思いつくままに♪

私(まーちゃんと呼ばれてます)が、日々の暮らしの中で、思いつくままに、書き込んでおります。(*^_^*)

彼氏(夫)がいますので~

2007-01-12 19:41:53 | 日記
年が明けた、ある日のことです。

スーパーに買物に良く見える男性がいます。


出入り近くにある勤務先のショップに勤めてる私は、
その男性とは、挨拶する程度です。

「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と、
店員としての挨拶です。
一応、笑顔も付けてですけど・・・。

それ以上に話した覚えはないんです。




でも、この日は、ショップの中に入ってきて、
冬物のコートを珍しく眺めてみえました。

「いらっしゃいませ。コートですか?奥様にですか?」
「僕、奥さんいない・・・」
「失礼しました。m(__)m 良い人(彼女)にですか?」
「彼女もいないよ・・・」
「え~、カッコイイのに、もてるでしょうに・・・。お国に、ガールフレンドがいらっしゃるのね?」
「国にもいないよ~」
「○○市には、同じ国の友人がいます。でも、お互い仕事してるから、
なかなか逢えないね~。寂しいね・・・。」


なんか、マズイ話になってしまいました~。
「国はどちらですか?」
「何処の国の人に見えますか?」
「そうね・・・。立派なおひげなんで・・・。ヨーロッパ・地中海近くのイスラム系の方ですか?」
「そうです。よくわかりましたね。」


その方の国の話や、食べ物の話など、家族の話など、初めて聞きました・・・。
コレを会話が弾んだと言うんでしょうか?


彼は、ドサクサに紛れて、仕事中の私に、
「このあと、一緒に夕飯食べに行きませんか?」と。


あの・・・。
私の左手の薬指に光るもの、目に入りませんか?
「いや、いや・・・。まだ、仕事中ですからダメですよ~」


彼は、「待ってます、行きましょう~」と、
二度・三度とアタックしてきます。
私は、「ダメです!」ときっぱり。


「僕、凄く寂しいです。お友達になって下さい。それならいいでしょう?」
四十過ぎていても独身なら、「喜んで、お友達から~」と、
なるんでしょうけど、私、これでも「妻帯者」いや、「夫帯者」なので、
「では、お友達から~」なんてわけにはいきません。



彼の身の上の話を聞いたばかりです。


寂しさも、少しは理解できます。
だから、人道的にお友達となってあげて、
ステキな彼女を見つけてあげるべきなんでしょうね。

それなのに、ちょっと話しただけでは、解らないのにも関わらず、
私は、それも断ってしまった。

彼は、「どうしてもダメなの? 良い人がいるんだねぇ・・・」
そう言いながら、自動ドアの暗闇に消えた・・・。




その後、彼は、買物に来ていない・・・。




コメント
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