ケアンズへのフライト

　エアーズロックのコネラン空港の手荷物検査で、娘の小さなはさみがひっかりました。出発前に散々レクチャーしていたのですが、成田からの荷物には気を遣ったのに、オーストラリアの飛行機ではうっかりしたようです。この件は、まだ続きがありますし、私も今までかなり失敗をしてますから、今は偉そうなことは言えませんが、その時はちょっと怒りました。ガイドが「だめ？」と空港職員に掛け合ってくれたので、申し訳なかったと思っています。慣れない海外旅行だったので、仕方ない。
　ケアンズまでのフライトは、ちょっと感動。上空からの景色は、何もない赤い大地と緑の森林しか見えません。時々見える筋のような物、道かと思いきや、あまりにもくねくねしているので多分川なのでしょうか？未だに判明はしてません。
　エアーズロックで朝食にもらったリンゴは、ケアンズで検疫があるからと言われたので、空港に着くまでに食べなくてはならなかったのですが、機内では洗うことも皮をむくことも出来なくて、空港に着いてから諦めてゴミ箱に捨てました。何の！検疫なんてなくて、しまった(>_<)。密輸してもよかったのよね。がっかり(;_;)。
　ケアンズ空港国内線ターミナルはローカルで、今時珍しくタラップで降りましたが、これがまた熱風。夕方なのに暑くて、帰国してから人に話すのに「東京のこの夏一番の暑さと言われる日より暑かった」と言っていましたが、去年の日本の暑さは、それを上回っていたかも。
　Ｋ社の現地ガイドがお迎えに来てくれて、他のお客さんをホテルに送った後、私達二人をケアンズ市内案内してくれました。更に、ケアンズ滞在中３日間の予定が決まっていなかったので、ホテルのロビーでオプショナルツアーの手配をしてくれました。私は、現地で体調や天候と相談してから決めようと思って、日本ではガイドブックで見当は付けたものの、申し込みはしてこなかったのですが、ガイドにしてみれば英語も話せない女２人の旅行者は危なっかしかったでしょう。
　エアーズロックのホテルをグレードアップしたため、ケアンズのホテルも「ヒ○トン」になり、いいホテルに泊まるから親切にしてもらったのかと思っていましたが、シドニー空港でガイドを冷や冷やさせたから、エアーズロックのガイドもケアンズのガイドも、私達を見張っていたのかもって、今なら思えます。