愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

トイレと若さの関係 完結編

2019年04月24日 | 美容

今回で、やっと完結編までこぎつけたものの、このシリーズは書くのが本当に嫌だった。

 

 

お上品で通っている私なのに、肛門さまじゃの、トイレの話題は美を売りにしている者にとっては禁句なのに、無理に書いてしまった・・・・( 一一)

 

 

 

 

まだ、強者の彼女のようにデリケートな神経を持っていた頃、私はデパートのトイレで隣の個室で用を足している、おばさんが発する高らかな音を聞きながら「何て恥じらいがないのだろう。絶対にああはなりたくないもんだ」と同性ながらムカついた覚えがある。

 

 

 

 

いくら人間の生理現象とはいいながら、あんなに、あからさまにすることはないだろうと、呆れかえったのであるが、今の私は、段々、そんなおばさんに近づいている。

 

 

 

 

他人がどう思おうが、遠慮なんかしていられない。

 

 

 

 

そんな事をしていたら、自分の体が悪くなるに決まっている。

 

 

 

恥じらいをとるか、自分の体調をとるか。

 

 

 

若い頃は恥じらいだったが、今は、もちろん自分の体調である。

 

 

 

 

どうせ隣の個室に入っている人なんか、私の人生で二度と会わないに決まってるんだから、どう思われようがかまわないのである。

 

 

 

 

「今日、デパートのトイレに恥知らずの女の人がいたのよ。よく平気であんなことができるわよね」と言われる可能性があったって気にしない。私の耳に入ってこなければ、もうどうだっていいのである。

 

 

 

 

図々しさのおかげで快便を続けているのであるが、これが年齢による図々しさだとわかって、私は愕然とした。

 

 

 

 

彼女と同じ年頃の私だったら、男性と同じ屋根の下でひとつのトイレを使うと聞いただけで、肛門がちち”こまってしまい、便秘の日々になったと思う。

 

 

 

しかし今の私は「あーー懐かしい汲み取り式トイレ」と感慨を抱きながら、平気で用を足せる。

 

 

 

 

あぁ、あんなに純情だったのに汚れてしまった私。

 

 

 

 

旅行の間、ずっと便秘だった彼女は「家に帰った途端、嘘みたいに、ぜーんぶ出てすっきりしました」と明るい声で話してた。

 

 

 

あぁ、若いっていうことは、面倒くさいところもあるけれど、いいなぁと私はつくづく思ったのだった。

 

 

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