嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

言葉のポケット

2004年10月21日 09時42分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
言葉が言葉を生み出すのは
そこに自分が物語を読み取っているからだっていう仮説、
たまには信じてみてもいいんじゃないかと。

信じてみるって言葉自体が
そもそもトリック&パラドックスのような気もするけれど。

あちらがわにある遥かな言葉の海から
自分だけがこそっと盗んだ言葉を取り出して
人にエイッって投げつけて逃走するのは

ピンポンダッシュの美学と同じで
そこにはささやかな幸せが潜んでいる気がする

今日の午後が冷たい海と共にあるといいね。

おはよう。

君は元気かな?

風が吹くにもエネルギーが要る

2004年10月21日 09時10分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
俺、やだよ
このままじゃやだよ…

でもどうしたらいいのか…

わかんねーよ
頭悪いんだからさー

でも俺が見つめてるのは
この世界の海よりも遥か先にある
誰も知らない海だし

この時間を誰よりも多くずっと見てた気がするし
この何も出来ない無力な時間を愛せるようにならないと
きっと何も変わらないような気がするんだ

誰よりも深く世界を知ろうとして
世界の欠片を覗こうとして
開いて覗いたのは自分の頭の中だった

そんなオチ、もう飽きたよ

空気が寂しいよ
台風がもっと暴れ回ったらいいのにね

本を読むのはつまらない

2004年10月17日 04時17分00秒 | 駄文(詩とは呼べない)
部屋の机に積んである本を整理しているうちに
いくつかの本を読んでみようという気になった
ほとんどが読みかけの本だし
いい機会だから─そんな軽い動機となにげない気持ちの揺らぎで
何冊も本を手にとって気付いた。

僕が持っている本はどれもこれもつまらない。
不思議だ。
何故こんなにもつまらない本ばかりしか無いのか。
数ページ読むだけでもう読むのが嫌になるような本ばかりだ。
この本達は、明らかに魅力を発していない。

つまらない本を面白く読む必要なんか無い
つまらない本だとはっきり言い捨てる事の方が僕には大事だ
そこで何故つまらないのか考えてみた

僕にとって小説の時間というのは著者との仮想対話の時間であり
作者への興味が湧いている時、親近感を持っている時しか
その世界へ入り込めない、という特性がある。
知りたいという願望の喪失
薄れてしまった好奇心
「この本は遠すぎる」
あまりにも遠すぎるんだ。
本を手に取っても
本を開いても
ページをめくっても
文字を目で追っても
そこにはありありと情景が映し出される事は無く
固い活字がカツカツコチコチと規則正しく並んでいるだけ
僕の意識は仮想空間へ跳ぶ事をやめたのか。
はたまたそんなものは最初から無かったのか。

空想を空想と定めたり
文字を物語と意味づけしたりするものの正体はなんなのか
そもそも固く並んだ文字の中にどうやって物語性を見出しているのか
想像力が貧困なのか
接続が拒否されているのか

悲しいかな僕にはこれらはもう紙切れにしか見えない
古新聞と同じ程度の価値しか無い

ああそうかそうかそういうことか
僕は過去に興味なんか無いんだ
僕は過去なんか見たくないんだ
僕は今しか見ていない
いや、今すらも見ていないかもしれない

あーそうだ思い出した気付いた解った
つまらないのは本じゃない
つまらないのは俺だ
俺がつまらないから
本もつまらない
なるほどこりゃどうにもならないや。

僕は本を閉じた。

情緒不安定BLOGをナメんなよ!

