少しゆっくり、考えてた。
君が何に怒ってるのかな、とか。
一応念のため、書いておくけど…
「かなや、○○…」
という表現は勝手な造語です。
固有名詞をさしているわけではないです。
ねぇ聞いて、~
かたや、~
かなり、~
というような語感を混ぜ合わせて作った
曖昧な表現なんですが
まぁ、こういうちまちましたことを書くとますます誤解が
大きくなっていく可能性もあるけれど
まぁそれはそれとしておいて。
色々考えてみたけど
僕に好きな女の子はいないと思う
もちろん男が好きという意味でもなく。
具体的な名前が誰も浮かんでこなかったというか
過去の事しか出てこなかった。
数年前は居ました。
過去ログにも書いてあると思います。
dlgという女の子です。
「自然消滅」というキーワードで検索してみて下さい。
彼女はとても可愛かった。
また、僕らには何の性的な繋がりもありませんでした。
彼女の言った
「私と心で向き合って!」
という言葉を反芻するたびに
僕をたどる曖昧な輪郭線の周りには
ぼぉっとした、ほむらびのような
蜻蛉のような、小さな怒りのような、
どうしようもない青白さが込み上げてくるのを感じます。
今回の件に関係あるかどうかはわかりませんが、
僕はその話を君に今しておかなければならないような気がします。
冷たい時間でした。
とても熱い鼓動に苦しめられた長い一日でもありました。
それまでの僕は「心」というものは
ありもしないいい加減な暫定表現か何かかと思っていました。
彼女と真っ直ぐ向き合おうと努めるたびに、
僕は自分がとても矮小な、卑猥な、どうしようもなく醜い、
愚かで、無自覚で、相手のことなどゴミか塵か何かのようにしか思っていない
ただの迷惑な邪魔者ではないかと何度も疑いました。
それは僕にとって最初の他者との遭遇だったのかもしれません。
彼女の声を聞くことが
僕の生活の最優先になっている時期もありました。
また、その声を聞こうとしなければ
僕は何も知ることは出来ないかのような錯覚に囚われました。
臆断の虜囚、思い込みの地獄、接近遭遇、洗脳、発作的衝動、
儚さ、やるせなさ、切なさ、馬鹿馬鹿しさ、
あらゆる角度からの思考の反射が、
僕の輪郭線をまがまがしく辿っている日々のようでもありました。
それに比べて、最近の毎日は、
まるでサイコロを振り続けて1が出るのを待ち、
1が出たらまたサイコロを振って2が出るのを待ち、
2が出たらまたサイコロを振って3が出るのを…
と、ひたすら階段を登るように繰り返しているような
ある種の染色感に包まれています。
それがいいかわるいか、という話はさておき、
その一歩一歩が努力と呼べるのかどうかさえ、
僕には疑わしくてたまらないのです。
君は言います
「きみはいるんだろ?その女の子?のことすきなんだろ?だからいるんだろ?」
今、君が残酷な風が吹くことを望むなら、僕は言おう。
僕はその女の子が「好きだった。」と。
君が遠くの丘を眺めて
いろりのにおいを感じ取り、
ひくひくと鼻をならしながら記憶の匂いを嗅ぐことが出来るなら、僕は言おう。
僕はその子の事を「おんな」として今も見ているかもしれないということを。
そして君が、最後の風景を見てもなお、
その窓を開けっ放しにしていられる人だと自分を確信できるなら。
僕は言おう。
僕は自分の透明な願望に逆らうことすら出来ずに
彼女をレイプする事も殺すことも出来はしないのだと。
彼女の周りを包むピンクのような、
ふわりとした黄色のような、
約束を交わす為の強いまなざしのような、
特等席にいるかもしれないような
灰色の光に染まるような、
そんなどうしようもない雰囲気を手に入れて
僕が僕で無くなることを、
いったい誰が望むのか。
僕にはわからないよ。
君がどんな常識の世界で、普通とゆとりを手に入れたとしても
あの輝きを、破壊によって手にすることは出来ないだろう。
何故なら可能性の光には方向が感じられないからだ。
僕はそのことを、恐ろしいと思わなければいけませんか?
