嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

弱さを何度も確認して準備しよう。

2006年09月15日 05時10分38秒 | 駄文(詩とは呼べない)
時々妙な頭痛がする
現実を見ながら現実を見る気がない
まるで現実を見る気がしない、そして、おそらく見えていない。

必要とされていない自分について考える
誰の役にも立ちたくない
誰の為にも何もしたくない
ただ、自分のためにありたい。
けれど、僕には自分が無い。

自分を確かめたいだけのために、
誰かを求めてしまう。
誰でもいい、僕に話しかけてくれる誰かを
僕に、意味不明なレスを返してくれそうな、気が狂った誰かを。
何の前触れもなく、突然求める。

知らない人がいい
会ったこともないような人がいい
そして、会わない方がいい

自分が必要とされることの喜びは
本質的には自分が何からも必要とされない存在であることを知っているから。
僕は、何の役にも立たない
そして、立ちたくない。
誰にも従いたくない。
何からも、誰からも、解き放たれていたい。

だから僕は外を目指した
此処には居たくないから
どこか、遠いところにいってみようと思った。

そして。

何も変わらなかった。
自分が、恐ろしく、堕落した、弱い存在であると
ただ、確認しただけ。

地球の反対側を歩いて
熱い日差しに焼かれながら、
僕は何kmも歩き回って何かを探した。
そして、何も見つからなかった。

綺麗な港があった
甘いお菓子があった
美しい緑があった

けれど、生きている人間には出会えなかった。
たぶん、僕が死んでいるから。

僕はずっとうろうろしてばかりいる
迷ってばかり居る
現在地を確かめる事さえも
恐ろしくて、恐ろしくて。

一歩踏み出そうとした時も
白い風船は逃げてしまった
風に吹かれて、どこかへいった。
たぶん、いつも同じ。
僕の両手は、夢を掴む為でもなく、現実を掴むことも出来ず、
宙を、ただ中空を、手応えのない中空を、ゆらゆらとふためく。
まるで、見えない輪郭線をなぞりたがるように。

明日を見つめる勇気も無いくせに、
ただ、終わりだけを見届けたいと願う。
宇宙よ、僕の宇宙よ、はやく自殺してくれ。
いや、俺がするのか。
僕が宇宙の中心か。

どうやったら、宇宙は自殺するのだろう。

そして、どうやったら、
僕は自殺と友達になれるのだろう。

冷え切った時の中で
自分を凍らせる方法を考える。
ただ、1秒を引き延ばすために。
ほんのわずかでも、ニセモノの時間を感じていたくて。
どこにも自分がないって知ってるくせに、
自分のありかを確かめたくて。
ただ、1秒を数え続ける。
心の中で、何度でも、何度でも、なんどとなく。

生きることに、凄く疲れた。
なんでだろう。
たいしたことは、なにもしてないはずなのに。
なにもできないはずなのに。
どうしてこんなに、僕は疲れているのだろう。

眠りたい
ずっとずっと深く眠りたい。
朝が来るたびに、嫌な気持ちになる。
ずっと夜だったらいい。
ずっと独りきりの夜だったらいい。
ずっと僕だけが、最後の宇宙で、独りで自殺の方法を考え続ければいい。

何も要らない、
誰にも会えなくていい、
だから、宇宙の終わりを見たい。
世界の終わりを見たい。

爆縮して、消えて無くなる1秒を呑み続けたい。

悪魔に魂を売れば、世界の終わりを見れますか?
弱い自分と、弱いだけの自分が、自問自答する。
そして僕は、ここから消えてゆく。