、でも今回の体験は本当に有意義な体験でした。
次回は9月にはなはなで訓練を予定していますので。そのときにはぜひまた参加してください。
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