花やかな生活

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お墓へ

2022-08-25 20:01:00 | Weblog
お盆にはもちろんお墓参りをしていますが、
明日は父の祥月命日なので、お墓に。
宮島口の、延命寺の境内に父と、祖父母のお墓は並んでいます。

今日は母が体調が悪いので、1人で黙々と作業。
毎月26日の前にはお墓に行くので、毎月やる事は同じです。
お盆に行ってから2週間も経ちませんが、暑い夏、菊は枯れてお水もなくなっていて、
まずはコップのお水を換え、花筒を洗い、新しい菊に差し替え、散らかったしきびの葉を拾い集めます。

お寺の境内にあるお墓は、購入するときはとっても高いのに、管理をする子孫が居なくなると、立ち退きにされてしまうそう。

だけど、こんなに毎月お墓に来ている人はどれくらいいるんだろう、枯れた花のよそのお墓をみるといつも思います。

そしてこれはいつまで続くんだろう、
と思うこともあり、母に文句を言ったこともあります。
私ばっかり、なんで他の人は来ないの?と。

免許を返納した母は、私が来れないと、タクシーで行くからいいよとか言うし、歳をとって足元が頼りなくなってきた母に、1人でお水や菊を持たせて、転んだりしたらと心配だし。

私の父のお墓はともかく、祖父母のお墓は叔父や叔母、いとこたちもたくさんいるけど、来てる形跡はなくて。

少し悲しいなと思いますが、
生前、祖父母にダントツで可愛がってもらった、初孫の私がみるようになってるのかなと、思って納得したり。

私はお墓、なくていいかな、と娘たちにいう事はあります。
思い出は心の中に、で。



数年前、レッスンの時、綺麗にとれた黒留袖の写真があったので、
私が死んだらこの写真使ってね、と夫に言ったら、
これ、おまえじゃないわ〜イメージと違う。と言われました。

自分でいいと思う自分の顔と、人がいいと思う顔は違うんだな〜とわかりました

というわけで、いつか、私がこの世からいなくなった時の写真のチョイスは家族にお任せします。
好きなの使ってね。

父が亡くなった27年前の夏、父の写真を選んだ時のことも、今でも覚えています。
合成で、黒いスーツにはめ込んで作ってもらえる事を、その時知りました。
私は着物にしてもらおう。あ、でも着物や着付けのかんじが気に入らなかったら嫌なんで、やっぱり自分で着たやつがいいかも…

今日もお付き合いいただきありがとうございました!!
来週から涼しくなるみたいですね
コメント
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