嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

簡単な事を、難しく書かないで済む方法はあるんだろうか

2006年03月19日 18時44分16秒 | 駄文(詩とは呼べない)
う~ん、、、気分を害したわけではないんですよ。

ただ、ますます混沌としてよくわからなくなってきました。

おそらくですが、
これはもう言葉の問題ではないような気がします。

むしろ信念や、意志や、感覚や、出生児の愛され方や、
挫折感、無力感、束縛感、徒労感、
そしてそれらを乗り越えた後に来る達成感、
あるいはまた、他人に触れた時に空想的に感じる「他者の痛み」
それらの結びつきによって
経験ではなく、体験されたもの、
それらの共有によるところが大きすぎるような気がするんですよ。

あなたのその長文を読んで、
特別おかしなところは何も無いです。
言ってる事もそのまま理屈ではわかるんですよ。

にも関わらず。

僕はあなたの長文を読んで絶望的な気分になりました。

わかるんですよ…

錯覚かもしれないけれど、
あなたの世界で、それがすごく当然の事であるという事が。
しかもその事を、否定したくない自分が居るんです。
だから僕はテリトリーの話をしました。

あなたは無礼を詫びてしまっている。
逆なんですよ…

あなたはとても礼儀正しいんです。
だから姿勢の悪さを指摘しづらいんですよ。

目線の位置も着眼点も悪くない。
なのに行動そのものが問題を起こしてしまっている。
そしてそれが何故そうなるのか、
僕にはある程度わかってるんですよ。
けれど、僕はその問題をまだ乗り越えていないんです。

だからあなたにうまく伝える事ができません。

ごまかすつもりはないのですが、
僕はここで長文を返すべきではないんですよ。

もっと明るく楽しい話や、
ギャグを言って笑わせた方がいいんです。
でも、僕にはそれがもう出来ない。

何故か。

壊れてしまうからですよ。

あなたの持っている可能性が。

僕はあなたが見ている世界とは、
かなり異質な世界を見ています。
あなたが書けばますます僕は自分の気が狂っている事を認識するしかない。

それを書くことを、あなたは望んでいるんですか?

ハッキリ言えば、僕はこんなこと書いている場合じゃない。
じゃぁ他に何かするのか?
と問えば。
「何もすることがない」と答えるでしょう。

以前、南無さんに言われた事があるんですよ。
「おめぇ、全部周りのせいにして生きてきたのか?」

僕は言いたい。
こんな意見が言える人間は、
既に自分を持っている人間だけだと。
きっと。たぶん。

僕はそんな考え方はしない。
そんな感じ方もしない。

不在であるということは、
もっと深刻な問題です。

泣きながらぐちゃぐちゃの文書を書けば、
泣いてくれる人だっている。
そしてたぶん、それで一時的に満足する人間だってきっといるでしょう。

でも僕は絶対に満たされない。

わかるんですよ。

君たちは!
いつだってそれが正論なんだ。
逆らえませんよ。
死んでいる僕には。

生きてる人間の意見しか、
今まで一度だって聞いたことがないんだ。

お前らは幸せになれるよ。
いつだって親切なんだ。
今も、これからも、そうやってせせら笑って生きてればいい。

だけど、
正しさを持たない俺は。

俺すらなくて僕と書いているぼくは。
ぼくと書いている事自体が馬鹿馬鹿しい嘘でしかない はにゃは。

なにを書けばいいんだ?

不在の意志、と有象の世界で書いてしまっているはにゃは。

ただ、嘘の罪を背負うだけじゃないか。

的外れかどうかなんてどうでもいいよ

事実ばかり書かれたら、
事実が全く見えないオレは!

何も書くことができない。

だからオレはお前らが嫌いなんだ。

おれの事を伝えるなんて無理だよ…
本当は何も書きたくなんかなかったんだ。

ただ、望まれてるような気がして
書かずには居られなかった。

ひとつだけ。

問いをここに突き刺します。

「誰とも接したくない世界で生まれた人は、あなたの世界で生きられますか?」