たぶんいない。
そこには僕が。
そしてここにも。
僕は居ない。
君が望むものを、僕は君に与えられない。
何故ならそれは。
僕の不在によってしか
証明されないかも知れない君のかたちで。
僕がそれを望みさえすれば
君の波動と共に伝わるかどうかさえ
僕には呪いの火をもってして、
焼くことができない鬼火を探し続けるような
出会うことさえ愚かしいと、
嘆き続ける泉の水を飲むような、
そんな切実な気持ちに。
君は何を認めろというのか。
意味がわからないよ。
僕の言っていることさえも。
それでも僕は言うよ。
|「僕は死んだ」と、|
今はまだわからなくてもいいよ。
手紙を読めばわかる日がきっとくる。
その日の為に
僕は遺書を書いている。
君が何に怒ってるのかな、とか。
一応念のため、書いておくけど…
「かなや、○○…」
という表現は勝手な造語です。
固有名詞をさしているわけではないです。
ねぇ聞いて、~
かたや、~
かなり、~
というような語感を混ぜ合わせて作った
曖昧な表現なんですが
まぁ、こういうちまちましたことを書くとますます誤解が
大きくなっていく可能性もあるけれど
まぁそれはそれとしておいて。
色々考えてみたけど
僕に好きな女の子はいないと思う
もちろん男が好きという意味でもなく。
具体的な名前が誰も浮かんでこなかったというか
過去の事しか出てこなかった。
数年前は居ました。
過去ログにも書いてあると思います。
dlgという女の子です。
「自然消滅」というキーワードで検索してみて下さい。
彼女はとても可愛かった。
また、僕らには何の性的な繋がりもありませんでした。
彼女の言った
「私と心で向き合って!」
という言葉を反芻するたびに
僕をたどる曖昧な輪郭線の周りには
ぼぉっとした、ほむらびのような
蜻蛉のような、小さな怒りのような、
どうしようもない青白さが込み上げてくるのを感じます。
今回の件に関係あるかどうかはわかりませんが、
僕はその話を君に今しておかなければならないような気がします。
冷たい時間でした。
とても熱い鼓動に苦しめられた長い一日でもありました。
それまでの僕は「心」というものは
ありもしないいい加減な暫定表現か何かかと思っていました。
彼女と真っ直ぐ向き合おうと努めるたびに、
僕は自分がとても矮小な、卑猥な、どうしようもなく醜い、
愚かで、無自覚で、相手のことなどゴミか塵か何かのようにしか思っていない
ただの迷惑な邪魔者ではないかと何度も疑いました。
それは僕にとって最初の他者との遭遇だったのかもしれません。
彼女の声を聞くことが
僕の生活の最優先になっている時期もありました。
また、その声を聞こうとしなければ
僕は何も知ることは出来ないかのような錯覚に囚われました。
臆断の虜囚、思い込みの地獄、接近遭遇、洗脳、発作的衝動、
儚さ、やるせなさ、切なさ、馬鹿馬鹿しさ、
あらゆる角度からの思考の反射が、
僕の輪郭線をまがまがしく辿っている日々のようでもありました。
それに比べて、最近の毎日は、
まるでサイコロを振り続けて1が出るのを待ち、
1が出たらまたサイコロを振って2が出るのを待ち、
2が出たらまたサイコロを振って3が出るのを…
と、ひたすら階段を登るように繰り返しているような
ある種の染色感に包まれています。
それがいいかわるいか、という話はさておき、
その一歩一歩が努力と呼べるのかどうかさえ、
僕には疑わしくてたまらないのです。
君は言います
「きみはいるんだろ?その女の子?のことすきなんだろ?だからいるんだろ?」
今、君が残酷な風が吹くことを望むなら、僕は言おう。
僕はその女の子が「好きだった。」と。
君が遠くの丘を眺めて
いろりのにおいを感じ取り、
ひくひくと鼻をならしながら記憶の匂いを嗅ぐことが出来るなら、僕は言おう。
僕はその子の事を「おんな」として今も見ているかもしれないということを。
そして君が、最後の風景を見てもなお、
その窓を開けっ放しにしていられる人だと自分を確信できるなら。
僕は言おう。
僕は自分の透明な願望に逆らうことすら出来ずに
彼女をレイプする事も殺すことも出来はしないのだと。
彼女の周りを包むピンクのような、
ふわりとした黄色のような、
約束を交わす為の強いまなざしのような、
特等席にいるかもしれないような
灰色の光に染まるような、
そんなどうしようもない雰囲気を手に入れて
僕が僕で無くなることを、
いったい誰が望むのか。
僕にはわからないよ。
君がどんな常識の世界で、普通とゆとりを手に入れたとしても
あの輝きを、破壊によって手にすることは出来ないだろう。
何故なら可能性の光には方向が感じられないからだ。
僕はそのことを、恐ろしいと思わなければいけませんか?
たぶんいない。
そこには僕が。
そしてここにも。
僕は居ない。
君が望むものを、僕は君に与えられない。
何故ならそれは。
僕の不在によってしか
証明されないかも知れない君のかたちで。
僕がそれを望みさえすれば
君の波動と共に伝わるかどうかさえ
僕には呪いの火をもってして、
焼くことができない鬼火を探し続けるような
出会うことさえ愚かしいと、
嘆き続ける泉の水を飲むような、
そんな切実な気持ちに。
君は何を認めろというのか。
意味がわからないよ。
僕の言っていることさえも。
それでも僕は言うよ。
|「僕は死んだ」と、|
今はまだわからなくてもいいよ。
手紙を読めばわかる日がきっとくる。
その日の為に
僕は遺書を書いている。