まだまだ続く珍道中

　コネラン空港までの機内は、私達にとって異次元空間。娘はまだ乗り物酔いが治らず、窓側の席で寝ていましたが、真ん中の私は、体の大きな外国人のお隣の席で小さくなっていました。機内食はハンバーバー。成田からの機内食も食べていない私も、さすがにハンバーガーは食べられません。娘はもちろん私も食べないでいると、お隣さんは「食べろ」と手振りで勧めます。ドリンクも気を利かして「頼め」と言ってくれます。シドニー空港で時間がなかったので、ドリンクだけは二人分もらいましたが、娘の服に飲ませてしまい、娘に怒られました。ハンバーガーはお隣に「どうぞ」と言ってみましたが、自分の分だけで十分だそうです。
　何とか、コネラン空港に到着しました。小さい空港でスーツケースの入国審査など出来るはずもなく、なるほどシドニーでしなければならなかったはずです。・・とは後から思いました。現地ガイドは、私達を確認した後いなくなってしまい、何処で待っていればいいのかわからなくて、ガイドの詰め所の様な部屋へ探しに行きました。ツアー会社を言うと他のガイドが教えてくれたので、無事ガイドと再会できました、ってほんとに小さい空港です。何しろ珍道中ですから、何でも不安でした。
　グレードの高いホテルのロビーで、同じグループに方々とガイドから説明を受け、でも最後に私達だけ居残り？（ただ、他のホテルに移動するためだったかも）ガイドに色々質問するものだから、きっと説明したことも聞いたかも知れないし、シドニーのガイドから「要注意の二人」と送られていたかも知れないけれど、ガイドが大きなため息をつきました。