京都府亀岡市千代川町今津1丁目にあるJR西日本の千代川駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの山陰本線の旅客駅として、1935(昭10)年7月20日に開業しました。
8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する業務委託駅です。
開業時に建てられた木造駅舎が2番ホーム(福知山方面行きホーム)側にあり、互いのホームは跨線橋で連絡しています。 また、1番のりばにも小さな簡易駅舎があります。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は4,447人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中16位です。
千代川駅が属する嵯峨野線(愛称名)は、起点の京都駅から京都市内を縦貫して京都府南部(南丹)へと伸びており、観光地として人気のある嵯峨野・嵐山方面へのアクセスルートの1つとして、春や秋の行楽シーズンを中心に多くの利用があります。 また、保津峡駅~馬堀駅間においても保津川でのラフティング客の帰路の足として重宝されているのも特徴的です。
<千代川駅の年表>
・1935(昭和10)年7月20日:国鉄山陰本線の旅客駅として開業
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「嵯峨野線」の愛称を使用開始
・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2008(平成20)年3月29日:ICカード「TOICA」の利用が可能になる
・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
・2009(平成21)年9月6日:並河駅~当駅~八木駅間が複線化されたことにより、交換設備を廃止する
・2010(平成22)年12月1日:組織改正により、京都支社の管轄から近畿統括本部の管轄に変更される
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(福知山方面を望む)
(京都方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(千代川駅駅舎)
(駅 舎 内)
(上りホームにある簡易駅舎)
撮影年月日:2019(平成31)年4月6日