2004年10月16日 02時03分21秒 | Weblog
うーん。。。
またも難しい問題に触れてしまった感じ。

そのうち
「コメント欄のコメント記事全部も含んで僕の記事なんです!」
とか言う人、現れそうだなぁ。

これも嫌な話だなぁ。

拡大するBLOG、別にいいと思うけどね。
だけどさー、BLOGを学校とか教室に見立てると
当然、そこには登校拒否児童も居るわけで…

文化祭は好きなんだけどね。

だけど、文化祭好きだからと言って学校が好きとは言えないよな。

交流する事の素晴らしさをじゃかじゃか宣伝するBLOG、
これが増えてくると正直ウザイです。

そうすると孤独に更新を続けるBLOGの独白は
ますますもって深刻さを帯びてくるし
書きづらくなるんですけど…。

なんなら俺が駄目BLOG代表として
コメント欄全部書き込み禁止にしようか?

別にいいんだけどな。
幸せな人達がどんな気分で盛り上がろうとさ。

だけど俺、まけねーよ。
クラスメイトの笑顔の分だけ、
耳鳴りと頭痛に苦しみBLOGもあるって
教えてやるよ。

俺様節で!

猫じゃらしの笑顔

2004年10月15日 06時21分13秒 | 
猫じゃらしと 毛皮ジョークで 君の笑顔を 僕が作りたい♪
君の脇の下 ずっとくすぐって 君の笑顔を 永遠にする

そんなイタズラ もっと頑張って 君の髪の毛 僕が食べちゃえ
僕が料理して 君が食べるなら 地球の味は どんな味なんだ

君の背中に バター塗る音が そっと懸命に ずっと広がる
耳を引っ張って うさぎジョークで 世界の隅で ふたり囓ろうよ
君が料理して 僕が食べるなら 世界の味は 君の味なんだ

猫じゃらしと 君のジェラシーで 世界の音を 赤色にする♪
そっと鮮明に ずっと懸命に リアルをなぜて ふたり奏でる
特別な音 得意気な音 笑い声だけ 響かせはじける

猫じゃらしと 僕の存在で 君の背中を そっとくすぐる♪
毛皮をかぶって 動物になって ふたりでじゃれて ずっと走ろうか
猫じゃらしで 君の背中に 落書きをして さぁっと逃げようか

ふたりの味と 世界の匂いと 時間畑の 存在野菜
うんと引っ張って どんと尻もち
結果半分で 料理半分で 全部半分で 僕も半分♪

猫じゃらしと毛皮ジョークで君の笑顔を僕が作りたい
君の脇の下ずっとくすぐって僕の笑顔も永遠になる
猫じゃらしと毛皮ジョークで君の笑顔を僕が作りたい
君の脇の下ずっとくすぐって君の笑顔を永遠にする

猫じゃらしと毛皮ジョークで君の笑顔を永遠にする♪
猫じゃらしと毛皮ジョークで君の笑顔を永遠にする♪


友達の味

2004年10月14日 03時02分07秒 | 駄文(詩とは呼べない)
雑音と雑光と薄く苦い空気の味と無機質な匂いと全身のだるい痒さだけが友達だった
闇と光は同じような味だった

僕は目を瞑ったまま時を過ごした
誰も僕を知らない
僕も誰も知らない
誰もここには来ない
きっとこの日常って言われてる鈍痛が平和のことなんだと思っていた
それでよかった

そんなふうにして僕の時間は流れるように流れた
ただ流れただけだった
僕は外の時間なんてどうだってよかった
僕の時間は僕の世界だけで流れる

そこは聖域だった
誰も踏み込んではいけなかった
だけど、それでも僕を壊そうとする何かが
新しい何かが
いや、誰かが
誰かが居た

誰なの…?
他人の痛みに興味はないよ
帰ってくれないか?
帰れよ
帰ってくれ!

だけど、駄目なんだね…
どうしようか…

受け入れる事も出来ず
拒否する事も出来ず
声だけがずっとそこでこだまし続ける
そしてそんな痛みが僕の財産──。

くだらない言葉だと思う
じつにくだらない詭弁だと思う
迷いはいつも僕を騙そうとする
こっちだよ、そっちだよ、あっちだよ、
…わかるわけないんだよ、こんなもの

大切な物が出来るたびに、僕はそれを壊して逃げた。
こんなもの、大切じゃない!
もう壊れたんだ、僕が壊したんだ!

