自分一人しか居ない事に気付いてしまえば、
世界は全く寂しくない。
世界が寂しいような気がするのは、
自分を見てくれない誰かを感じている時だけだ。
一人の世界に光を当てれば
やがて「ある日」は影となって笑い出す
ひとりのせかいに闇をあてれば
やがて「その日」は線となって僕をえぐり出す
独りで世界に世界を当てれば
やがて「この日」は此処となって
『知』をはう虫となる。
僕の世界は。
やがてどこにも僕が居なくなる
だからせめて。
君に消えかけた暗号だけを託しておく
暇すぎて退屈死する人が
これ以上喜ばないように。
世界は全く寂しくない。
世界が寂しいような気がするのは、
自分を見てくれない誰かを感じている時だけだ。
一人の世界に光を当てれば
やがて「ある日」は影となって笑い出す
ひとりのせかいに闇をあてれば
やがて「その日」は線となって僕をえぐり出す
独りで世界に世界を当てれば
やがて「この日」は此処となって
『知』をはう虫となる。
僕の世界は。
やがてどこにも僕が居なくなる
だからせめて。
君に消えかけた暗号だけを託しておく
暇すぎて退屈死する人が
これ以上喜ばないように。