女の人と正面から向き合おうとすると、
たいていの場合、気が狂いそうになる。
それは僕が男であるからなのか、
それとも女に憧れてるからなのか、
女に生まれたかったからなのか、
それとも男尊女卑の差別意識が払拭出来ていないのか、
そういうことは、どうもよくわからない。
ただ、ひとつの問題として、
女性と向き合おうとすると、
どうしても生の存続に誘導されてしまう傾向にあって
それは僕にとって切実な問題であると思う。
3秒以上先の未来を知ることなく、
シュミレーションもすることなく、
全く平らな、水平な、純粋な、揺らぎのない、
ただ、ありのままの今として、
僕の心だけを、体が自然に条件反射として動くように
ただ、動物的な
ある意味では本能的な、
生の志向性として(?)
ある種の絶望の克服があるのだとしたら、
それは多分、僕ではなくて
僕以外の何かで、
その時そこで僕は既に死んでいるのだと思う。
吐き気がする。
情動もパトスも、
大切な未来も、
もう何もかも要らないから、
ただ、「助けて!」 と、
今の自分を捨て去りそうな弱さを感じる事がある。
もう、自分が砕けて、何もかも無くなってしまいそうな
どうしようもない不安に絡め取られそうになることがある
僕が、僕でなくなってしまいそうな気分になることがある。
孤独の王様、一人の王国で自爆テロ。
そして革命は失敗。
そんな感じ。
あぁ、なんか、頭痛がするよ。
早く死にたい。
そう願っている時が
一番僕らしいと思うよ。
どん底の気分で、ハイエナのように記号の肉を食らって、
誰にも伝わらない気持ちを、
ただ、真っ白な壁に向かって書き殴れば、
そこに、何か新しい未来があるかのような──。
どうしようもない。
本当に、どうしようもない。
だけど別にいい
けど、僕の自殺と共に
僕の心象風景の全てが無くなってしまうことを
僕は、何故かどうしても恐れてしまう。
ここにある種の存立の罠があって。
僕は、がんじがらめの檻の中。
牢獄は、暖かくて、柔らかくて、母のような匂いがして、
そして何も生まれない、中絶死のような場所。
誰も僕を見ていなくて、
置き去りにされた、ロッカールームのような天国。
命の歌なんか、届けられない。
それでもまだ、僕はここで叫ぶ。
なにかが、
ここに何かがあるって嘘を。
たいていの場合、気が狂いそうになる。
それは僕が男であるからなのか、
それとも女に憧れてるからなのか、
女に生まれたかったからなのか、
それとも男尊女卑の差別意識が払拭出来ていないのか、
そういうことは、どうもよくわからない。
ただ、ひとつの問題として、
女性と向き合おうとすると、
どうしても生の存続に誘導されてしまう傾向にあって
それは僕にとって切実な問題であると思う。
3秒以上先の未来を知ることなく、
シュミレーションもすることなく、
全く平らな、水平な、純粋な、揺らぎのない、
ただ、ありのままの今として、
僕の心だけを、体が自然に条件反射として動くように
ただ、動物的な
ある意味では本能的な、
生の志向性として(?)
ある種の絶望の克服があるのだとしたら、
それは多分、僕ではなくて
僕以外の何かで、
その時そこで僕は既に死んでいるのだと思う。
吐き気がする。
情動もパトスも、
大切な未来も、
もう何もかも要らないから、
ただ、「助けて!」 と、
今の自分を捨て去りそうな弱さを感じる事がある。
もう、自分が砕けて、何もかも無くなってしまいそうな
どうしようもない不安に絡め取られそうになることがある
僕が、僕でなくなってしまいそうな気分になることがある。
孤独の王様、一人の王国で自爆テロ。
そして革命は失敗。
そんな感じ。
あぁ、なんか、頭痛がするよ。
早く死にたい。
そう願っている時が
一番僕らしいと思うよ。
どん底の気分で、ハイエナのように記号の肉を食らって、
誰にも伝わらない気持ちを、
ただ、真っ白な壁に向かって書き殴れば、
そこに、何か新しい未来があるかのような──。
どうしようもない。
本当に、どうしようもない。
だけど別にいい
けど、僕の自殺と共に
僕の心象風景の全てが無くなってしまうことを
僕は、何故かどうしても恐れてしまう。
ここにある種の存立の罠があって。
僕は、がんじがらめの檻の中。
牢獄は、暖かくて、柔らかくて、母のような匂いがして、
そして何も生まれない、中絶死のような場所。
誰も僕を見ていなくて、
置き去りにされた、ロッカールームのような天国。
命の歌なんか、届けられない。
それでもまだ、僕はここで叫ぶ。
なにかが、
ここに何かがあるって嘘を。