北海道滝川市江部乙町にあるJR北海道の江部乙駅は、函館駅から長万部駅、小樽駅、札幌駅を経由して旭川駅までを結んでいる函館本線(423.1km)の駅です。
もともとは北海道官設鉄道の一般駅として、1898(明治31)年7月16日に開業しました。
単式ホームと島式ホームの2面3線を有する無人駅です。
1953(昭和28)年2月に建てられた駅舎が単式ホームに今も健在で、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋を渡ります。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は41人です。
この江部乙駅は、1988(昭和63)年3月13日のダイヤ改正で廃止された急行「かむい」の停車駅でした。
<江部乙駅の年表>
・1898(明治31)年7月16日:北海道官設鉄道の一般駅として開業
・1905(明治38)年4月1日:国鉄の駅となる
・1953(昭和28)年2月27日:駅舎改築
・1955(昭和30)年2月1日:跨線橋改築
・1964(昭和39)年8月:複線化に先立ち、下りホームの増設と跨線橋拡張
・1982(昭和57)年11月15日:貨物取扱い廃止
・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止
・1984(昭和59)年11月10日:運転要員を除いて駅の無人化(出札業務は継続)
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
・1997(平成9)年12月19日:運転要員の無人化 出札業務の簡易委託化
・2003(平成15)年4月1日:駅の完全無人化
(駅 名 標)
(跨線橋から札幌方面を望む)
(旭川方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(江部乙駅駅舎)
撮影年月日:2003(平成15)年6月22日