僕は何も手に入れる事が出来ない
僕に出来るのは何かを壊す事だけ
いずれこの世界も僕が壊すんだと思う

もし君がこの文章から何かを読み取ったなら、
そしてもし、そこに何か物語りらしきものがあるなら
僕はそれを食べに行くよ
きっと食べに行くよ

今日、僕は何を壊したらいいのか。
なにをしたらいいのか…

あなたは懺悔を信じますか?

2004年10月13日 05時37分15秒 | 実験
書かなくちゃ。
苦しい事も辛い事も恥ずかしい事も人に言えないような事も書かなくちゃ。

書かなければ僕がここに生きている事は誰にも伝わらない
書かなければ僕がここにいる意味の言い訳だって作れない
僕はただ惰性で生きてますって謝罪するしかないのか?
そんなことしたって誰が許してくれるってんだ?
世間は何もせず生きている事を許してはくれない
いつもいつも息苦しい世界だって事くらいは気付いてる

誰かの犠牲と死の上にしか僕の生は成り立ってないんだ
僕は罪と負い目と不幸を背負わなければ生きられないよ

だけど僕は痛いのは嫌だ
苦しいのも嫌だ
ツライのも嫌だ

だけどもっともっと嫌なのは…
僕がここに生きてる事に誰も気付かない事なんだ

逃げたいよ…
だけど逃げ場所も無いんだ
何処に逃げても俺が監視してる
どうしたらいいんだ──

──俺の話、聞いてくれ…俺が好きだった女の話、聞いてくれ…
俺の死んだ姉貴の話、聞いてくれ…頼むよ。めちゃくちゃつまんない話なんだ。

ちっとも笑えない話なんだ
笑えないどころか、泣けもしない。
俺の死んだ姉貴、不細工だったんだ。
親からも妹からも弟からも蔑まれて苦痛の中で生きてたんだ。
俺の姉貴、喘息が原因で薬漬けになって死んだ。
俺の好きな女の子、可愛かったんだ。
言う事が人間味と道徳に溢れていて無垢だったんだ。
凄く純粋な子だった。
でも処女じゃなかった。
覚醒剤を売って小遣い稼いでる女だったんだ。
俺の姉貴、そういえば処女だった
俺が好きだった子、子供を堕ろしたらしい
そういや俺、姉貴の背中を万年筆で刺した事があったんだ
凄く痛がって泣いてたっけ。

なぁ、教えてくれよ
穢れってなんなんだ?
純粋ってなんだ?
無垢ってなんだ?

俺の姉貴、キリスト教徒だった。
協会に行ってた。葬式には教会の人がけっこう来てた。
神からも科学からも見放されて死んだのかな。

なぁ、教えてくれよ
神ってなんだ?
科学ってなんだ?
それがなにか役に立つのか?

まぁ、いいよ その話は
うん、わかったよ いうよ
言わせてくれ

「一番穢れてるのは俺だと思うよ」

すまねぇ、言葉だけで謝るよ。

俺の心、どこにいったんだよ…
俺の心…
俺の…

心だけが死ぬ

2004年10月12日 17時17分30秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もし心の時間が止まったら
僕は何をして過ごせばいいのだろう

もし心が一秒たりとも時を刻まなくなったら
僕は何も出来なくなってしまうんじゃないか?
僕の残り時間はあとどれだけ残されているんだ?
時の感覚がどんどん鈍っていく
死んだように時を過ごす事と
眠るように時を刻む事の
本質的な違いはどこにあるのだろう。

生きてるって生きる事?
んー?
なぜ僕は何も憶えられないんだろう
新しい事を何も吸収出来ない
記憶は次々と消えていく
憶える事も思い出す事も苦痛ばかりだ

なぜなんだろう

心が死んでいくような気がする
わかることに対する諦めなんだろうか
知る事の恐怖が時間を止めるのだろうか

苦痛時間も時間だと思うんだけど
僕には苦痛すら無いと言うことなのか。

時が止まりそうな気がして怖い
もっと生きなくちゃ。

孤独という妄想。

2004年10月12日 17時16分58秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ねぇ、なんでこんなに寂しい人ばかりなの?
こんなに人が居るのにどうしてみんな孤独なの?
もっとみんなさ、…いやこんなこと言ってもしょうがないんだろうけどさ、
一人しか居ない世界で
どうやって全体に逆らって生きるの?
不思議な話だよね。
誰も居ないのにみんな敵なんだよ。
敵しかいないんだよ、この世界には。

なら、敵は自分ってこと?
ならさ、味方ばかりの物語だって作れるよね。
幻想?
確かにそうかもしれないんだけど、だけどそもそも…
何故そんな問いを発してる自分が居るのかってこと、
もっと考えた方がいいんじゃないかな?
僕はさっき、そう思ったよ。
まぁ、それだけの話なんだけど。

明日こそが絶望だ

2004年10月12日 17時15分49秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕の心を覆い尽くしている呪いの正体は明日という感覚だ

明日は死ぬ
明日は闇
明日は絶望
生きている今こそが死に続けている自分で明日なんか来ないんだ

明日が来たら僕は既に居ない
だから明日は来ない
明日とは幻想なのだ

バッドエンドもハッピーエンドも
自分という物語の中にしか存在しないのだ
現実とは恐ろしいほどに突き詰めた今を感じる感覚なのだ

現実感の無さによって
僕はずっと今を見失っているんだ
切実な今を感じる刺激と快楽が
僕の中に潜む何かを呼び覚ますかもしれない
本物の今を知った時
世界の真実である無に気付いて覚醒するように死ぬのだろう

未来を予知しながら俺はたゆたってみるか。
煉獄の狭間でゆっくりと漂いながら。

テロルの中に愛を探す

2004年10月12日 17時15分15秒 | 駄文(詩とは呼べない)
この世界は絶望で真っ黒だ
この絶望を終わらせるために
僕は神からの警告を人類に伝える事にした
美しい世界が見たいんだ、
もうこんな世界、一秒だって見たくない

死ぬよ
死のうよ
死んでくれ
死んでくれるよね?

この世界は生まれた時から僕の世界だもの
僕が死ぬならこの世界は同時に終わらせなくちゃ
もっともっと輝くために光で全てを埋め尽くそう

記憶の呪縛は見る事すら出来ない

2004年10月11日 01時35分41秒 | 駄文(詩とは呼べない)
苦しくても痛くても
それはただ苦しくて痛いだけで
その事で僕がどうにかなるわけじゃないけど
それでも僕はやっぱり切なさに身を投じる事に
うまく耐えられない
うまい耐え方があるのかどうかもしらないけど

好きな人の事を考えるのは
なぜこんなにも胸が痛いのだろう
もうずっと会ってないし
少しずつ忘れてるはずなのに

そもそも僕は彼女の何が好きなのかも
自分じゃよくわかってない
ただ、目を向けるたびに心が痛すぎて
とても真っ直ぐ見ていられないって事だけが
痛いほどにわかっていて
それは本当に痛くて
どうしても目を背けてしまうから
少しずつ思い出して
少しずつ整理するしか無いのかもしれない

君が好き
だけど君は僕の事、好きでもなんでもない
僕の力だけじゃ、その先には踏み出せない
相手が手を伸ばしてくれないと
僕は何も掴む事が出来ない

そして僕は君の事を
絶対に信用出来ない

この壁を超えない限り
僕らの間には何も育たない
僕は他人を見つめる事なんか出来ない

そう感じるけれど
事実も真実も僕を壊す為に作られた
果てしなくドロドロと長い鎖で
僕を締め付けたり引っ張ったりしていて
僕は悲鳴をあげるだけ

君に会いたい
何かを確かめたい
だけどたぶん、きっと僕は世界に負けるだけ。